今回は、Tribit様からとってもオシャレな360度Bluetoothスピーカー『MAXBOOM (旧製品名:StormBox)』をご提供いただきましたので、ご紹介したいと思います。
重低音をブーストする『XBASS』機能を搭載し、IPX7相当の『防水』機能のある360度スピーカー。自宅はもちろん、キャンプなどのレジャーにも活躍しそうです。実売価格6,880円前後(2020年2月現在)。
Index
Tribit 360度Bluetoothスピーカー『MAXBOOM』 レビュー
今回ご提供いただいた『MAXBOOM』 は、Bluetooth(4.2)対応のワイヤレススピーカーです。Amazon Echo Dotなどと同じ360度対応のスピーカーで、スピーカーを中心にどの報告からも音楽が楽しめるようになっています。
販売価格は、2020年2月時点で6,880円。個人向けのワイヤレススピーカーとしては少しだけ高価な方でしょうか? 音質や防水機能といった所がどうなっているかチェックしていきたいと思います。
パッケージと付属品
パッケージはTribitのロゴカラーと同じオレンジと、白でデザインされていてシンプルでスタイリッシュ。箱を開けてみると..こんな感じで入っています。
箱の中には……
- MAXBOOM スピーカー本体
- 充電用USB ケーブル(Type A ⇔ Micro-B)
- 説明書
- 保証カード
などが入っています。
MAXBOOM 本体をチェック!
スピーカー本体に 『+ ○ -』とボタンが大きくデザインされていてオシャレですね。上部には持ち手も付いていて野外に持って行く時にも便利そうです。
本体は円柱……というより角がかなり丸くなった四角柱のような形です。ですので横にしても安定します。
外観はシンプルであまり余分なものが付いていないスタイリッシュなイメージ。立てた時の、上面と底面にはそれぞれ『Tribit』と『MAXBOOM(※)』と記載されています。
※一瞬 『MAX800m』って読んで800メートルまで防水できるの??? と勘違いしました(笑)
充電はスイッチ並びの AUX/DC5V と書いてある部分のゴム製のカバーを開けると差込口があり、付属のケーブルを繋いで行います。 さらに外部スピーカーと接続する用のAUX出力端子もその隣にあります。こういう所のフタは失くしがちですが、ちゃんと本体にくっついているので安心ですね。
電源ON→Bluetooth設定
私は、説明書を始めに読まないで操作をしてしまうのですが、そんな私でも大丈夫なように(?)MAXBOOMは側面に電源ボタンとBluetoothボタンが分かりやすくついています。
電源ボタンを押すと 「ピロリロッ↑」という音がして起動します。ちなみに電源ボタンを再度押すと「ピロリロ↓」と音がします(矢印で音程表しています笑)。電源が入っている状態では、電源の下の4つのLEDランプがバッテリーの残容量を表しているようです。
更にその下にあるBluetoothボタンを押すと 「ピポ↑」と音がしてペアリング待機状態になりますので、接続したい機器からペアリング設定を行えばOKです。今回はiPhoneと接続してみようと、iOSのBluetooth設定を開いてみると『Tribit MaxBoom』という機器が出ていたのでタップ。すると、「ピポ↓」と音がして、ペアリングが完了しました。
再生とXBASS、音量設定
接続を確認するためiOSのiTunesで曲を選んで再生ボタンを押すと、……『ズーン』と低音が響きます。おぉ!すごい低音!! と少しびっくりしたのですが、どうやら本体のXBASSボタンがオンになっていました。これをOFFにするともう少し落ち着いた音になります。

画像 Tribit 公式ページより
低音は、上面/底面の2面から出ていて、よく見ると音の振動で動いています。本格的なウーハーっぽくてカッコいいです。
なかなかの低音がしますので、夜などあまり音を出せない時はXBASSをOFFにして使うと良さそうです。OFFでもしっかりベースラインは聞こえるし、音質としては十分だと思いました。
音量は……前面の大きな+マークを押してみると音量UP、-マークで音量DOWNでした。なんともオシャレ!
真ん中の○は……(DTMをしてる私は録音ボタンに思えてしまうのですが) 押してみると音が止まりました。もう一回押すとスタート! これはスタート・ストップのボタン(※)になっているようですね。普通のボタンではなく、大きいマークのボタンにしているのがとっても気に入ってしまいました。
※正式には『MFBボタン』、1回押しで再生/停止、2度押しで曲送り、3度押しで曲戻り、と動作します。
360度スピーカーはどんな感じ?
Tribit MAXBOOMは縦置きで、野外にも特化した360度のスピーカーですが、お部屋の中でも、真ん中あたりに置いておくと、どこにいてもバランス良く音楽がたのしめます。
スイッチやコネクタのある箇所だけスピーカーになっていませんが、ためしにスピーカーを中心にぐるっと回って音を聞き比べて見ると、スイッチのある方向だけ若干音量が下がる気がします。とはいえそれほど気にならない程度。
360度聞こえるので置き場に迷わないし、縦置きだと場所もとらずスマートに置けて良いです。
屋外でも……という事で、散歩ついでに持って行って、色々なところで音を出してみましたが、XBASSをONにして音楽をかけると、結構良い音質で楽しめました。(あんまり音を出すと迷惑になるので、小さい音で試していましたが……笑)
上面には引っ掻けたり持ち運ぶのに便利なベルトが付いているので、屋外だと少し高い所にひっかけてBGMを流すのにも良いのではないでしょうか。Radicoアプリでラジオを流しながら……なんて楽しみ方も出来そうです。
IPX7クラスの防水性能をチェック
野外向けに特化したTribit MAXBOOMは防水性能も備わってます。キャンプ中に突然雨が降って着たり、うっかり汚しちゃったときなどに洗えると便利ですよね。メーカーの公式情報によるとIPX7の防水性能……との事ですがといってもどのくらい防水なの? と気になってしまいます。
※IPX7……一定時間、一定水圧の状態で水没しても内部に浸水しない(防浸形)

画像 Tribit 公式ページより
公式サイトには、3mの水深に30分浸しても大丈夫と書かれていますが……折角レビューの機会を頂いたので、もしかしたら壊れるかもという、ドキドキを味わいながらもその実力をチェックしてみました。
防水チェックの実験方法!
簡単かつシンプル! お風呂に水を入貯めて、思い切ってMAXBOOMを入れてしまいます。1瞬で出してしまうと実験になりませんし……でも30分はちょっと怖かった(笑)ので、控えめの10分間沈めてみました!
壊れたらどうしよう、結構気に入ったのでもう1個メーカーさんに頂けないかな……などと不安になりながら、思い切ってお風呂へチャポン!
なんだか泡出てます……心配。
でも……タイマーをセットして10分待ちます……。
10分経って取り出すと、当然水でびしょびしょになってます……壊れてたらどうしようという不安を持ちながら、スイッチを入れると……。
わ! ちゃんと電源が光りました!
後はちゃんと音がなるか、iPhoneとペアリングしてみたところ無事、音楽が流れました!!! すごいですね! これなら野外の雨も大丈夫だし、海辺やプール、川などのレジャーでも使えそうです!
※実験の後、水をふき取って2週間以上使ってますが、問題無く音楽を楽しめています。
Tribit MAXBOOMを使うときの注意点
その後、いつものようにTribit MAXBOOMとiPhoneを接続して音楽を楽しんでいましたが、突然!変なメロディーが! (汗。どうやら電話がかかってきて、音楽が止まり電話の音がスピーカーから鳴ったのです(笑)
野外で音楽かけてる時、電話の音が鳴ったらちょっと拍子抜けしちゃいそうですね。いい音では鳴ってくれますが(笑) ……なので、iPhoneやAndroidなどスマートフォンとペアリングして使うときで、色々な人が居る場の場合は、機内モードにするのがいいかもしれません。(もちろん電話出れませんが)。
ちなみに、MAXBOOMはマイク搭載なので、気にならない時なら、ハンズフリーで通話をする事も可能みたいです。
あと、Bluetoothは障害物などが無ければ30mまで接続が維持されるようですが、距離が遠くなったり充電が少なくなってくると、音が途切れてしまうので、それだけは気を付けましょう。
まとめと、関連情報
Tribit MAXBOOMは、その重低音や、防水機能など、野外のイベントなどで音楽を楽しむのには最適な機能と特徴の製品です。さらに本製品を2台そろえると、ステレオで使う事も出来るそうです。
特にクラブミュージックなどにはXBASSスイッチをオンにして、強くて心地良いキックとベース音を楽しむと良いと思います。キャンプで盛り上がりそうです。(もちろん近隣に迷惑にならない程度で楽しみましょう!)
個人的にも本当気に入ってしまったので、1台購入して2台持ちも検討中! です!!
※MAXBOOMは発売後、『StormBox』という製品名に変更になったそうです。2020年2月現在、製品を購入すると、パッケージには『MAXBOOM』と記載されている場合があります。また上記の公式サイトにはStormBoxと記載がありますが、いずれも同製品だそうです。