フォントワークスが、手書き風の楷書(かいしょ)系硬筆体『クレー』、ディスプレイ書体『ロックンロール』『ステッキ』『ランパート』『レゲエ』『ドットゴシック』など全8書体をGoogle Fontsにて提供開始しました。
また、同書体はGitHubにて『SIL オープンフォントライセンス』のもと無料配布も開始。商用利用が可能で、ゲームや動画などででも使用可能となります。
フォントワークス 全8書体をwebフォント『Google Fonts』にて配信開始
フォントワークスはから配布された8書体は下記の通り。
- クレー(Klee) One Regular/クレー(Klee) One SemiBold
文字の起筆部と終筆部に硬筆の筆記具で書いた文字特有のアクセントをもたせた硬筆体。LETS/mojimoではクレーM/Bとして提供 - トレイン(Train) One Regular
フォントワークスでは、『レイルウェイ B (RailwayStd-B)』として販売していたフォント。GoogleFonts提供にあたって『Train』と改名して提供。 - ロックンロール(RocknRoll) One Regular
同社のフォント『ロダン』をベースにポップスタイルに改良された書体。躍動感のあるデザインのフォント。LETS/mojimoでは『ロックンロール DB』として提供 - ステッキ(Stick) Regular
棒のように直線で表現されたデザインでありながら、どこか牧歌的な雰囲気をもつ書体。LETS/mojimoでは『ステッキ B』として提供 - ランパート(Rampart) One Regular
LETS/mojimoで提供されている『ランパート EB』。『ロダン』ベースにデザインされた、アウトラインシャドウ書体。 - レゲエ(Reggae) One Regular
やはり『ロダン』をベースに線の末端部分を細くしたフォント。LETS/mojimoでは『レゲエ B』として提供 - ドットゴシック16(DotGothic16) Regular
携帯の画面やLowBitなゲームフォントをイメージして開発された、16×16のゴシック体のビットマップをベースの書体。LETS/mojimoでは『ドットゴシック 16 M』。
なお、『LETS』や『mojimo』などでフォントワークス提供のフォントとは互換性はないようです。
また同フォントは、フォントワークスのGitHubでも無料公開されています。こちらも『SILオープンフォントライセンス※』が適用されるので、フォント自体の再販などを除いて、多くのビジネス/パーソナルシーンで無料利用ができます。
※SLIオープンフォントライセンス(SIL Open Font License) とは
OFLは、ライセンスを付与されたフォントの使用、研究、改変、再頒布を、それ自体を販売しない限り自由に行うことを許可します。
フォント(派生的著作物を含む)は、予約済みの名称を派生的著作物で使用していない限り、任意のソフトウェアとバンドル、埋め込み、再頒布および販売が行えます。
ただしフォントおよび派生物を別の種類のライセンスに基づいてリリースすることはできません。フォントをこのライセンスに基づいた状態に保つという要件は、フォントまたはその派生物を使って作成されたいかなるドキュメントにも適用されません。
一般社団法人オープンソース・グループ・ジャパン
『オープンソースライセンスの日本語参考訳』より引用
https://licenses.opensource.jp/OFL-1.1/OFL-1.1.html
関連リンク
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