ヤマケイ文庫より、漫画の神様・手塚治虫の珠玉の名作の中から、”森と人間”をテーマとしたマンガを11編セレクトしてまとめた『手塚治虫の森』と、”動物と人間”をテーマとしたマンガを7編セレクトした『手塚治虫の動物』の作品集の2点が、2021年2月18日 各1,000円(税別)で発売予定です。
本書は同社により2020年6月に発売され好評だった作品集『手塚治虫の山』に続く、テーマ別作品集です。
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ヤマケイ文庫 『手塚治虫の森』
すべての生命の源でありエネルギーに満ち溢れる”森“を舞台に描かれた珠玉の名作11話。『手塚治虫の森』は、手塚治虫が遺した作品のなかから、”森と人間”を手テーマとしたマンガを11編セレクトしてまとめた作品集です。

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本書でセレクトするマンガは、森を舞台とする寓話、ミステリー、環境問題まで、幅広い作品のオムニバスですが、そこには”森はすべての命の源である“という通念が感じられ、手塚治虫を知っている世代、よく知らない世代含め、”人間と自然の関わりと共存”という普遍的なメッセージを伝える作品集となっています。
収録作品情報(初出年・媒体名)
- 『大将軍森へ行く』
1976年8月『月刊少年マガジン』(講談社) 『メタモルフォーゼ』第3話として掲載 - 『峠の二人』
1982年11月18日『コミックモーニング』(講談社) 『サスピション』第2話として掲載 - 『熟れた星』
1971年2月『SFマガジン』(早川書房)掲載 - 『ブルンネンの謎』
1970年2月4日『少年チャンピオン(秋田書店) 『ザ・クレーター』第13話として掲載 - 『ブラック・ジャック – ナダレ-』
1974年2月11日『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)掲載 - 『緑の果て』
1969年5月『ファニー』(虫プロ商事)掲載 - 『八丁池のゴロ』
1968年1月1日~12月29日『赤旗日曜版』(日本共産党中央委員会)掲載 - 『三つ目がとおる – オハグロ沼の怪物- 』
1975年10月12日『週刊少年マガジン』(講談社)掲載 - 『ブッダ -アッサジの死-』
1976年2月~3月『希望の友』(潮出版社)掲載 - 『三人の侵略者』
1969年11月5日『少年チャンピオン(秋田書店)』 『ザ・クレーター』第7話として掲載 - 『火の鳥 – 異形編-』
1981年1月~4月『マンガ少年』(朝日ソノラマ)掲載
書籍情報
著者 | 手塚 治虫著 手塚プロダクション著 |
---|---|
発売日 | 2021.02.18発売 |
販売価格 | 本体1,000円+税 |
品種 | 書籍 |
商品ID | 2820049060 |
ISBN | 9784635049061 |
ページ数 | 400 |
判型 | 文庫 |
ヤマケイ文庫『手塚治虫の動物』
人間のエゴに翻弄されてもなお輝く、動物たちの生命力。すべての命の尊さを問う、手塚漫画の動物名作選。
本書『手塚治虫の動物』は、手塚治虫が遺した作品のなかから、”動物と人間“をテーマとしたマンガを7編セレクトした作品集。

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本書でセレクトするマンガは、人間のエゴに翻弄されてもなお輝く”動物たちの生命力“に主眼が置かれ、手塚漫画の魅力を改めて再発見できます。手塚治虫を知っている世代、よく知らない世代含め、”すべての命の尊さ“を問う、手塚漫画の動物名作選だそうです。
収録作品情報(初出年・媒体名)
- 『ロロの旅路』
1973年3月19日『週刊少年ジャンプ』(集英社)掲載 - 『ブラック・ジャック-白いライオン-』
1974年10月21日『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)掲載 - 『ロバンナよ』
1970年3月14日『プレイコミック』(秋田書店) 『空気の底』第13話として掲載 - 『悪右衛門』
1973年9月『別冊少年ジャンプ』(集英社)掲載 - 『ころすけの橋』
1978年2月19日『週刊少年サンデー』(小学館)掲載 - 『動物つれづれ草』
1973年10月~1974年9月『アニマ』(平凡社)掲載 - 『ボンバ!』
1970年9月~12月『別冊少年マガジン』(講談社)掲載
書籍情報
著者 | 手塚 治虫著 手塚プロダクション著 |
---|---|
発売日 | 2021.02.18発売 |
販売価格 | 本体1,000円+税 |
品種 | 書籍 |
商品ID | 2820049070 |
ISBN | 9784635049078 |
ページ数 | 400 |
判型 | 文庫 |
既刊『手塚治虫の山』 について
ヤマケイ文庫は、手塚治虫が山・動物・自然をテーマに描いた漫画アンソロジー『手塚治虫の山』を2020年6月に発売しています。

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「いかに生きるかという普遍的なメッセージに深く考えさせられる。」「大人が読む漫画だ。」などamazonレビューで4.6点という高得点をマークしている本書。
長編やアニメ化作品などは多くの人達にしられている手塚治虫の漫画ですが、莫大な数の短編・読み切りを描いています。有名作品だけでは見られない巨匠の一面を知ることができる書籍として、多くの人に読んでいただきたいシリーズです。
関連リンク
- 手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
- 手塚治虫(Tezuka Osamu Official) – Facebook
- 手塚治虫記念館 -THE OSAMU TEZUKA MANGA MUSEUM-