日常を少しだけ便利にするために、デザインで出来る事を考える。身の回りの不便な物事についてすこし真面目に考えてみようという企画。今回の思いつきは『おにぎり』へのアイデア。
おにぎりの具材を海苔で分かりやすくできるガジェット
【日常のデザイン】
おにぎり(=おむすび)は日本人にっとて身近な料理です。料理というか、携帯方法というか、加工方法というべきか……悩みますが、まあ本題ではないので置いておいて。
そんな『おにぎり』ですが、コンビニや市販のおにぎりならパッケージに具材が書いてありますが、家で作るときは中に入れた具材を、握った後で判別させる方法ってちょっと工夫が要りますよね。具材を少しだけおにぎりの外側につけておくとか、おにぎりの形を変えるとかいろいろ工夫はありますが、具材名でカットできる海苔パンチ(カッター)があれば、簡単なのにな、なんて思ったのですが……どうでしょう。
具材名でカットできる海苔パンチ(カッター)
カットした海苔をおにぎりに付けておけば見た目にも可愛いし、お弁当箱を開いても楽しいのではないでしょうか。とっくにそんな製品はあるかな?と探してみたのですが、今のところ見つかりませんでした。
ちなみに、海苔パンチというのは下記のような製品。
貝印の『のりパンチ』は海苔を挟んで上部を押し込むだけで、簡単に海苔をカットしてくれるスグレもの。海苔がパリッと乾いてれば綺麗にカットできるし、カットされたパーツを組み合わせて色々な表情を作れるという製品。

画像 Amazon解説画像より
組み合わせで文字を作る事ももちろん可能ですが……具材名に使う文字を1回でパチンとカットできるのがあると結構需要があるのではないでしょうか。ひらがあn50音全部があっても持て余してしまうので、
- うめ
- さけ
- こんぶ
- おかか
- たらこ
- つな
くらいの文字があれば家庭用としては十分活躍するんじゃないでしょうか。文字のくみあわせをかえて『たこ』、『ぶた』、『なめこ』、『さめ』、『たけ』なんて文字もつくれますし。おにぎりに合うかは知りませんが。
もちろんお弁当屋さん向けにもっと文字数の多い業務用カットがあっても良いと思います。もしくはダイモみたいに、回転しき文字盤を使って50音すべてカットできるように……
まあこの場合、単価が高くなっちゃいそうですし、持て余しそうに思えますが。
まとめ
アルファベットのクッキー型などは結構売ってるのですが、海苔で文字をカットするという製品はないのかな? もしかしたら、文字くらい複雑な形でカットするのが技術的に難しいなど、発売できない理由があるのかもしれません。
日本だけでしか需要がなさそうな製品ですが、わりと旅行者にも評判の良い『おにぎり=ライスボール』。食べ物にもユニバーサルデザインをという意味でも、日本の企業さんに取り組んでもらいたいな……なんて大げさな一文で占めておきましょう。