執筆中のWordPress投稿や固定ページを保存しようとしたのに失敗する……というケース、ごく稀にありますよね。 そんな場合場合の緊急対応についてご紹介いたします。
WordPress5.x以降(ブロックエディター=Gutenberg )の場合
WordPress 5から採用された、ブロックエディタを利用時の、投稿保存エラーの緊急対処方法。
『下書き』や、『公開する』『更新』といったボタンを押下したのに、『保存中』と表示されたまま、保存が終わらない……というケース。 原因としては、長期間webブラウザを開いたままでセッションが切れたのではないかと想定していますが、ここであせってリロードすると作業内容が巻き戻ってしまう場合があります。
この場合は……
- 投稿画面右上にある『…』ボタンで投稿全体の設定を表示し
- ブロックコードエディタに変更して、表示されるコードを全てコピー
(または、『すべてのコンテンツをコピー』を選択でもOK) - ローカルのテキストエディタなどにペースト
- 投稿画面をリロード
- 先ほどの内容をWordpressのコードエディタにペースト
- ビジュアルエディタに戻す
以上で緊急退避と、復旧ができます。 WordPressの自動保存機能もありますが、重要な部分が保存されていなかったり……という事も多いので、万が一に備えてこの操作をおこなっておくと万全です。
WordPress クラシックエディター(4.x未満)の場合
クラシックエディタ―(WP4以前)の場合もほぼ同様です。
- 投稿欄を『テキスト』での表示に変更
- 全てのコードをコピー
- ローカルのテキストエディタなどにペースト
- 投稿画面をリロード
- 先ほどのコピー内容をペースト
- 『ビジュアル』に戻す
以上で大抵の場合は直前の状態に復旧できます。
上記でも保存できない場合……
webブラウザをリロード後にも保存できない場合は、WordPressの設置環境や、webブラウザ、回線の問題といった何か別の要因に問題があるかもしれません。
最近それらの状況・設定に変更がなかったかなど確認しつつ改善する必要がありますが、このページで紹介した方法で手元に記事のバックアップを作って置けば、最小限の方法で記事を復元できると思います。
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