1978年の映画日本初公開から、今もなお愛されているSF映画『スターウォーズ(STAR WARS)』。 2019年12月には最新作『スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け』が公開予定です。
また、同作品の国内最大級となる展示会、『スターウォーズアイデンティティーズ ザ・エキシビション』が、2019年8月8日から東京 品川区の寺田倉庫にて開催さています。ここでは、200点以上の、実際に俳優たちが使用した衣裳、作中で使用された小道具、模型、コンセプトアートなど貴重なスターウォーズコレクションが展示されています。
今回はスターウォーズファンである筆者が、この『スターウォーズアイデンティティーズ』の内容をレポートしていきます! 展示物、会場の混雑具合、限定グッズについてもご紹介しているので、事前に情報知りたい方は是非お読みください!
※中には展示物のネタバレに繋がる写真もありますのでご注意ください。
Index
スターウォーズアイデンティティーズ ザ・エキシビション レポート!
当イベントは写真の撮影OK! 画像たっぷりでレポートしていきましょう!
解説も見逃せない! ファン大歓喜の展示物
スターウォーズ展の1番の見どころは、200点以上の展示物。
会場に足を踏み入れると、まず出迎えてくれるのがエピソード5帝国の逆襲/エピソード6ジェダイの帰還に登場した賞金稼ぎボバ・フェットの衣装と、帝国軍の歩兵ストームトルーパーの衣装です。
衣装は適度な間隔で配置されているため、前面、側面、裏面もじっくり鑑賞できます。映画の中で使われた衣装が今目の前にあるなんて! と大興奮してしまった筆者は入場して早々、10分ほどそこから動けませんでした。
ボバ・フェットの後ろ側にはドロイドのC-3POとR2-D2の姿も。特にR2-D2は来場者から人気があり、写真撮影は順番待ちになっていました。
こちらはエピソード6ジェダイの帰還で使用されたレイア姫の衣装。
ガラスはあるものの、かなり近くまで接近できます。
こちらは気持ちの悪いエイリアンとして人気があるジャバ・ザ・ハットの模型。
実物より小さいため、可愛らしく見えます。
会場内にはコンセプトアートも展示されています。
また展示物には、それぞれがどんな目的で制作・使用されたのか解説が掲載されています。じっくり読めば、スターウォーズの奥深さや制作秘話を知ることができますよ!
こちらはマスターヨーダのパペット。
背景絵もあるため、誰でもかっこいいヨーダの写真が撮影可能です。映画でも実際にこの小さなパペットを操作して、撮影が行われました。
横2メートルを超えるケースでは、帝国と反乱軍の戦艦、戦闘機が向かい合って並んでいます。
上下に張り巡らされた青いライトがいい演出になっていますね。
反乱軍のパイロット用ヘルメットも。
展示を見ながら、どのシーンで使用されたんだろう? と想像するのも楽しいです。
続いてはエピソード5帝国の逆襲で使用された衣装。
エピソード1ファントム・メナスに登場したキャラクター、セブルバ。
写真では分かりにくいかもしれませんが、目元のシワがリアルです。ガラス越しですが、模型の作りこまれた質感が伝わってきます。
こちらは、アナキン・スカイウォーカーの衣装と、エピソード1ファントム・メナスで使用されたポッドレーサー。
こちらはガラスケースに収容されておらず、柵に囲われて展示されていました。もちろん触れることはできませんが、かなり近くから眺めることが可能です。衣装の布の具合や腰べルトなどもじっくり鑑賞できるため、コスプレイヤーにも嬉しい展示です!
エピソード1.2.3に登場したパドメ・アミダラの衣装。
スターウォーズの独特で繊細な衣装は、いくら眺めていても飽きません……。
アニメ クローンウォーズのコンセプトアートも。
主人公のひとりである、アソーカ・タノの表情絵が可愛らしいです。スターウォーズのイベントはこれまで数多く開催されてきましたが、クローンウォーズに関する展示物がこんなにも集まるのは、初めてではないでしょうか。
スターウォーズのアニメも大好き!という方にはたまりませんね。
ダースベイダーの展示物も大満足!
そして最後の展示物エリアに設置されていたのが、公式未発表のダースベイダーマスク!!!!
こんなサプライズがあったとは、想像もしていませんでした。
エピソード6ジェダイの帰還にて、ルーク・スカイウォーカーに脱がされたマスク。その奥に隠れたダースベイダーの素顔と、劇中でのルークの涙を思い出し、マスクの前からしばらく動けませんでした。
そして最後に鎮座するのはダースベイダーの装甲服! これを見る為に展示会にやって来たという方も多いでしょう。
今回展示された装甲服は、エピソード6ジェダイの帰還で使用されたものです。個人的にはエピソード5帝国の逆襲バージョンの装甲服が好きなのですが、こうして本物を目の前にすると、どのバージョンが好きとも言っていられません。
ヘルメットの光沢、肩アーマーの色具合、チェストボックスのボタンの数、腰のくびれ、段差のあるローブ、腰にぶらさがったライトセーバーなどなど……どれもが完璧な造形! じっくり眺めているとあっという間に30分くらいは過ぎてしまいます。
そして、映画では見ることの難しいダースベイダーの足!!!
スターウォーズ展では、映画やアートブックでは眺めることのできない衣装の細部を確認することができます。
以上が展示物の紹介でした。ここでは紹介しきれませんが、カーボナイト凍結されたハン・ソロや、ファルコン号の模型、等身大チューバッカ、ルークの衣装なども設置されていました。気になる方はぜひ会場に足を運んでみてください!
インタラクティブ アトラクションでオリジナルキャラを作成!
スターウォーズアイデンティティーズでは、入場時に渡されるブレスレットを使い、各所に設置された質問事項に応えることで、オリジナルキャラクターを作成できるアトラクションも提供されています。
質問は思想、環境、夢に関するものだけでなく、スターウォーズ世界での容姿・職業を問うものなどもあります。
スターウォーズの世界に行ったら自分はどんなことをするだろう? と考えてみるのも面白いです!

”あなたは夢を追うため、幼いうちに家を出ようとしています。両親はあなたに何と言いますか?”
アイデンティティーの形成には人間環境も関係しているためか、上記のような質問も用意されています。
ある男性は「ダース・シディアスを選べばよかった~!」と選択を後悔しているようでしたが、インタラクティブは上書きが可能です。選択を変更したい場合は、再度ブレスレットをタッチしましょう!
ちなみに、私は自分の性格などおかまいなしに、ダースベイダーを選びました。
モニターが設置されていて、画面をタッチして答える質問もあります。
あなたはどんな人間か? どんな信念があり、哲学を持っているのか? といった質問があり、回答に3分位~要します。
そして最後には、皇帝からの提案が……ここで、光の道を突き進むか、 悪の道に入るかを問われます。
この選択によって、あなたのスターウォーズ世界での立ち位置が決まるわけですね。私はもちろん、悪に寝がえりました。そうして出来上がったキャラクターがこちら!
オリジナルキャラクターは登録したメールアドレスにその詳細が送信されます。
お土産のグッズなどを買わなくても、思い出に残る物が貰えるのは嬉しい! こちらは心理テスト感覚で回答できるため、スターウォーズを知らないであろう子供達もインタラクティブコンテンツを楽しんでいるようでした。
質問には、壁や専用モニターに、ブレスレットを当てて答えていくのですが、物によっては5分ほど時間がかかります。そのため行列が出来てしまう箇所もありました。時間には余裕を持って楽しんだほうが良いでしょう!
音声ガイドと映像でアイデンティティーについて学ぶ
スターウォーズアイデンティティーズでは、序盤に片耳用イヤホンが支給されます。これは会場内の対象の場所に立つことによって使用できる、音声ガイドになっています。
音声ガイドでは、DNAとは何か? 性格はどのようにして決まるのか? AIはどこまで進歩するのか? などのトピックスを、スターウォーズの世界を交えつつ紹介されます。
アイデンティティーに関するトピックスといっても難しい物ではなく、3分ほどでさらっと聞くことができるので、時間に余裕がある方は聞いてみるといいでしょう。
音声ガイドは展示物の前で、スターウォーズの豆知識を教えてくれることもあります。
会場内では「そうなんだ~」「知らなかった」という声も聞こえ、スターウォーズをよく知らない人でも楽しめる仕掛けのひとつになっています。
イベント限定グッズも忘れずに
スターウォーズアイデンティティーズでは、Tシャツ、ステッカー、ポスター、缶バッジ、クリアファイルなどなど……限定のオリジナルグッズも販売されています。
個人的に購入して良かったなと感じたのがステッカーとTシャツ、フラットポーチ。どれも作りがしっかりしており日常使いできるグッズにでした。
スターウォーズ展は2020年1月13日まで開催
終始大興奮だったスターウォーズアイデンティティーズ。
ただ展示品を眺めるだけでなく、聞いたり触ったりする体験するブースもあり、大満足の内容でした。このような大規模な展示会は、今後日本ではないかもしれとのことなので、興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい!
スターウォーズの新作が公開される12月近辺は混雑が予想されるため、ゆっくり展示物を見たい方は日付をずらした方がいいでしょう。
スターウォーズアイデンティティーズ エキシビション開催概要
- 会期:2019年8月8日(木)~2020年1月13日(月・祝)
- 開催時間:10:00~19:00 (開催時間 18:30)
- 場所:寺田倉庫 G1-5F (東京都品川区東品川 2-6-4)
- チケットは日時、入場時間指定制となります。
- 前売券(税込):大人(中学生以上)3,200円、
小人(小学生以下)2,000円、
親子チケット10,000円
※親子チケットは小人1人以上含む家族4人まで - 当日券(税込): 大人(中学生以上)3,500円、小人(小学生以下)2,300円
- 公式webサイト
- 公式Twitter @swid_jp
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