ディズニープラス おすすめ作品【2023年9月配信版】ピックアップ7作品 『火の鳥 エデンの宙』『リトル・マーメイド』など

当記事ではディズニープラスのお勧め作品を定期的にご紹介しています。今回は2023年9月に配信されたドラマ、映画、ドキュメンタリーなどの注目作品を7件ピックアップ！ その見どころを含めてご紹介しています。

ディズニープラス 2023年9月に配信された7作品ピックアップ

9月の配信作品の中から7作品をピックアップしました。いずれも視聴する際にはディズニープラスの利用登録が必要です。

火の鳥 エデンの宙（日本アニメ映画）

巨匠・手塚治虫の不朽の名作『火の鳥』の全12編のうち、地球と宇宙の未来を描いた『望郷編』を初めてアニメーション化した作品。ロミとジョージは地球から惑星・エデン17へやって来て暮らしやすい星にしようと苦戦するが、思いもよらぬ出来事が起きてしまう…。手塚治虫や『火の鳥』のファンの方とそうでない方では、感想が違ってくるかもしれません。

火の鳥 エデンの宙｜本予告｜手塚治虫原作×STUDIO4℃制作×宮沢りえ主演で不朽の名作を初の映像化！｜Disney+ (ディズニープラス）

筆者は手塚治虫作品をあまり観たことがないため、普通のアニメ作品として楽しめましたが、前評判の割には多少拍子抜けした感じもします。よく言えば観やすいアニメ作品ですが、悪く言えば手塚治虫という巨匠の凄さがあまり伝わってこないとも言えるかもしれません。それでもアニメとしてのクオリティは高く、『火の鳥』のファンの方はぜひチェックしてほしい作品です。

なお、11月3日公開の劇場映画『火の鳥エデンの花』は同じ原作としつつも、エンディングが異なるそうです。気になる方は両方観てその違いを確認しましょう。

• 映画『火の鳥 エデンの花』11月3日公開 公式Webサイト

アザー・ブラック・ガール（海外ドラマ）

編集者を目指す黒人女性が、出版社を舞台に意外な事件に巻き込まれていくサスペンス・スリラー。ネラは職場で唯一の黒人で、新しく入社した同世代の黒人女性ヘイゼルと意気投合するが、次第にヘイゼルに異質なものを感じていく。出版社で起きた過去の出来事と、現在をうまくシンクロさせたスリリングなストーリーがおもしろい。

The Other Black Girl | Official Trailer | Hulu

思いもよらぬ意外な展開に驚かされるはずで、予測不可能なストーリーから目が離せません。人種差別や人種への固定観念といったテーマを扱いながらも、重くなり過ぎず笑いを散りばめて描いていて観やすい仕上がり。出版社を舞台にしたお仕事ドラマとしても見応えがあり、1話30分と短くサクッと楽しめるおすすめサスペンス・ドラマです。

アイ・アム・グルート シーズン２（アニメ）

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の人気キャラクター、ベビー・グルートが主人公の短編アニメシリーズ。グルートの日常をクスっと笑える展開で描いていて、子供と一緒に楽しめます。一見ミイラのようで可愛いとは言えないルックスですが、とってもお茶目で愛嬌たっぷりの姿にファンになってしまうはず。

Marvel Studios’ I Am Groot Season 2 | Official Trailer | Disney+

偽物の鼻で香りを楽しんだり、サイボーグの雪だるまと対決したりとグルートのちょっとした日常の冒険がおもしろい。日本語吹き替え版もあるので、お子様と一緒に楽しめるアニメを観たいときにぴったりの作品です。

ラン・ランとディズニー音楽の魔法（ドキュメンタリー）

世界的なピアニストであるラン・ランのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートと、インタビューを交えて描くドキュメンタリー。ラン・ランはコールドプレイと共演するなど、従来のピアニストと違うロックスターのようなクラシック・ピアニスト。『美女と野獣』『アナと雪の女王』といったディズニーの数々の名曲を、オーケストラと共に素晴らしい演奏で見せてくれます。

公立校で子供たちに音楽を学ぶ機会を提供する活動を通して子供たちと繋がり、夢と希望を与えているラン・ランが素晴らしい。幼少期から好きだったディズニーアニメと音楽への愛を語り、改めて音楽が持つ力のすごさを感じさせるドキュメンタリーになっています。

リトル・マーメイド（映画）

長い間愛されてるディズニーアニメ『リトル・マーメイド』の実写版。人魚のアリエルを黒人歌手のハリー・ベイリーが演じたことで、世界中で論争を巻き起こしました。実際見てみると全く違和感なくしっくりと収まっていて、ベイリーの歌う曲も素晴らしくアニメ版をしのぐ魅力的な作品に仕上がっています。

「リトル・マーメイド」本編プレビュー

アンデルセン作品にもポリコレの波が押し寄せることとなりましたが、現代らしい配役と設定は歓迎すべき変化と拍手したいです。アニメと同じストーリーで展開的には目新しさはないものの、実写版だからこそできる迫力のある映像が見応えたっぷり。海中のシーンはCGを多用しながらも実にリアルで、後半で悪役アースラが大暴れするシーンは迫力満点。家族揃って楽しめるディズニーの不朽の名作として、多くの方に観てほしい作品です。

誰も助けてくれない（映画）

ある田舎町がエイリアンに侵略され、孤独な女性が立ち向かっていくSFアクション映画。一人暮らしの若い女性ブリンはある夜不審な物音に気付くが、家の中にエイリアンが侵入して来る…。ストーリーや作品の出来は取り立ててすごいところはないものの、特筆すべきなのが台詞がないこと。

誰も助けてくれない｜予告編｜Disney+ (ディズニープラス）

主人公の恐怖の叫び声以外で、台詞は全編でたったの3つのみ。最初から最後まで台詞がないままストーリーが進行していくのが意外性たっぷりで、その分話はいたってシンプルになっています。全然強そうに見えないブリンが、モップや鍋など家にあるものでエイリアンを撃退していくのもおもしろい。観終わった後に何も残らない映画と言えばそれまでですが、台詞のないユニークな作品としては一見の価値ありと言えるかもしれません。

仰天！運び屋vs取締屋in全米エアポート シーズン4 （ドキュメンタリー）

国境や全米の空港を舞台に、輸入規制品や麻薬などの密輸を取り締まる国土安全保障省（DHS）の活躍を描く人気シリーズ。麻薬をびっくりするような物に隠して密輸しようとする運び屋の趣向を凝らした密輸方法と、それを発見するDHSの手腕が見どころです。

中には数百万ドルに相当する密輸品もあり、地味で退屈な仕事だと嘆きながらも密輸品を発見したときのDHSの歓喜の様子を観るとこちらまでうれしくなってしまいます。荷物だけなく人を密入国させようとするなど、取り締まりやと運び屋との数々のいたちごっこがおもしろい。定番の展開ながらつい続きが気になる、リアリティショーのようなドキュメンタリーでおすすめです。

まとめ

Disney＋で9月に配信された作品のなかから、7作品をピックアップして紹介しました。Disney＋は毎月新作や過去作品がたくさん追加されるので、配信作品が多くてどの作品を観ていいか分からないという方の参考になれば幸いです。

ディズニーアニメの名作『リトル・マーメイド』の実写版や、手塚治虫の『火の鳥』望郷編のアニメーションなどの話題作が見どころとなっています。引き続き2023年10月の配信作品も、ある程度まとまったらご紹介したいと思います。

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