『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』がタイトルを変えNHKドラマ化

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『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が、NHKでの深夜ドラマとして『腐女子、 うっかりゲイに告(コク)る。』という名称で制作開始した事が発表されました。

同作品は浅原ナオト氏によって、WEB小説サイト『カクヨム( https://kakuyomu.jp/ )』に投稿された作品で、2018年2月には株式会社KADOKAWAから文芸単行本かされた作品。

小説やラノベのドラマ化や映画化が多く行われ、その賛否に注目が集まる昨今の状況ですが、『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の扱うテーマを、どのようにドラマ作品化あれるのか、注目です。

原作『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』について

彼女が好きなものはホモであって僕ではない
[amazon PR] 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
著:浅原ナオト
イラスト:新井陽次郎

発行:株式会社KADOKAWA
定価: 本体1,200円(税別)
発売日:2018年2月21日
ISBN:9784040725130
書誌情報: https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000994

通称『カノホモ』。本作は同性愛者であることを隠して生きている男子高校生『安藤純』を主人公に展開されます。安藤は自己の性的指向は保持したまま、世間は『ふつう』と呼ぶしあわせにも憧れを持っています。そんな安藤はBL趣味を持つ同級生の女子『三浦さん』と(自身の指向は隠したまま)付き合うことに。この選択が周囲を巻き込み波乱を巻き起こすというストーリーです。

性的な指向も含めて、本当の意味での『個人の自由』や、『自分らしさ』を保持すること、『普通』と言われることを体現すること。そういった諸々は実はとても難しいことですが、本作ではそれらを感受性の高い時期である高校生達の視点から描いています。

現在、カクヨムの投稿の他、文芸小説版、そしてKADOKAWA『COMIC BRIDGE online』で『平原明』氏によってのコミカライズ版も執筆が開始されています。

ドラマ化版『腐女子、 うっかりゲイに告(コク)る。』について

前述の作品を原作としたNHK制作のドラマ化タイトルは『腐女子、 うっかりゲイに告(コク)る。』と変更になっています。

NHKは近頃色々なジャンルのドラマを多く制作し定評がありますが、特に若手の人気注目株である役者を積極的に主役や準主役に据えることも多く、今回の『腐女子、 うっかりゲイに告(コク)る。』も、その流れを汲んでいます。

主役には『金子大地』と『藤野涼子』という注目の若手演技派俳優を起用し、さらにその周りには『安藤玉恵』『谷原章介』といった実力派も据えています。

―NHK発・ゲイの少年 × 腐女子の少女―
交わるはずのない二人が出会ってはじまる、 純粋でねじくれた青春群像劇。

タイトル:腐女子、 うっかりゲイに告(コク)る。
放送予定:2019年4月20日(土)NHK総合 夜11:30~11:59 スタート(連続8回予定)
原作:浅原ナオト『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
脚本:三浦直之
出演:金子大地、 藤野涼子、 小越勇輝、 安藤玉恵、 谷原章介 ほか
制作統括:篠原圭、 清水拓哉
プロデューサー:尾崎裕和
演出:盆子原誠、 大嶋慧介、 上田明子、 野田雄介

主人公・純は、 自身がゲイであることは自覚しつつ、 「異性を愛し、 子どもを作って、 家庭を築く」という“普通の幸せ”への強い憧れも持つ。ゲイであることを隠して同級生・三浦さんと付き合い始めるが……。
「ゲイ」「腐女子」という単純なラベリングに抗い「私」と「あなた」として誠実に関係を築き始める純と三浦さん。二人の姿は葛藤を抱えるクラスメイトや周囲の大人たちの心を波立たせていく。
世間の“普通”と、 自分が本当に欲しいもの――。その間のズレで悩んだことのあるすべての人へ。
主人公の愛聴するQUEENの名曲に乗せて疾走する、 軽やかで切実な青春ストーリー。

昨今、映画などでも話題となり、リバイバルヒット中の『QUEEN』曲をドラマのテーマ曲として採用されているようです。フレディ・マーキュリーが同性愛者であったことを告白している、といった事もあるのでしょうか。

タイトルの変更について

ドラマ化に当たって、作品タイトルが変更になっていますが、この点は原作者の浅原ナオト氏本人がTwitterで言及しています。

一連のTweetから、どうやら『ホモ』という単語に対する世論の反応への配慮、併せてマーケティング的な手段としてタイトル変更がなされたように予想します。浅原ナオト氏としても改変内容には不満も残る所はあるようですが、とはいえさまざまな要因がある事も受け入れたうえで、ファンの皆さんには純粋にドラマ化作品自体の出来に期待して欲しい、といった所なのではないでしょうか。

原作タイトルに『ホモ』という単語が含まれている事については、浅原ナオト氏のカクヨム『近況ノート』で言及されています。

 「差別」が無くなれば「差別用語」は無くなります。十年後、二十年後、『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』がとんでもタイトルの発禁本になっているか、昔の人間はこんなつまらないことで悩んでいたんだと馬鹿にされる社会学の資料になっているか、それは分かりません。分かりませんが、できれば後者であることを願いながら、この近況ノートを終わらせたいと思います。

まとめ

性的マイノリティーに対する理解は少しづつとはいえ、確実に進んできている様に思える昨今ですが、こういったセンシティブな題材を扱った作品をNHKがドラマとして制作するという事自体にも大きな意味があるのかもしれません。


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