生賴範義『幻魔大戦』画集 A3サイズ豪華特製本で 300部限定発刊 | uzurea.net

生賴範義『幻魔大戦』画集 A3サイズ豪華特製本で 300部限定発刊

生賴範義『幻魔大戦』画集 A3サイズ豪華特製本で 300部限定発刊

執筆: UZUREA News アイコン UZUREA News

1962年の活動開始から、超絶的なイマジネーションでSF的な題材を描き、『スター・ウォーズ』や『ゴジラ』シリーズなどのイラストが、日本国内に限らず世界的にも認知されていた生賴範義(おおらい のりよし)氏。

同氏が最も多くの絵を描いた作品のひとつ『幻魔大戦』。 そのカラーイラスト71点とモノクロ原稿4点を収録した、A3サイズワイド版画集が、復刊ドットコムより2019年11月下旬に発刊されます。

生賴範義画集 〈幻魔〉 (生賴範義 画/平井和正 原作)

2015年10月27日に、79歳で亡くなったイラストレーター 生賴範義(おおらい のりよし)氏。

1962年の活動開始から、余人の追随を許さない超絶的なイマジネーションでSF的な題材を描くことが多く、『スター・ウォーズ』や『ゴジラ』シリーズなどは、日本国内に限らず世界的にも認知されています。

また、1970~80年代に書店に通っていた本好き達にとっての生賴氏といえば、『復活の日』をはじめとする小松左京氏の作品の挿画でしょう(ちなみに日本のミケランジェロと生賴を評したのも小松左京氏)。

そして、現在のキャラクターノベル=ライトノベルの始祖ともいえる平井和正作品の情念を具現化する、誰よりもパワフルなイラストレーターでした。 結果として『幻魔大戦』関連の作品は、生賴範義氏がもっとも多くの絵を描いた作品となったのです。

生賴範義画集 『幻魔』
生賴範義画集 『幻魔』 ※カバーは制作中のイメージ

幻魔大戦 平井和正と、石ノ森章太郎、そして生賴範義について

『幻魔大戦』は、1967年にSF作家 平井和正と漫画家 石森章太郎との共作で発表されましたが、残念ながら連載は未完のまま終了。 その後、1971年に『S-Fマガジン(早川書房)』での同コンビによる『新・幻魔大戦』の連載が開始するも、こちらも未完で終了してしまいました。

そして1979年には、平井和正と石ノ森章太郎が“小説”と“漫画”という別ジャンルで、それぞれの『幻魔大戦』を発表していくことになり、その世界は大きく広がっていきました。

石ノ森章太郎による新たな漫画版『幻魔大戦』は、徳間書店の新漫画誌『リュウ』にて連載開始。 平井和正による小説は角川書店『野性時代』誌上にて『幻魔大戦』を連載し、更に徳間書店より創刊された『SFアドベンチャー』で『真幻魔大戦』の連載が始まりました。

熱気にあふれた筆致による平井和正の小説群は、世紀末に近づく当時の日本でも多くの若者たちに熱狂的に迎えられ、いずれもベストセラーになります。 このふたつの小説版『幻魔』の挿画を担当したのが、当時40代半ばで脂の乗っていた生賴範義でした。

生賴範義 幻魔大戦 挿絵より
生賴範義 幻魔大戦 挿絵より

角川版『幻魔大戦』は1983年に、りん・たろう監督による長編アニメ映画化し、日本全国で公開。 また同作は全20巻でひと区切りとなり、その後、生賴範義の第2画集『生賴範義イラストレーション (2)幻魔世界』が、徳間書店より発売されました。

しかし、画集刊行時にはまだ『真幻魔大戦』が継続中であったためか未収録の絵も多く、没後翌年2016年に、イラストを増補した『電子書籍版/生賴範義イラストレーション 〈幻魔世界〉』(KADOKAWA 刊)が発売されています。

復刊ドットコム版 『生賴範義画集 〈幻魔〉』の特徴

2019年11月下旬に発刊予定の『生賴範義画集 〈幻魔〉』は、過去の画集には未収録であったもの(※)も加え、すべての『幻魔』関連のカラーイラスト71点と、今回はモノクロ原稿4点を加え、これまでにないA3サイズで再現した初のワイド版画集となります。

※未収録作品例:徳間書店「SFアドベンチャー増刊 平井和正の幻魔宇宙 III」表紙&ポスター。 1983書籍版、2016電子書籍版ともに未収録

日本のSF的想像力を海外にまで伝え、第36回日本SF大賞功績賞受賞した生賴氏のイラストが、これまでにない迫力で再現いたしました。

2018年、上野の森美術館にて開催された回顧展に足を運んだ方や、タイミング悪く行けなかった方のどちらにもオススメできる、限定300部生産(再販なし)の豪華特製本!!

復刊ドットコム 限定特典『特製複製原画セット(非売品) 』

復刊ドットコムで『生賴範義画集 〈幻魔〉』をご予約/購入した方全員に、本には未収録のカットを用いた特製複製原画セット(非売品)をプレゼント!

復刊ドットコム 限定特典『特製複製原画セット(非売品) 』
復刊ドットコム 限定特典『特製複製原画セット(非売品) 』

※画像は制作中のものです。

(c)生賴太郎/平井早智

生賴範義画集 〈幻魔〉 書籍情報

復刊ドットコムで『生賴範義画集 〈幻魔〉』をご予約された方全員に、本書には未収録のモノクロカットを用いた特製複製原画セット(非売品)をプレゼント!

  • 著者:生賴範義 画 / 平井和正 原作
  • 出版社:復刊ドットコム
  • 判型: A3・上製・函入
  • 頁数:76 頁
  • 予価 27,500円(税込) 本体価格 25,000 円 + 消費税10%
  • 送料・代引手数料無料
  • 配送時期:2019/11/下旬

生賴範義 (おおらい のりよし) プロフィール

  • 1935年兵庫県生まれ。
  • 1954年、東京藝術大学入学。
  • 1957年、東京藝術大学油絵科中退。
  • 1962年、イラストレーターとして活動開始。
  • 1973年には宮崎県宮崎市に居を移す。
  • 1980年、ジョージ・ルーカス製作『スター・ウォーズ2 帝国の逆襲』の国際版ポスター・イラストレーションで脚光を浴びる。星雲賞アート部門受賞。
  • 2014年、文化庁映画賞功労賞受賞。
  • 2015年10月27日逝去、享年79。
  • 2016年、日本SF大賞功績賞、星雲賞アート部門受賞。

平井和正 (ひらい かずまさ) プロフィール

  • 1938年神奈川県生まれ。
  • 1961年、早川書房のSF専門誌「S-Fマガジン」の第1回空想科学小説コンテストで奨励賞を受賞し、デビュー。
  • 1963年、マンガ『8マン』の原作を担当し、その後、テレビアニメ版の脚本も手がける。
  • 1971年より『狼の紋章』を始めとする小説「ウルフガイ」シリーズ、1979年より石ノ森章太郎との共作マンガに基づく小説「幻魔大戦」シリーズの刊行を開始し、共にベストセラーを記録。
  • 1994年には国内最初期のオンライン小説となる『ボヘミアンガラス・ストリート』を発表し、注目を集めた。
  • 2015年1月17日逝去。享年76。

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