パーティション管理ソフト『MiniTool Partition Wizard』機能解説&レビュー 【製品提供記事】
パーティション管理ソフト『MiniTool Partition Wizard』機能解説&レビュー 【製品提供記事】

『MiniTool Partition Wizard』機能解説&レビュー 【製品提供記事】

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城村うるり

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当記事でご紹介するのは、MiniTool®Software Ltd.が提供している『MiniTool Partition Wizard (ミニツール・パーティション・ウィザード)』というストレージ管理ソフトです。

Windows用PCベンチマークディスク使用状況の確認、パーティションの分割・結合、パーティションのコピー、アライメント、抹消、アクティブ設定の変更などを、一覧性の高いUIでサクッと実行することができるソフトウェアです。

MiniTool Partition Wizardのご紹介

『MiniTool Partition Wizard』を提供しているのはカナダと香港に拠点を持つMiniTool®Software Ltd. です。 公式Webサイトでは各国語での解説も対応しており、ソフトウェア自体のUIも日本語に対応しています。

対応OS
  • Windows 10
  • Windows 8.1/8
  • indows 7
  • Windows Vista
  • Windows XP
対応ファイルシステム
  • FAT12/16/32
  • exFAT
  • NTFS
  • Ext2/3/4
サポートされているストレージデバイス
  • HDD
  • SSD
  • SSHD
  • 外付けHDD
  • USBメモリ
  • SDカード
  • ダイナミックディスク
  • ハードウェアRAID

インストール方法

まずは公式webサイトから無料版のインストーラーをダウンロードします。

MiniTool Partition Wizard オフィシャルWeサイト
MiniTool Partition Wizard 公式ページで
『ダウンロード』 ボタンをクリック

ダウンロードが完了したら、ファイルを起動しインストールを開始。 インストールは数回のクリックで完了します。 インストールが完了し、ソフトウェアを起動時のデフォルトでは、各種機能のランチャー画面が表示されます。

MiniTool Partition Wizard 起動時のランチャー
MiniTool Partition Wizard 起動時のランチャー

ランチャーから『アプリケーションの実行(右上の緑)』を選択すると、各ストレージの使用状況が解析され一覧表示されます。

MiniTool Partition Wizard メイン画面
MiniTool Partition Wizard メイン画面

機能解説 ディスクベンチマーク

続いて『MiniTool Partition Wizard』の機能をいくつか紹介していきましょう。 まずは「ディスクベンチマーク』 この機能はその名の通りPCに搭載されているストレージに読み書きテストを実行し、その処理速度を計測しグラフで表示します。

テストモードは、『順番(シーケンシャル)』と、『ランダム』、『順番&ランダム』の3種が選べます。

ディスクベンチマーク結果 SATA接続SSDの例
(シーケンシャル&ランダム リード/ライト)
ディスクベンチマーク結果 SSDの例  (シーケンシャル&ランダム リード/ライト)
ディスクベンチマーク結果
SATA接続HDDの例 (シーケンシャル&ランダム リード/ライト)

順番(シーケンシャル)モードでは、ストレージの基本機能や接続タイプによる特製を見極めるのに。 ランダムモードでは、実際に利用している時の実測・体感に近い結果を得られます。

ディスクベンチマークの結果や、SSDのメーカー別平均速度について、MiniToolの公式ドキュメントに詳しく記載されているので、こちらもあわせてご確認ください。

ディスク使用状況分析

『ディスク使用状況分析』は身近に利用できる便利で重要な機能のひとつです。 指定し、解析したストレージの利用率や、フォルダ毎のサイズが一覧表示で表示されます。 HDD/SSDの空き容量が不足してきた際に、データの取捨選択をしたい時などに便利な機能です。

ディスクの利用状況・占有率を確認するソフトウェアとしては、フリーソフト『DiskInfo』がありますが、筆者の環境で実行したDiskInfoでは20分ほど解析に要したドライブが、 MiniTool Partition Wizardでは4~5分で完了しました。

分析を実行すると、『ツリービュー』『ファイルビュー』『フォルダビュー』といった表示形式が選べます。

パーティション管理

さて、いよいよ本ソフトの主機能であるパーティション関連の機能をチェックしてみます。

パーティションの分割

まずは既に稼働しているストレージのパーティションを 分割して新しい領域を作る『パーティションの分割』機能です。 ストレージの内容を消す事なく、空き容量から新しいパーティションを作成する事ができます。

メイン画面のストレージリストからパーティションを操作したいストレージを選択し、上部のメニューから[パーティション]>[分割](または、左側のメニューから『パーティションの分割』)と選択すると、GUIでパーティションそれぞれの容量を設定する事ができます。

MiniTool Partition Wizard マウスで左右にドラッグする事で、分割するパーティションの割合を変更できる
マウスで左右にドラッグする事で、分割するパーティションの割合を変更できる

もちろん、GUIを使わずに数値入力で指定することも可能。 容量表示はGB、MBの切りかえが可能ですが、1GB=1024MBである点に注意しましょう。 GB表示とは数値がズレます。

分割容量を決めて『OK』をクリック後、直ぐに設定は反映されません。 メイン画面にもどった後に、画面左上の『適用』をクリックし、表示される確認アラートで『はい』をクリックすると作業が実行されます。

MiniTool Partition Wizard でパーティションを分割する割合を変更後に『適用』をクリックする事で、さらに最終確認アラートが表示される。
1.パーティションを分割する割合を設定して『OK』をクリック
2.画面左上の『適用』をクリックし……
MiniTool Partition Wizard でのパーティション管理 3.最終確認画面が表示される
3.最終確認画面が表示される

最終確認画面で『はい』を押すと、パーティションの分割作業が開始されます。 なお、ストレージの種類や、容量にもよりますが、HDDであれば数十分~数時間かかる場合もあるので、時間に余裕のある時に実行しましょう。

また作業が実行されている間にストレージにアクセスがあると、処理にエラーや失敗する可能性があるので、他のアプリケーションは終了させて実行する事が推奨されています。

MiniTool Partition Wizard でパーティションの分割を実行中……
パーティションの分割を実行中……
MiniTool Partition Wizard でのパーティション分割処理が完了
処理が完了

パーティションの結合

同様にパーティションを分割して運用しているストレージを結合させる事可能です。 Mini Tool Partition Wizardを利用して結合する事で、双方のパーティションに記録されたデータを損なう事なく、結合できる(※)という点が特徴です。

※データを損なうことなくパーティション結合できるのはNTFSでフォーマットされたストレージに限られます。 NTFS以外のフォーマットのストレージは一旦NTFSにフォーマットし直す必要があるため、データは抹消されます。

メイン画面のストレージリストからストレージを選択し、上部のメニューから[パーティション]>[分割](または、左側のメニューから『パーティションの分割』)と選択すると、GUIでパーティション割合を調整設定する事ができます。

MiniTool Partition Wizard で分割したパーティションを結合
分割したパーティションの結合を実行

続いて、対象ボリュームをそれぞれ選択。 (当然同一のストレージ内で分割されたパーティションしか結合する事はできない)

MiniTool Partition Wizard で分割されたパーティションを結合させる
分割されたパーティションストレージをふたつ選択する

結合されたパーティションの内容をもう一方のパーティションへ退避コピーが実行されるのでそのフォルダ名を指定できる。(下記画像 赤く囲った箇所を参照)

MiniTool Partition Wizard で統合されるパーティションの内容を保存するフォルダ名を設定できる
統合されるパーティションの内容を保存するフォルダ名を設定できる

選択と設定が完了したら、メイン画面にもどり、左上の『適用』をクリックする事でパーティションの結合が実行されます。

『無料版』、『プロ版』、『プロ・アルティメット版』 各ライセンスの違い

MiniTool Partition Wizardは、前述したパーティションの分割/結合の他にも『パーティションのサイズ変更』といった機能は、無料版で実行が可能です。

さらに、上位機能版として『プロ版』、『プロ・アルティメット版』が提供されています。

MiniTool Partition Wizard 各ライセンスによるバージョンの違い
MiniTool Partition Wizard 各ライセンスによるバージョンの違い
  • 無料版は、個人利用に限定。 パーティションの状況の確認と パーティション分割など物理的なアプローチが可能 (0円 無料)
  • プロ版ではビジネスでの利用が許可され、新規導入ボリュームの管理や、クラスタサイズの変更などの機能も解放される (1年ライセンス4,580円/永久ライセンス5,980円
  • プロ・アルティメット版ではビジネスでの利用、およびプロ版の全機能に加え、削除されたストレージ上の『データ復元』といった、ストレージ内部に深く入り込む機能が利用できる(永久ライセンス11,200円

また、さらに上位機能を有する、サーバー版や企業向けのエンタープライズ版なども用意されています。 詳しくは公式サイト『MiniTool Partition Wizard エディションの比較』を参照ください。

MiniTool Partition Wizard レビュー

良いところ

当ソフトは、無料版で利用できる機能だけでも、かなり高性能で、使い勝手が良いソフトウェアです。 パーティションの分割や統合に関しても、Windowsの管理ツールよりも容易に作業ができ、かゆい所に手が届く便利なツールです。

各処理も高速で、シビアな環境での利用でストレスを感じず利用できるでしょう。

当記事では触れていませんが、OSを初期化せずにシステムドライブの乗せ換えをする事も可能なようです。 この機能を使う事で、Cドライブ(システム/起動ドライブ)をHDDからSSDに換装……といった事もできる()そうですので、WindowsPCのカスタマイズやハードウェアの増強をしつつ、ハードに使いこなしていくようなユーザーにとっては重宝するソフトウェアと言えます。

※OSをSSD/HD に移行する方法| MiniTool Partition Wizard のチュートリアル

不便なところ

最終実行ボタンが左上についていたりと、慣れるまでやや戸惑うUIです。

また、公式の解説ドキュメントは豊富ですが、日本語への翻訳がやや怪しい所が多く、理解をするのに苦労するかもしれません。

まとめ

今回はパーティション管理のソフト『MiniTool Partition Wizard』をご紹介しました。 このソフトウェアに実装されている基礎的な機能はWindows OSでも対応可能なものが多いですが、このソフトを介することで操作のしやすさや、データの管理しやすさが格段に上がります。

いままで、ストレージ管理にちょっと不安を持っていた方はもちろん、日常的にOSやシステムの管理をする必要がある社内ヘルプデスク、システム管理者、関連する事業を行っている事業者さんなどにとっては、強くおすすめできるアプリケーションです。

価格もプロ・アルティメット版で11,200円(永久)、企業が複数PCで利用するライセンスも51,880円(永久)とリーズナブルです。 興味が有る方はまずは公式サイトから無料版を利用し、検討してみては如何でしょうか。

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城村うるり

某香港在住博士に憧れてガジェットの世界に入ってきました。iPhoneは3Gから使用。Nokia端末も好きでした。

ドイツで2児の子育て奮闘中。趣味は旅行と写真撮影。レビューや雑学系ニュースなど書いていきます。

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