『ReviewMeta』解説 AIでAmazonレビューの信頼性をチェック 控えめ表示のWebブラウザ拡張が便利
『ReviewMeta』解説 AIでAmazonレビューの信頼性をチェック 控えめ表示のWebブラウザ拡張が便利

Amazonレビューの信頼性判定ツール『ReviewMeta』 控えめ表示のWebブラウザ拡張も便利

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当記事では、Amazonのレビューを分析しその信憑性をチェックしてくれるサービス『ReviewMeta(レビューメタ)』について解説しています。同サービスには基本的な使い方と、Webブラウザに追加する事でスコアを簡単に確認できる便利な拡張機能の利用方法についてもご紹介します。

後半は『サクラチェッカー』『Fakespot』といった類似サービスとの比較も併せてご紹介いたいsます。

Amazonレビュー分析ツール『ReviewMeta(レビューメタ)』解説

ReviewMeta』はAmazonのレビューを分析し、不自然なレビューを見つけ出してくれるツール&サービスです。

Amazonの偽レビューを検出するツール&サービス『ReviewMeta』Logo
Amazonの偽レビューを検出するツール&サービス『ReviewMeta』

Amazonのレビューは商品選びにおいて重要な参考情報ですが、その中には信頼性に欠ける、いわゆる“偽レビュー”も存在します。そこで役立つのが『ReviewMeta』。AIを用いてAmazonのレビューを詳細に分析し、不自然なレビューを見つけ出してくれるツール&サービスです。

『ReviewMeta』を使うことで、商品の正しく調整された評価が表示され、より信頼性の高いレビューに基づいた評価を確認することができます。また、『ReviewMeta』は無料のブラウザ拡張機能スマートフォン向けアプリも提供しており、Amazonでのショッピング体験をより便利で信頼性の高いものにします。

当記事では、Amazon利用者にとって欠かせないツールと言える『ReviewMeta』の基本的な使い方と、Webブラウザに簡単に追加できる拡張機能のインストール方法ついて解説していきます。「すぐ使ってみたい!」というかたは下記リンクよりどうぞ。

ReviewMetaの特徴や機能

『ReviewMeta』は、AIを用いてAmazonのレビューを分析するツールです。主な特徴や機能を下記にまとめます。

  • レビューの信頼性を評価する
    • ReviewMetaは、レビューの長さや頻度、文体、使用されている単語などから、レビューの信頼性を評価します。信頼性が高いレビューは「信頼できる」、信頼性が低いレビューは「疑わしい」または「信頼できない」と判定されます。
  • 疑わしいレビューを削除した☆評価を表示
    • ReviewMetaは、疑わしいレビューを除外して残ったレビューのみで集計した☆評価を表示してくれます。これをAmazonでの☆評価と比較することで、どの程度疑わしいレビューの影響を受けていたかを判断することができます。
  • 無料で簡単に利用できる
    • ReviewMetaは、無料で利用できるツールです。また、操作も簡単で、Amazonの製品ページのURLを入力するだけで、レビューをチェックすることができます。
    • また、webブラウザ用拡張機能を使うと、面倒なURLのコピペが省略されるため、さらに利便性がアップします。

簡単4ステップ Webブラウザ用拡張機能の導入手順

ReviewMetaの公式サイト、拡張機能インストールページへのリンク

『ReviewMeta』をパソコンのWebブラウザで便利に利用したいという場合は、以下の手順で拡張機能をインストールしましょう。

※記事執筆時点(2023年10月)では、Microsoft Edge用とSafari用はリンク切れでした。Chrime系またはFirefoxを利用してください。

  1. ReviewMetaの公式サイトにアクセスし、下にスクロール、自身のブラウザに対応したインストールのリンクボタンが自動表示されるのでクリック
    または、下記リンクから直接アクセス
  2. 拡張機能をインストールし、有効化(必要に応じて拡張アイコンをアドレスバー横に固定)
  3. Amazonの商品ページにアクセスする
  4. すでに誰かがチェックしたものであれば自動的にスコアが拡張機能アイコン部に表示される。まだ評価が実施されていないものでも、拡張機能クリックで評価が実行され1分程度でスコアが表示される

ReviewMetaの使い方、画面の見方解説

拡張機能をインストールした状態でAmazonにアクセスすると、ReviewMetaの拡張機能アイコンに判定後のスコアが表示されます。

Amazonの製品ページを開くとブラウザ右上の拡張機能アイコンにレビュー判定後のスコアが自動表示される
Amazonの製品ページを開くとブラウザ右上の拡張機能アイコンにレビュー判定後のスコアが自動表示される

このスコアは、ReviewMetaのAIでこの商品のレビューを分析して、疑わしいレビューを除外した場合の☆評価です。Amazonの☆評価よりスコアが大幅に下がっている場合は赤バッジ、中程度の場合は黄色バッジ、問題のない範囲であれば緑バッジで表示されるので、多くの商品を比較する場合などはひとまず色だけ確認するのもいいと思います。

※記事執筆時点(2023年10月)では、日本のAmazonでは表示が正確に行われない場合もあるようです。その場合、拡張機能アイコンをクリックして詳細画面にてスコアを確認してください。

上記の画面例では赤バッジで3.7と表示されているため、Amazonの☆評価4.0よりも低いことが分かります。さらに評価の詳細を確認したいという場合は、この拡張機能アイコンをクリックしてみましょう。

また、これまでにReviewMetaで一度も判定が実施されていない商品の場合は青バッジで-(ハイフン)が表示されます。この場合は拡張機能アイコンをクリックすると推移した画面で判定がスタートします。

ReviewMeta詳細画面
ReviewMeta詳細画面

拡張機能アイコンをクリックすると、新しいタブで詳細ページが開きます。デフォルトでは英語のページが開くので、画面上部の[日本語はこちら]をクリックして日本語ページを表示してください。ページ中央には、Amazonの☆評価とReviewMeta判定後のスコアが表示されます。

レビュー判定中表示
レビュー判定中表示

未判定の商品の場合は詳細ページに推移したタイミングで自動的に判定作業が開始されます。1分前後待つことでスコアが表示されます。

※記事執筆時点(2023年10月)では、日本のAmazonではAmazonの☆評価が正しく表示されません。

レポートカード
レポートカード

画面を少し下にスクロールすると、レポートカードが表示されます。これはReviewMetaが設定したレビューに対するチェック項目を通過したかどうかを確認できます。赤の[FAIL]はチェック項目に該当(=問題あり)、緑の[PASS]はチェック通過(=問題なし)、グレーの[N/A]は判定不能の項目です。

その下には最も信頼できるレビューとできないレビューを表示。その理由も記載されています。ここを確認することで、この商品のレビューの傾向を知ることができます。

分析の詳細
分析の詳細

さらに下へスクロールすると、分析の詳細が表示されます。ここでは、上記のReviewMetaが設定したレビューに対するチェック項目ひとつひとつの説明と、この商品のレビューでの結果が表示されます。チェック項目について疑問を持った場合は確認してみるといいでしょう。

ReviewMetaのWebサイトで利用する場合

たまにチェックしたい商品があるという場合は、ブラウザ拡張機能を導入せずにReviewMetaのWeサイトへアクセスする事でも同様のスコアチェックを確認することができます。

ReviewMetaトップページ入力欄
ReviewMetaトップページ入力欄

Amazonでレビュー判定したい商品ページを開いたら、そのURLをコピーし、ReviewMetaトップページ上部か中央にある入力欄へペースト。横のボタンを押せば、分析詳細画面へ移行します。その後の画面の味方は上記解説と同じです。

ReviewMetaを実際に使ってみた感想

ReviewMetaはAmazonのレビューを分析して信頼性を判定するサービスですが、日本のAmazonにはまだ対応しきれていないようです。米国Amazon.comでは問題なく動作しましたが、日本では表示が正しくなかったり、判定されていない商品が多かったりしました。ReviewMeta側で日本ローカライズを強化してくれれば良いのですが、現状では使い勝手に不満があります。

一方で、ReviewMetaには良い点もあります。判定ページは日本語で見やすくなっていますし、判定項目の説明も分かりやすいです。拡張機能アイコンをクリックするだけでスコアが確認できるのも便利です。今後のサービス向上に期待したいと思います。

類似サービス『サクラチェッカー』『Fakespot』『Seller Sprite』との比較紹介

サクラチェッカー

Amazonのレビューの信頼性を判定するツールとして、『サクラチェッカー』という日本産のサービスも存在します。こちらもレビューの内容や投稿者の情報などを分析して、レビューの品質を評価します。ReviewMetaのWebサイトと同様に、サクラチェッカーにアクセスしAmazonの製品アドレスURLを入力する必要がありますが、判定の精度は高いと言われています。

※なお、有志によるサクラチェッカーのブラウザ拡張機能も提供されているようですが、公式のものではないようです。

画像 サクラチェッカー 
トップページスクリーンショット
画像 サクラチェッカー トップページ
スクリーンショット

Fakespot

『Fakespot(フェイクスポット)』は、AIを使ってレビューを分析し、A~Fの6段階で信頼度を評価するツールです。ReviewMetaと同じ様にブラウザ拡張機能でAmazonの販売ページに直接判定結果を表示します。。Amazonの販売ページ右上に判定結果が表示されるので、ページの推移なく結果を知れる点が便利です。

Amazon販売ページの右上にFakespotの評価が自動表示される
FakespotはAmazonの製品ページ右上にレビュー分析結果が表示される

Seller Sprite

Amazonのレビューを判定するツールとして、『Seller Sprite(セラースプライト)』というサービスもありますが、これはAmazonに出店している販売者向けのツールです。Seller Spriteは、レビューの数や検索ワードなどを分析しますが、レビューの内容や品質については評価しません。偽レビューを見分けるのには向いていないと言えます。

セラースプライト 機能ガイド
セラースプライト の機能

まとめ

『ReviewMeta』はAmazonの商品レビューを分析し、信頼性を評価するツールです。Amazon商品ページを開くと、拡張機能アイコン上でスコアをすぐに確認できるという利点があります。また、『Fakespot』と比較して、ページ表示が崩れない点も評価できます。

しかし、日本のAmazon.co.jpでは拡張機能アイコンや判定詳細ページの表示がうまく行かない場合が多く、これは大きなマイナスポイントとなっています。さらに、判定結果が出ていない商品が多く、レビュー数が数千件あるような人気商品でも自ら判定リクエストをする必要があります。

公式サイトには、開発終了したはずのMicrosoft Edge向けリンクが残っていたり、Safari向けリンクがリンク切れになっていたりと、サービス全体のUIやUXにもう少し改善が必要だと感じました。ただし、これらの問題は記事執筆時点(2023年10月)の状況であり、今後改善される可能性もあります。

Amazonレビューの信頼性を判定するツールの現状をまとめると、拡張機能として便利に利用するなら『Fakespot』、URLコピペで手軽に利用するなら『サクラチェッカー』が優れています。しかし、『ReviewMeta』には拡張機能アイコン表示で動作が軽い点や判定詳細画面での判定基準の分かりやすい表示など良い点もあるため、今後の進化に期待したいツールだと感じました。

総合評価

機能 ★★★(3)
拡張機能の導入は簡単。拡張機能アイコン上での表示がシンプルで軽く、使い易い。
使いやすさ ★★★★(4)
使い方は簡単なので一度で覚えられる。診断詳細もワンクリック。
信頼性 ★★☆(2.5)
判定詳細画面での判定基準の細かい説明が分かりやすい。ただし、全面的に信用できるかと言うとやや疑問が残る。
日本ローカライズ ★★★(3)
日本のAmazon商品では正しく表示されないこともあったが、だいぶ改善されてきた
総合評価 ★★★(3)
日本のAmazonでの使い勝手や、判定の精度も向上してきた印象
Fakespot のレビュー
(最大星5つ/0.5刻み/9段階評価)
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アニメ視聴歴だけはやたら長く、スマホゲームは次から次へと乗り換えるイナゴタイプ。

周りよりもひと足先に面白い作品を見つけることが喜びだけど、ひとたび好きな作品を見つけたらトコトン好きになるしつこさも兼ね備えたハイブリッド種。

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