2021年春アニメ 注目作品ピックアップ&中間レビュー!

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2021年の春から放映開始しているアニメの中から、uzureaライターがそれぞれ注目している作品をピックアップしてみました。

※2021年の春放映開始のアニメ作品一覧は下記記事をご覧ください。

ピックアップ 2021年春アニメ 中間レビュー

レビュワー
(uzureaライター)
作品名 中間評価点
(0.5刻み、10段階評価)
ぺんぐー シャドーハウス ★★★★★
(5.0)
転生したらスライムだった件 転スラ日記 ★★★
(3.0)
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ★★★★
(4.0)
hamachi スーパーカブ ★★★★★
(5.0)
ゴジラ S.P <シンギュラポイント> ★★★★★
(4.0)
Vivy -Fluorite Eye’s Song- ★★★★☆
(4.5)
ともし 不滅のあなたへ ★★★★☆
(4.5)
86 -エイティシックス- ★★★★
(4.0)
灼熱のカバディ ★★★★
(4.0)

注目作品3選(ぺんぐー)

ぺんぐー
担当 ぺんぐー

今期は人気作の続編やスピンオフが充実してるのでファンは楽しめているのではないでしょうか。 個人的に注目しているのは下記の3作品。

  • シャドーハウス
  • 転生したらスライムだった件 転スラ日記
  • スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

この中には挙げていませんが、焼き物アニメ『やくならマグカップも』は制作陣の焼き物愛を感じて新鮮でした。

シャドーハウス

顔のない『シャドー』と呼ばれる不思議な存在のケイトと、顔役の『生き人形』であるエミリコの暮らすシャドーハウスが舞台。 ミステリアスな雰囲気で展開の読めないストーリーが魅力の作品。

「シャドーハウスとは何なのか?」「生き人形は人間とは違うのか?」など、作中では世界の根幹に関わる謎が次々と浮かび上がってきます。こうした伏線が登場する度に「余計なことを考えなくていい」というメッセージが強烈に提示されるのですが……当然、気になって仕方ない!(笑)

「余計なこと」を考えてしまうケイトとエミリコは、今後シャドーハウスを取り巻く謎を解明するのか? 真実を知ってしまった時、2人はどうなるのか? 新たなシャドーや生き人形が登場して物語が加速していくんだろう……という期待を込めて、今後の展開に注目。

転生したらスライムだった件 転スラ日記

大人気作『転生したらスライムだった件』の劇間を描いたスピンオフ作品。 テンペスト襲撃事件直前の一幕など、原作には本編を補完するようなドキッとするエピソードや会話が多数あります。

SNSの評判を見ると「転スラキャラたちの日常がわかって面白い」という声もある反面、「ゆるすぎてつまらない」という意見も一定数。確かにこれまでのエピソードは日常感やコメディ色が強いものがメインで、本編さながらの重厚感を期待して観た人は少し物足りないかも。

ですが、後半になるにつれ、『転スラの裏側』がのぞける瞬間も増えてくるハズ。 転スラ本編の2期は心臓に悪い展開も多いので本編の休憩にも最適かと。

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

働きすぎて20代で過労死し、不老不死の魔女として異世界に転生したアズサ。スライムを倒して日銭を稼ぎつつ悠々自適なスローライフを送っていたが、長年のスライム退治の結果レベルMAX・最強の存在に。 いわゆる、異世界転生ものです。

最強の噂をきっかけに、トラブルが大量に舞い込んでくることで、飽きのこない展開に。気楽なスローライフが信条の主人公なのでアニメ映えが心配でしたが、予想に反してテンポの良い転換が心地よく、見応えのある作品に。

前世の反省を生かして、ブラックな労働をいさめるシーンには、ハッとさせられることも。気軽に観ることができるだけでなく、しっかりと起伏のあるストーリーが楽しめる。アズサとその家族たちの、ゆるくも慌ただしい日常が今後も楽しみ。

注目作品3選(hamachi)

hamachi
担当 hamachi

今期アニメはオリジナル作品が粒ぞろい。オリジナル2作品と、ダークホース原作あり日常系をひとつピックアップ。

  • スーパーカブ
  • ゴジラ S.P <シンギュラポイント>
  • Vivy -Fluorite Eye’s Song-

次点で『86-エイティシックス-』と『SSSS.DYNAZENON』の両作品もおすすめ。 人気作の続編系はちょっと弱いような。

スーパーカブ

家族もお金もない、同じ毎日を繰り返すだけの女子高生 小熊(こぐま)が、山間通学のためにスーパーカブを購入したことで徐々に変化が訪れるという心温まるストーリーの作品。 表情がなく、モノローグも少なく淡々と日々を過ごしていた小熊が、カブに乗ることで表情が豊かになっていく様子は見ているこちらも思わずほっこり。

作品のゆったりした空気感を壊さないように、画面の描写や小熊のちょっとしたモノローグだけでストーリー組み立てられています。

特に、第一話の冒頭とラストでそれぞれ描かれる小熊の朝のルーティン。 全く同じカット割りで展開されているのに、カブ購入前と購入後というストーリーを見たあとでは、そこに映る小熊の気持ちの変化が自然と読み取れる……舌を巻きました。

個人的に、画面作りや演出、見せ方など「アニメはこうつくってほしい!」と思うほどリスペクトしたい作品。

ゴジラ S.P <シンギュラポイント>

まず目を引くのは丁寧でキレイな映像。ボンズ(手描き作画)/オレンジ(3D作画)のタッグで、画面づくりは今期トップクラス。 カラフルだけどドギツくない、ボンズの色使いは健在。 オープニング(in case…/BiSH)の映像も意識高くなりすぎない絶妙なオシャレ感。

怪獣の謎やヒントを少しずつ見せながら話が進み、ゴジラの存在につながっていく展開は、考察や謎解きが好きな人にはたまらない。『面白い部分』をしっかり考えて作られている印象。 特撮/ゴジラファンではなくても楽しめる

考察好きなら間違いなくおすすめ。 現時点では話の展開がややもたっているの少し気になります。

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

AIが面倒なことをすべて引き受け、人類は豊かに生活する。 そんな未来の世界が舞台の作品。 自立型AI・ヴィヴィが、100年後に発生するAIと人類の全面戦争を阻止するために『歴史の転換点』を修正していくという、時間軸が複雑なストーリー。

AIの人権問題やAI運用の政治的問題など、そしてそのさらに一歩先まで見据えた世界が描かれていますが、思いのほか作品に入り込みやすい。 時代ごとに進化していくテクノロジーの様子やヴィヴィの考え方の変化が見どころ。

ヴィヴィ自身も登場時代に対してオーバーテクノロジーな気がするのですが……彼女にもなにか秘密があるのでしょうか。 今後の展開から目が離せない!

世界観にピッタリな声優陣の演技にも注目。タイムリープ系が好きなら。

注目作品3選(ともし)

ともし
担当 ともし

全体的に粒ぞろいかと。『感動』『アクション』『熱血』という要素に分けて以下の3作品をピックアップしました。

  • 不滅のあなたへ
  • 86−エイティシックス−
  • 灼熱のカバディ

他にも『恋と呼ぶには気持ち悪い』や『さよなら私のクラマー』も機会があれば紹介したいですね。

不滅のあなたへ

漫画・アニメともに人気を博した『聲の形』作者 大今良時氏の漫画原作アニメ。 主人公は不死であり、文字通り『何にでもなれる』特異な存在。 そんな命の概念に囚われない彼が、さまざまな出会いと別れを繰り返しながら世界を旅する大河ストーリー。

原作が持つ、独特の世界観が作り出す”感動”がしっかり再現されており、演出とBGMの効果もあいまって原作ファンも初見の方も、第1話から心をふるわせられることでしょう。 期待以上の出来でした。

宇多田ヒカルによるオープニング『PINK BLOOD』は、本作のために仕上げられているでは? とすら感じられるくらいピッタリの楽曲。 現時点ですでにBlu-ray BOXの販売が待ち遠しい……。

86 -エイティシックス-

ライトノベルが原作の退廃的な世界観と激しいロボットアクションが売りのSFロボットアクションもの。

個人的に原作のファンという事もあり、アニメ化の発表時には喜びました。 反面、本作のダークな世界観はもちろんの事、独特な形状のロボット達による激しい戦闘シーンを、しっかりと表現できるのか……という不安も感じていました。

しかし、その不安は杞憂に終わります。実際に放映が開始すると、原作の読書中に脳内でイメージしていた以上の完成度でロボットたちが動き回っていました。 物語が進むごとに絶望と苛烈さを加速させるのが本作の魅力。 その展開を知る原作ファンはもちろんも、ダークなSF系ロボットアクションが好きな初見の方も、ぜひ1度視聴してみて下さい。

灼熱のカバディ

個人的に色々なスポーツ・競技をしてきたという事もあり、スポ根アニメは感情移入しやすいのです。 そんな私が前情報を得ず、タイトルへの期待感のみで視聴をはじめたのが本作『灼熱のカバディ』。

”灼熱”っていう響きとカバディという未知の競技への好奇心で期待値は最大に……。

正直なところ、1話は”熱さ”よりもコメディ感が勝っている印象で、やや肩透かしをくらいましたが……2話からは期待通り。 カバディの面白さと、信頼できる仲間を得られた喜びに気づき、『負けたくない!』という思いを感じていく主人公……そうそう! この展開を待っていました!

このまま尻上がりに熱量を上げていき、その頂点で私たちのハートを『灼熱』へといざなってくれる作品となるか……期待したいと思います!!

まとめ

2021年春開始の新作アニメを、uzureaライターの個人的な視点でピックアップしてみました。

多数のアニメが放映される昨今、個人的に予想もしていなかった秀作が登場する事も少なくありません。 途中までは良かったのに……や、予想外に後半が良かった!……なんてことも含めて、リアルタイム視聴の楽しみのひとつ。

当記事がみなさまのより良いアニメ視聴の参考になれば幸いです。 ご意見や感想も、コメント欄などでお気軽にいただければ。

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