2020年末にAmazonプライムビデオの、プライム会員向け無料視聴作品として、ザ・ドリフターズの松竹系映画『全員集合!!』シリーズ16作品が公開されました。 このシリーズは、知る人の多いテレビの人気シリーズ『8時だョ! 全員集合』よりも前に、劇場映画として制作・公開された作品だそうで、2020年11月現在DVD化はされていないようです。
そこで当記事ではこの松竹系映画『ザ・ドリフターズ 全員集合!!』について、各作品を一挙にレビューしてみたいと思います。
松竹映画『ザ・ドリフターズ 全員集合!!』各作品レビュー
まとめ
ザ・ドリフターズは、TV番組『8時だョ!全員集合』や、『ドリフ大爆笑』が有名ですが、1967年~1975年までの間に合計21作品もの主演映画が製作・公開されています。 そのうち、松竹映画の16作品をレビューしてみましたが、豪華なキャストの出演に驚いたり、予想外に出来の良い作品もあったりと新たな発見がありました。
また、元々は音楽バンドでりヒット曲も多いドリフらしく、ミュージカル調のシーンも多く、オープニング&エンディングテーマも本人たによる楽曲が収められています。 主演、主題歌、挿入歌までこなして、8年間で21作品というのは、今考えるとかなりすさまじい仕事ぶりです。
昔の作品なので、昨今の感覚だと結構きわどいセリフや描写もありますが、当時の世相や”笑い”の変化を感じる事ができます。 細かい事を考えないで往年のドリフターズメンバーの活躍と、昭和映画の大らかさを楽しむ……くらいの心持ちで観ていただくと良いのではないかと。
残りの映画5作品(東宝)の公開もされる日が来るのを願いながら、ご紹介を終えたいと思います。