DVDやBDのリッピングができるソフトは当サイトでも幾つか紹介していますが、今回はシンプルにリッピングに特化したアプリケーション『WinX DVD Ripper Platinum(ウインエックス・DVD・リッパー・プラチナ)』『MacX DVD Ripper Platinum(マックエックス・DVD・リッパー・プラチナ)』のインストールと使い方をご紹介いたします。
日本国内でコピーガードの付与された映像ソフトウェアをリッピングする事は、『私的利用の範疇を超える』という見解に基づき原則違法となっています。 当ソフトウェア紹介記事の閲覧、及びソフトウェア利用にあたっては、国内での法規にのっとった範囲での利用を行う事を厳守してください。
記事の索引
リッピングソフト『DVD Ripper』について
『DVD Ripper』は、 Digiartyソフトウェアより販売されているWin/Mac用のアプリケーション・ソフトウェアで、その名の通りDVDからのリッピング(動画内容をPCで閲覧できるデータへの変換・保存)に特化したアプリケーションです。
Windows用は『WinX DVD Ripper Platinum』。Mac用は『MacX DVD Ripper Pro』と、やや違う名称で提供されていますが、双方の機能はほぼ同様。 2014年から日本語版が発売されており、 国内での利用数も着実にふやしてきている様です。
公式サイトでは無料版も提供されています。試用版という事で5分程のリッピングが行えるので、自身の環境で動作するかのチェックと、操作感などについてまずはダウンロードしてみるのも良いでしょう。
WinX DVD Rippoer Platinum ダウンロードとインストール
それでは早速、試用版のインストールからライセンスの登録、そしてその後にリッピングのテストといった所を実際に行ってみます。
※以下筆者のWindows環境での解説となります。
まずは公式サイトからインストールプログラムをダウンロードします。
- Windows用『WinX DVD Ripper Platinum』 ダウンロードページ
- Mac用『MacX DVD Ripper Pro』 ダウンロードページ
公式ページにアクセスしたら、『ダウンロード』をクリックします。
ダウンロードした実行ファイルを起動し、言語を選択すると、セットアップウィザードが立ち上がります。
使用許諾契約書の内容を確認し、『同意』出来る場合は同意する(A)、次へ(N)とクリックしインストールをすすめていきます。
環境にもよりますが、筆者の環境ではインストールは数秒で完了しましたす。
すぐに実行する場合は『WinX DVD Ripper Platinum を実行する』へチェックを入れたままで完了(F)をクリックし起動ます。
DVD Ripper 起動とライセンス登録
インストール直後の起動時ライセンス入力の画面が表示されます。まずは試用を……という方は右下の『後で私に通知する』を選択する事で、試用モードで起動します。
既にライセンスを入手済みの方はここで、ライセンスコードとメールアドレスを入力する事で、製品版として登録が完了します。 ※インターネットへ接続した状態入力しましょう。
DVD Ripper でリッピング
続いて、DVDのリッピングを実行してみます。
起動画面では、新設に3ステップでのリッピング手順が記載されています。DVDからリッピングを基本的にはこの通りの手順でOKです。
まずは上部のDVDディスクボタンをクリック。
選択可能なドライブが表示されるので対象のドライブを選択しOKをクリックします。
数秒間ロード画面が表示されDVDの内容を自動解析を開始。
読み込みが完了すると出力フォーマットを選択する画面となります。
ここで目的にあわせてプロファイルを選択しますが、PC/Macに保存して閲覧するだけであれば『お薦め』と記載のある『MP4 動画』形式で問題ないでしょう。 右にあるスライダーで動画の品質も設定可能です。『高品質』に設定したほうが綺麗な画質で閲覧できますが、その分リッピングの時間がかかり、データの容量も大きくなります。
なお、より細かく設定をしたい場合は、とりあえず近い設定を選んでおいて、次の画面でカスタマイズも可能です。
今回は『MP4 動画』を選択しOKをクリックしました。
最終的な出力前の確認画面が表示されますが、動画欄の右側……歯車のアイコンをクリックすると、さらに細かい設定を調整する事が可能です。
ウインドウの下部で保存先の指定を確認し、問題がなければ、右下のRUNをクリックすることでリッピングがスタートします。
リッピングが完了すると『すべての動作が完了しました』表示されるのでOKで終了となります。
以上で、DVDのリッピングが完了。念のため保存先に指定したディレクトリにあるMP4ファイルを念のため動画プレイヤーで試聴できる事を確認をしておけば万全でしょう。
まとめ 総評
以上、『DVD Ripper』のインストールから、実際にDVDのリンピングを完了する所まで、流れで解説いたしました。
同様の手順で、リッピングしたデータを、iPhoneやAndroid端末、動画サイトアップロード向けに最適化できるプロファイルを利用する事で、目的にあわせてDVDをデータ化したいという方にとっては最適かもしれません。
本ソフトを発売しているDigiartyソフトウェアから発売されている、別の総合動画編集ソフト『VideoProc』についても当サイトで紹介しています。VideoProcにもリッピング機能はありますが、リッピング機能だけの使用感は『DVD Ripper』の方が断然優れているように感じました。
リッピング機能を重視し、動画編集などはあまり行わない。もしくは別の編集ソフトを利用するというユーザーは、 『DVD Ripper』 を。価格は永久ライセンスで8,200円(税別)。
スピード感が求められる動画編集ソフトが必用。多機能なオールインワンソフトが欲しいというユーザーは『VideoProc』を利用。価格は永久ライセンスで8,980円(税別)。
という切り分けで自身に最適なソフトを選択いただくと良いのではないでしょうか。
コメント
現在、ソフトを使用しています。
パソコンをwindows7から10に変更します。
ソフトは、ダウンロードしたものですが、ライセンス番号等を控えていません。
どうしたらいいでしょうか?
ソフトウェアの販売元 Digiartyソフトウェアに問い合わせしてみるのが良いかと思います。
購入時のメールアドレスなどから調査してくれるかもしれませんので、公式サイトのお問い合わせ先メール(※)から問い合わせされてみては如何でしょうか。
https://www.winxdvd.com/company/index-jp.htm
※上記ページの下部にある「技術サポート」にメールアドレスの記載があります