夏も本番、花火大会シーズン本番となり、各地の花火大会を見に行く予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
近年の花火大会は、花火玉自体の製作技術の向上はもちろん、打ち上げの構成や音楽と合わせた演出とその精度向上などにより、エンターテインメント性も非常に高くなってきています。
基本的には野外で無料で見られる花火大会ですが、会場によっては設営さた有料席からより近くて迫力ある花火を安全に楽しめたりもします。
そして、そういった花火大会自体の演出や運営強化により、来場者総数も順調に増えているようです。
各花火大会の公式サイトでは、注意点やオススメポイントなどが紹介されている事も多いですが、今回は花火シーズンに都内・地方を含めて多数の会場へ花火撮影に行く無類の花火好きである筆者が、独自の経験から、お金のかからないちょっとした下準備で花火大会を良い思い出にする為に気をつけておくべき、ポイントを4つをまとめてみました。
Index
都会なら開始3時間前。地方なら2時間前到着の目安で会場へ
ポイントの1つめ。

前述したように花火大会の来場者は年々増加傾向にあります。
さまざまなメディアで『穴場観覧情報』なども紹介されていますが、やはりきちんと設営されたお店や設備のそろったたメイン会場からの観覧が安定して花火大会を楽しめます。
結果として、会場の良い位置は人が集中しで花火を楽しむ為の場所確保がとても大変になってきています。都内では特に人気のある東京隅田川花火大会では、荒天などで日程が変更した時、その瞬間から次の場所取り合戦が始まっている……といった過酷な話も耳にします。
目安としては都会の花火大会なら打ち上げの開始3時間前に。地方の花火大会でも打ち上げ2時間前位に会場に到着し場所取りをしたい所です。
素敵な花火を、優雅に気持ちよく楽しむためにも、事前にリサーチした上で早めに準備を進めましょう。
事前に、当日の風向きをチェックしましょう
ポイントの2つめ。

昨今では、各種天気予報サイト(tenki.jpやwathernewsなど)で1時間毎の予想が公開されています。
打ち上げた花火の煙は風下に流れていくものなので、近くで観覧している時に風下になってしまうと煙で花火が見えなくなる場合もあります。極力、風下は避けるといいでしょう。
理想としては花火を見ていて、横に風が流れるような位置ならクリアに観覧することが出来るでしょう。
トイレはかなり混み合います
ポイントの3つめ。

大半の花火大会では、多くの仮設トイレが設置されていますが、それでも開演中や前後は常時20分~30分位の待ちとなる場合が多いです。
浴衣など普段とはちがった格好だと勝手が違って手間取る事も多いので、落ち着いて花火を楽しむ為に、打ち上げ開始前に余裕をもってトイレを済まし、観覧中もビールのようなトイレが早くなるお酒類は控えめにすると良いでしょう。
ただし、夏場で汗が止まらないような日や、長時間の場所取りを行う場合は適切な水分の摂取は必要です。凍ったペットボトルを用意したり、首元を冷やすなど熱中症対策をしつつ過ごしましょう。
会場『最寄り駅』、『ひとつ先の駅』を事前に調べておく
ポイントの4つめ。

会場付近の道路や交通機関には、日常と比較して数十倍の花火観覧客が集まります。
そして打ち上げプログラムが終わると、付近の通りは人で溢れ最寄りの駅への主要道路は通常の4~5倍もの時間を要する位に混雑します。急がず帰宅出来るような状況であれば花火の終了後20分位はその場にとどまり、余裕をもって帰ることをおすすめします。
最寄り駅へ行くための別ルートの調査や、都内のように駅と駅の間が近い環境であれば、徒歩で歩ける最寄り駅の、ひとつ先の駅までの距離やルートをチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本の風物詩である花火大会を楽しむ為のチェックポンとを記載いたしました。家族や友達、デートなどで楽しむ花火大会を、素敵な夏の思い出にする為にも是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに本文とはやや逸れますが、筆者はこの時期、各地の花火撮影に行くのが恒例となっています。昨今のカメラ内蔵のスマートフォンで写真や動画を撮影する方も多いと思いますが、よりキレイに撮影したいという方は高性能なデジタルカメラと三脚での写真・動画撮影も奥深い世界でとても面白いですよ!
※花火大会の基本は見て楽しむ事ですので、撮影する場合は周りのお客様や、付近の方々や交通の迷惑とならないようにマナーには十分気を配ってください。