スタジオジブリのカリスマプロデューサー・鈴木敏夫と、映画監督・押井守の対談集が、書籍『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』として、両氏のダブルネームで刊行決定。日本アニメ界の重鎮であり個人的にも“悪友同士”というふたりのここでしか読めない秘話を多数掲載しているそうです。
2023年12月15日刊行予定で、価格は2,750円(税込)。一部ショップでは、先着で予約特典のポストカードが付属予定です。
記事の索引
『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』2023年12月15日発売 全352ページ 2,750円
『君たちはどう生きるか』を“宣伝なき宣伝”で大ヒットさせた、スタジオジブリのカリスマプロデューサー・鈴木敏夫と、世界的に評価される作品を作り続けてきた映画監督・押井守による初の対談集が、DU BOOKSより刊行されます。
両氏ダブルネームでの初書籍となる本書は、まさに、ファンのみならず、全クリエイター、迷えるビジネスパーソンも必読の内容。語りの達人であるこの二人が、40年にわたる長き友情の中でおこなってきた対談の集大成となる一冊。
歴代のジブリアニメや押井作品、共同作業となった『天使のたまご』『イノセンス』などについて、雑誌・新聞・ラジオ・イベントでおこなわれた数々の対談に加え、80年代『アニメージュ』誌(徳間書店)での座談会やコメント類もピックアップ。さらに、本書のための<最新対談・2023>も収録予定!!
「押井さん」「敏ちゃん」と呼び合う“悪友”同士ならでは、他の誰にも許されない本音の応酬は、痛快で、スリリングで、刺激的。ここでしか読めない秘話の数々が、日本のアニメーション史・映画映像史の一断面を明かします。
収録予定内容
- 序:「アニメージュ」時代(押井版『ルパン三世』『天使のたまご』ほか)
- 初対談—『イノセンス』は「人間」を描いたか?(03)
- 鈴木敏夫を“演出”してみた 『立喰師列伝』(05)
- 監督とプロデューサー、それぞれの縄張り(07)
- 『崖の上のポニョ』VS『スカイ・クロラ』(08)
- 『アバター』への敗北宣言 勝つために戦え!(10)
- 避けたい話をあえてする 忖度なき舌戦(12)
- 『THE NEXT GENERATION パトレイバー』を語ろう(14)
- 視聴者100万人! 『ガルム・ウォーズ』公開特番(16)
- 押井守・鈴木敏夫 VS 早大生 90分一本勝負(16)
- 押井守×鈴木敏夫×川上量生 あえて「タイトル未定」(16)
- EXTRA:新規特別対談 2023年・秋
- あとがき:鈴木敏夫・押井守
鈴木敏夫(すずき としお) プロフィール
1948年、愛知県名古屋市生まれ。スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。徳間書店で『アニメージュ』の創刊と編集に携わるかたわら、85年、高畑勲、宮﨑駿とともにスタジオジブリ設立に参加。89年からスタジオジブリ専従。以後、ほぼすべてのジブリの劇場作品をプロデュースする。04年の押井作品『イノセンス』では製作に協力。『読書道楽』(筑摩書房)、『仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場』(岩波書店)など著書多数。近刊に、責任編集『スタジオジブリ物語』(集英社新書)、『歳月』(岩波書店)。TOKYO FMの人気ラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』は16年目のロングラン放送中。
押井守(おしい まもる) プロフィール
1951年、東京都生まれ。映画監督。1977年、竜の子プロダクションに入社。スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)、『機動警察パトレイバー the Movie』(89)、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(95、米「ビルボード」誌セルビデオ部門売上第1位)、『イノセンス』(04、カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品)、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08、ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品)。16年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。最新作は、シリーズ構成・脚本を務めたTVアニメシリーズ『火狩りの王』(23)。著書多数。
先着予約特典について
復刊ドットコムで『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』を購入すると、先着でポストカードがプレゼントされます事が発表されています。特典は先着順のようなので、お見逃しなく。
※ポストカードの絵柄は、追って公開される予定。
書籍詳細情報
著者 | 鈴木敏夫 押井守 |
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出版社 | DU BOOKS |
判型 | A5 |
頁数 | 352 頁 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784866472119 |
刊行予定日 | 2023年12月15日 |
価格 | 2,750円(税込) |
※上記内容は2023年8月時点のもので、多少変更の場合もあります。
※書影はイメージ画像です。