1964年の東京大会を空前のスケールで表現した公式長編記録映画『東京オリンピック』(市川崑 総監督)。
その魅力のすべてを凝縮した特別書籍が、同映画公開55周年の記念として刊行決定しました。 販売価格は4,950円(税込) で2020年3月発売予定。 復刊ドットコムwebサイトから先行予約が可能です。
『映画「東京オリンピック」 1964』 について
1965年3月の全国劇場公開から55年、その歴史的・作品的価値がさらに高まる、公式長編記録映画『東京オリンピック』は市川崑総監督のもと、総勢550余名のスタッフが全力を結集して作り上げた、1964年東京大会のドキュメンタリー。オリンピック映画史上初のカラー・シネマスコープ&立体音響による超大作として公開されました。
当時「芸術か? 記録か?」と話題を呼びながらも、国内動員2000万人(※)超という空前の大ヒットを記録し、日本中を感動で包みました。
※この動員レコードは、2001年『千と千尋の神隠し』まで破られませんでした。
作品的にも、キネマ旬報ベストテン第2位、カンヌ国際映画祭 国際批評家賞、英国アカデミー賞 ドキュメンタリー賞ほか、国際的にきわめて高い評価を受け、ソウル・バス、クロード・ルルーシュ、北野武といった気鋭のクリエイターにも映像的影響を与えた、世界映画史上に輝く傑作です。
そのユニークでダイナミックな作品内容と美的エッセンス、長大で緻密な製作プロセスを、当時の時代相に即して新たに探究する初の書籍が本書。
『市川崑監督自筆の絵コンテ』、『各種製作メモ』、『当時の関係者の証言』や記事類など、厳選された第一級の資料と、秘蔵メイキング写真・図版類を駆使して、映画の魅力の“すべて”をつづった一冊が映画公開55周年を記念して、2020年春に刊行されます!
映画『東京オリンピック』のメインスタッフ
- 総監督:市川崑
- 脚本:和田夏十、白坂依志夫、谷川俊太郎、市川崑
- 技術監督:碧川道夫
- 音楽監督:黛敏郎
- 美術監督:亀倉雄策
- ナレーター:三國一朗
『映画「東京オリンピック」1964』 書籍情報
- 予価 4,950円 (税込)
- B5判/160頁
- 出版社: 復刊ドットコム
- 配送時期:2020/03/下旬
復刊ドットコム限定 先着オリジナル特典もあり
2019年1月現在、先行発売中の本作品は2020年3月下旬に発送予定ですが、復刊ドットコムで同書を購入すると、先着でオリジナル特典をプレゼントが付く事が発表されています。