サマソニ直前! 来日済み海外アーティストの動向 まとめ The 1975、マネスキン、ザ・リンダリンダズ… etc.
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サマソニ2022 来日海外アーティストの動向 まとめ The 1975、マネスキン、ザ・リンダリンダズ… etc.

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いよいよSUMMER SONIC 2022(サマソニ)開催! 参加者の皆様は当日に向けてどこかソワソワする、不思議な感覚を楽しんでいることだろう。

さて、そんな中でも気になるのは、やはり海外から訪れてくれる来日勢の動向。それこそ先日、ザ・リバティーンズが直前になって出演をキャンセルしたことも話題になったけれど、コロナ禍の事情も鑑みて「本当に来日してくれるのか?」と不安になる人も少なくないと推察する。

そこで今回は、8月18日以降で来日をしたアーティストのSNSから、彼らの動向ピックアップ。 来たる祝祭に出演する側の目線から見た日本とはどのようなものか、垣間見る事ができるかもしれない。

サマソニ直前 来日済み海外アーティストの動向 まとめ

The 1975

まず、今年のラインナップの中では最も早く来日したのが、ヘッドライナーのThe 1975。彼らのマネージャーであるジェイミー・オーボーンがツイッターで日本へのフライトを示唆したのが8月11日なので、何とサマソニ出演日から1週間以上早い来日となった。その理由はおそらく当日のセット。彼ら自身コロナ禍でライブスケジュールを全てキャンセルしていた関係上、このサマソニがとても重要なものであるという証左だろう。

振り返れば2019年のサマソニ出演以降、彼らは最高傑作の『Notes On A Conditional Form』をリリース。10月には更なる新作『Being Funny In A Foreign Language』も控えている。故に今年のセトリはこれらを軸に構成されると予想され、だからこそ入念な準備が必要なのだろう。ただ、彼らも人間だ。先日公開されたマシュー・ヒーリー(Vo)のインスタには時差ボケでグロッキーになるメンバーの姿が映し出されており、どうやらあまり出歩かずリハ、リハの毎日のようだ。

なお余談だが、The 1975のドラマーであるジョージ・ダニエル(Dr)と交際中の大物アーティスト・チャーリーXCXも同じタイミングで来日中。もしかすればリナ・サワヤマのステージにサプライズ登場してくれる可能性もあるかも……。という点も含めて、期待大だ。

Matthew Healy Instagaram Stories
Matthew Healy Instagaram Stories
The 1975
The 1975 – Notes On A Conditional Form (Full Album)

ザ・リンダリンダズ(The Linda Lindas)

続いて、学校の夏休みを利用して来日したのはザ・リンダリンダズ。全員が学生。メンバーの中で最も若いのはドラマーで、何と先日12歳の誕生日を迎えたばかりという超若手だ。ちなみにご存知の方も多いと思うけれど、彼女たちのバンド名の由来は日本映画『リンダ リンダ リンダ』から来ている。

今回初来日となる彼女たちは、現在日本を大満喫中。わざわざ埼玉にある猫カフェに行って楽しみ、原宿でスイーツを食べて楽しみ……。他にもヤクルトスワローズの試合を観たりショッピングしたり、都内のタワレコに行ったりとアグレッシブに動き回っている。現在もInstagramを中心に情報が更新され続けれているので、気になる人は要チェック。当日のライブではTHE BLUE HEARTS『リンダ リンダ』のカバーを含めた、ファーストアルバム『Growing Up』の総ざらいのセットリストとなりそう。朝からガッツリ楽しんでいこう。

The Linda Lindas – Performance video for MOXIE premiere
The Linda Lindas – Performance video for MOXIE premiere

マネスキン(MÅNESKIN)

はじめての日本を楽しんでいるのは、ロックの救世主たるマネスキンも同じだ。ベースのヴィクトリア・デ・アンジェリス(B)が自身の就労ビザの写真をSNSに投下したことも話題になった彼らだが、以降も積極的に情報発信中。

空港の写真はもちろん、イタリアではまず食すことのないジャパニーズ・寿司を食べるシーンもバッチリ激写。ラーメンを食べたりもしているし、ツイッターを覗くと「歩いてたらメンバーと会った!」というファンのツイートもちらほら見かけるようになり、どうやらとても楽しく過ごしているよう。また単独写真が多いところを見ると、メンバーは別々に行動している様子だ。ソニーのインタビューでは「日本のアニメが大好き」とダミアーノ・デイヴィッド(Vo)も語っていたし、是非とも日本の文化にいろいろ触れた状態でサマソニに出陣してほしいところ。

Måneskin – ZITTI E BUONI (Official Video – Sanremo & EUROVISION 2021 Winners)
Måneskin – ZITTI E BUONI (Official Video – Sanremo & EUROVISION 2021 Winners)

ビーバドゥービー(Beabadoobee)

先日リリースしたニューアルバム『Beatopia』も大好評、ここ日本においても着実に知名度を上げている若手アーティスト・ビーバドゥービー。 「日本を訪れるのは全人類の夢」とまで語る(※)彼女も今回が初来日。

彼女は他の来日アーティストと違い、あまり情報を発信していない。というのも、現在投稿されているのは東京行きの飛行機に乗るシーンと渋谷のスクランブル交差点の画像のみ。他のインタビューでは「空のスーツケースを持って行って洋服でパンパンにして帰ってくるつもり」と語ってもいたので、ショッピングを楽しんでいるのかな、という印象。カラオケやジブリ美術館にも興味を示していた彼女、一体どんな生活を楽しんだのか、もしかしたら当日のライブMCで語られるかもしれない。

beabadoobee – Talk (Official Video)
beabadoobee – Talk (Official Video)

イージー・ライフ(Easy life)

ゆったりサウンドで今話題沸騰中のイージー・ライフ。一昨年に出演予定だったスーパーソニックは止む無く中止になってしまったので、ビーバドゥービーと同様運命的な来日と言える。空港では出待ちしてくれたファンに感謝を伝える場面もありつつ、バンドメンバーと一緒に東京を楽しんでいるご様子だ。

面白かったのは、そのひとりのファンが渡した東京のバケットリスト(オススメの場所のようなニュアンス)に書かれていた通りに、彼らが一蘭でラーメンを食べていたこと。ファンを大切にする姿勢が伝わってくると同時に、マイペースに日本を楽しもうとしていることが分かって最高。この調子で日本を楽しみ尽くして、当日の活力にしてもらいたい。

Easy life Instagram Stories
Easy life Instagram Stories
easy life – nightmares

リナ・サワヤマ(Rina Sawayama)

新潟県出身、以降は海外に拠点を移し、現在は楽曲制作に加えプロデュースやMVも自身が主導で行うマルチクリエイター。今回のサマソニ、どうやら彼女にとっては3年ぶりの帰国とのこと。

日本に到着した16日は彼女の誕生日。そこで山を散歩することを思い立ったサワヤマ、どうやら27℃という気温の中、強い風が吹く稀有な状況を楽しんでいたようだ。日本料理としては冷やし中華を食し、その後はスーパーや化粧品売り場を巡る。タワーレコード渋谷店にも足を運んだ様子で、本当に彼女らしい自由な楽しみ方で満喫中。当日はサイン会も実施されるそうなので、ここ数日の日本の生活は、トークのひとつの要素として直接聴いてみるのもアリかも……。

Rina Sawayama – Hold The Girl (Official Music Video)
Rina Sawayama – Hold The Girl (Official Music Video)

スパークス(SPARKS)

御年77歳、彼らのドキュメンタリー映画『スパークス・ブラザーズ』も好評な兄弟ユニット・スパークスも遂に来日!日本で一番初めに投稿した写真が、ハローキティとのスリーショットという違和感抜群なのも、逆にスパークスらしいというか何というか。

音楽性的にも考え方的にも、おそらく世界全体を見ても、スパークスほど謎のアーティストはいないだろう。中でもライブ中も全く笑顔を見せず、かと思えばいきなり前に出てダンスを繰り広げるロン・メイル(Key)の姿が印象的なスパークスだが、その当人は名探偵コナンの等身大パネルで写真撮影。ハローキティもそうだけど、冷静に見るとめちゃくちゃに面白い画像だと思う。そもそもこの写真に写っているキャラクターについて、ロンは何人くらい名前を言えるのだろうか……。

Sparks – Brenda Is Always In The Way (Official Visualizer)
Sparks – Brenda Is Always In The Way (Official Visualizer)

カサビアン(KASABIAN)

いろいろあって新体制になったカサビアン。特に大阪はポスト・マローンとカーリー・レイ・ジェプセン、そしてカサビアンが重なり合っているので未だに悩んでいる人も多いと推察するが、日本での新体制一発目ライブとしてはとても意義深いものにもなると思われる。

彼らはあまりSNSを更新しないので、どうしても情報源は他の場所から。まずは今年のはじめからギターボーカルとしてサポートをしている、ザ・ミュージックのロブ・ハーヴェイ(Vo.G)のツイート。彼が投稿している画像では東京のジムに汗を流す様子が記録されていて、今回のサマソニにも同行することが確定。他、カサビアンのファンによるツーショット写真もツイッターでは多数見受けられるので、メンバーは全員無事に来日している模様。

Robert Harvey Instagram Stories
Robert Harvey Instagram Stories
Kasabian – CHEMICALS (The Sergery Sessions)
Kasabian – CHEMICALS (The Sergery Sessions)

プライマル・スクリーム(Primal Scream)

大阪と愛知で単独公演、そこからまた東京に戻って深夜のソニマニからのサマソニ東京……という超過密スケジュールを辿るプライマル・スクリーム。今年は1991年リリースの伝説的アルバム『スクリーマデリカ』を中心としたセットで来日することもあり、感動もひとしおだ。

サマソニと言えばアーティストの単独公演も話題のひとつだが、彼らは今年来日勢の中では最も早く日本でライブをしている身。そのため動きも素早く、主に大阪で写真撮影することで旅の楽しさとしているようだ。先日タイムテーブルの変更がアナウンスされ、21日のサマソニ東京では何と持ち時間が終演時間オーバーの90分超えになることが明らかになった彼ら。どうか体調に気を付けて、少しでも日本を満喫して帰国してほしいと願う。

Primal Scream – Swastika Eyes (Official HD Video)
Primal Scream – Swastika Eyes (Official HD Video)

ヤングブラッド(Yungblud)

サウンドもジェンダーも超えた、新たなロックアイコンとして君臨するヤングブラッドも遂に来日。ただ流石は自由奔放な立ち振る舞いで知られるドミニク。関西国際空港の搭乗前には鼻血を描いた写真と共に到着時間も知らせるあたり、彼らしい発信と言えよう。到着は日本時間で19日の午前。大阪公演への出演は20日なので、どちらかと言えばギリギリの来日か。

Yungblud Instagram Stories
Yungblud Instagram Stories

ちなみに彼も初来日勢のひとり。ステージに上がるなり、常にギアを入れっぱなしで最後まで駆け抜ける様は絶対に観なければならないと思うが、マイペースを貫く彼がどんな生活を日本で送るのかも気になるところ。こちらはおそらく本日から随時インスタで更新されると思われるので、ファンは要チェックだ。

YUNGBLUD – Parents (Official Music Video)
YUNGBLUD – Parents (Official Music Video)

ペース・ロック(Pase Rock)

ソニマニへ出演が決定しているペース・ロックも無事来日。インスタのストーリーでは空港の写真やバーの写真、更には共に出演するマーカス・D らと楽しく食事する一幕も記録されていて、久しぶりの日本を楽しんでいるようだ。

先日発表があった通りペース・ロックの単独出演は問題ないとして、彼が別名義で出演を予定していたヌジャベス・エターナル・ソウルは、サックスとキーボードを加えての特別編成になることが決まった。それこそマーカス・Dも共に名を連ねていたりもするので、一緒に写っているのは絆を深める意味合いもあるのかも。

Nujabes – Yes ft. Pase Rock (2011)
Nujabes – Yes ft. Pase Rock (2011)

ボーイズ・ノイズ(BOYS NOIZE)

ドイツからの出演となるボーイズ・ノイズはソニマニの関係もあってか少し早めに来日。髪を染めたりファンと交流したり……といった報告をストーリーでこまめに発信しつつ、そこまで日本旅行オンリーでアップアップになっていないところは、何だか彼らしいなと。

出演はソニマニとしてはかなり早めの時間帯。おそらくは「ボーイズ・ノイズのサウンドで一番初めに盛り上げてくれ!」という運営側の試みなのだろうけれど、2018年以来の来日となる彼にとっては、いろいろな思いも含めて無問題。きっと来日時のあれこれをエネルギーに代えて、灼熱のエレクトロを響かせてくれるはずだ。

Boys Noize & Kelsey Lu – "Ride Or Die" feat. Chilly Gonzales
Boys Noize & Kelsey Lu – “Ride Or Die” feat. Chilly Gonzales

まとめ

この記事を記しているのは8月18日。そうこうしているうちに19日にはソニマニが始まり、20日からはサマソニ本編が始まる。参加者の方々はきっと当日のタイムテーブルはもちろん、いろいろな準備に余念なく過ごしていることだろう。

無論、我々がやるべきことはルールを守りながら全力で楽しむことだ。けれども楽しい中でも忘れてはいけないことがある。それは海外アーティストが来日して、クリエイティブマンがサマソニを開催して……というこの状況が、決して当たり前ではないということ。今年が3年ぶりのサマソニであることはもちろん感動的だけど、その裏では本当にたくさんの人々が、我々を楽しませようと必死になって動いてくれているのだ。

今年来日してくれるアーティストについても同様だ。ネガティブなことを書いてしまえば、今日本は感染爆発の最中にあって、なおかつ過度な大声やモッシュはご法度。そうした状況でも遠いところから「日本のファンのために」と来てくれる彼らの思いを、最大限に汲みたいと思う。 ……最高のフェスが、最高の形で終わることが出来るように。

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キタガワ

島根県在住、会社員兼音楽ライター。rockinon.com、KAI-YOU.netなどに音楽関係の記事を中心に執筆。毎日浴びるほど酒を飲みます。


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