復刊ドットコムよりアトム誕生70周年を記念して、手塚治虫『鉄腕アトム《オリジナル版》 』が全3期16巻で復刊すされることが発表されました。 これは、2009~2010年に発売された『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集[1951-1968](全6UNIT+1ユニット構成)』を、読みやすいA5サイズのソフトカバーで再編集した新シリーズ。
全16巻が2021年10月下旬からの3期にわかれて発売予定。
- 第I期:1~6巻が予価28,490円(税込) 2021年10月~2022年3月 発売予定
- 第II期:7~12巻が予価28,050円(税込) 2022/04/下旬 ~ 2022/09/下旬 発売予定
- 第III期:13~16巻が予価19,140円(税込) 2022/10/下旬 ~ 2023/01/下旬 発売予定
復刊ドットコムのWebサイトからの購入に限り各期ごとのセット購入で特典が付くほか、全館の購入でも豪華な特典があります。 もちろん各期別のセット購入の他、単品での購入も可能。
各期・各巻の収録内容や、限定特典の内容などについて、下記にまとめました。
Index
手塚治虫『鉄腕アトム《オリジナル版》 』全3期16巻
“ここでしか読めない、オリジナル・アトム”再び。 漫画の神様ともよばれる巨匠、手塚治虫による永遠の名作『鉄腕アトム《オリジナル版》』が、手に取りやすく読みやすい新たな造本で再登場します!
アトム誕生70周年を記念した手塚プロダクション × 復刊ドットコム がおくる夢の豪華タイアップ企画!
永遠のSFヒーロー・鉄腕アトム
巨匠・手塚治虫が生んだ永遠のSFヒーロー『鉄腕アトム』。今年=2021年は、アトム誕生70年にあたります。世代や国籍を問わずに高い知名度を誇る少年型ロボット・アトムが、雑誌『少年』(光文社・刊)の誌面に登場したのは、『長編科学漫画』と銘打たれた『アトム大使 CAPTAIN ATOM』の連載第4回目・1951年7月号となっており、まさに今から70年前となる、終戦からわずか6年目のことでした。
『アトム大使』は『少年』1951年4月号~翌1952年3月号まで1年にわたって連載され、続く4月号から、『鉄腕アトム』として新連載がスタートします。そのため、2021年はアトム誕生70周年、2022年が『鉄腕アトム』70周年、さらに2023年はTVアニメ『鉄腕アトム』(1963年版)の60周年となり、3年連続でアトムのアニバーサリー・イヤーとなります。
雑誌掲載版の『アトム』オリジナルについて
本企画の“原点”と言えるのは、雑誌『少年』(光文社・刊)に連載されたオリジナル版コミック(1951~68年/トータル約6,500ページ)です。
以後、さまざまな形で単行本化されるアトムですが、雑誌連載版から単行本収録にあたって、自身の手で時に大胆な改訂・再編集をおこなう事でも有名な手塚治虫。 それは、同氏のあくなき創作意欲と情熱によるものと言えますが、同時に雑誌連載オリジナル版の原稿を読むことが困難になるという事でもあります。
そこで、2009~2010年の間に企画・発売されたのが『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集[1951-1968](全6UNIT+1ユニット構成)』です。
2009~2010年発売
『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集』(販売終了)について
2009~2010年に発売された『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集[1951-1968]』は、連載当時のスタイルをそのままの形(本誌+別冊ふろく)で完全復刻するという企画で、全6ユニット(+1ユニット追加企画)、合計6,500ページの再販無しの2,000セット完全限定として企画されました。
このシリーズはいずれも2021年現在、完売し入手困難となっています。
タイトル | 内容 | 製品情報 (完売) |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 ※ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントより発売 |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 復刻大全集 ユニット2 ※ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントより発売 |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 復刻大全集 ユニット3 ※ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントより発売 |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 復刊ドットコムより発売 |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 復刊ドットコムより発売 |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 復刊ドットコムより発売 |
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(旧)鉄腕アトム《オリジナル版》 復刊ドットコムより発売 |
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『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集』 各ユニット参考画像
2021年~発売 新『鉄腕アトム《オリジナル版》』について
そしてこのたび、アトム誕生70周年記念企画として、この『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集[1951-1968]』の全内容を、雑誌連載時に忠実な唯一の初出バージョン、フルカラー、全扉絵収録、デジタル・リマスタリングによる復刻といった特長を活かしつつも、手に取りやすく読みやすいA5判・ソフトカバー、新価格・新装丁によって装いもあらな“新”『鉄腕アトム《オリジナル版》』として発売されます。
特長
- 雑誌連載時の貴重な《オリジナル・バージョン》にて制作された『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集[1951-1968年]』と同じボリューム、同じ収録作品を、読みやすい判型(A5判)で通して読める新仕様。
- 古書価が高騰し、現在では入手困難な『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集[1951-1968年]』の発売時に比べても、お求めやすい新価格。
- 手に取りやすく、読みやすさにこだわったオリジナル装丁。
- 各話の連載時の全扉絵をコンプリート収録(カラー扉も再現)
- さらに、別冊ふろくの全表紙もカラーで網羅
その他の収録イメージ
2009~2010年発売 『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集』との違い
2009年~2010年版では、『本誌』『別冊ふろく』とわかれていた構成を廃止し、続けて読みやすい形に統合。ページ構成も再調整されています。
※別冊ふろくの巻末などに掲載されていた、当時の企業広告など一部のページについては、漫画本文を尊重するという方針から、割愛して編集。
また、2009~2010年発売 『鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集』ではほぼ再現されていた、雑誌連載時の各話(各本誌・各別冊ふろく)の刷り色につきましては、今回は以下の仕様に変更されています。
- 特色は、すべて4色での近似した再現に変更
- 1色折ごとに変わっていた本文特色刷りは、すべて共通色(スミ)に統一
2009~2010年版のように、冊子別のデザインや連載当時の色味や構成を楽しむという事はできなくなりますが、読みやすさといった面では向上していると言えるでしょう。
復刊ドットコム限定: 各期(I~III期)一括購入特典+全16巻購入特典
復刊ドットコムで、新『鉄腕アトム《オリジナル版》』を購入すると、以下の購入者特典の対象となります。貴重な機会をぜひお見逃しなく! 特典数には限りがありますので、お早めにどうぞ。
第I期全巻購入者特典
- 『鉄腕アトム ロストピース 複製原画集 I(仮題)』
執筆当時以来、長らく手塚プロに保存されていた、貴重な単行本未収録、改訂時に切り取られた原稿などのピースを、A4サイズで複製原画化。
- 新刊冊子『カッパコミクス 表紙絵コレクション(仮題)』12ページ
1960年代・光文社発行『カッパコミクス』版『鉄腕アトム』の描き下ろし表紙絵・全34点を、カラーで一挙収録。
第II期全巻購入者特典
- 『鉄腕アトム ロストピース 複製原画集 II(仮題)』
執筆当時以来、長らく手塚プロに保存されていた、貴重な単行本未収録、改訂時に切り取られた原稿などのピースを、A4サイズで複製原画化。 - 『鉄腕アトム』大型千代紙・3種
1960年代に発売された大型千代紙を、3種セットで復刻。
第III期全巻購入者特典
- 『鉄腕アトム ロストピース 複製原画集 III(仮題)』
執筆当時以来、長らく手塚プロに保存されていた、貴重な単行本未収録、改訂時に切り取られた原稿などのピースを、A4サイズで複製原画化。 - 新刊冊子『鉄腕アトムクラブ クロニクル(仮題)』16ページ予定
1964~66年・虫プロ発行の月刊冊子「鉄腕アトムクラブ」の表紙・全22点をカラーで一挙収録するほか、同冊子に掲載された記事やイラスト類を厳選再録。
全期購入者特典
- 鉄腕アトム等身大(公式身長=135cm)ビッグポスター
- 『鉄腕アトム』アンタゴニスト(敵役)ポストカードセット(仮題)
(プルートウ、ガロン、青騎士、金三角、アトラス、スフィンクスなど)
※特典内容は変更になる場合があります。
各巻の内容と単品予約購入のリンク
『鉄腕アトム《オリジナル版》 』の全16巻は個別に購入する事も可能です。
各巻共通の書籍 基本情報
著者 | 手塚治虫 |
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出版社 | 復刊ドットコム |
判型 | A5 |
ジャンル | コミック・漫画 |
第I期(2021年10月~2022年3月)
第I期は1~6巻。2021年10月~2022年3月の発送予定で、セット予価は28,490円(税込)。
- 第1巻(2021年10月刊):422ページ 予価:4,730円(税込)
「アトム大使予告」~「ZZZ総統別冊ふろく(1)」を収録 - 第2巻(2021年11月刊):388ページ 予価:4,730円(税込)
「ZZZ総統別冊ふろく(2)」~「アトラス」を収録 - 第3巻(2021年12月刊):488ページ 予価:4,840円(税込)
「美土路沼事件」~「十字架大陸」を収録 - 第4巻(2022年1月刊):384ページ 予価:4,620円(税込)
「アトムの7つのちから」~「七つの影法師別冊ふろく」を収録 - 第5巻(2022年2月刊):402ページ 予価:4,730円(税込)
「月のうらの秘密」~「小惑星SOS」を収録 - 第6巻(2022年3月刊):510ページ 予価:4,840円(税込)
「鬼火仮面」~「透明巨人別冊ふろく(3)」を収録
第II期(2022年4月~2022年9月)
第II期は7~12巻。2022年4月~2022年9月の発送予定で、セット予価は28,050円(税込)。
- 第7巻(2022年4月刊):500ページ 予価:4,840円(税込)
「1/2人間」~「白熱人間別冊ふろく(3)」を収録 - 第8巻(2021年5月刊):392ページ 予価:4,620円(税込)
「ホットドッグ兵団別冊ふろく(1)~(8)」を収録 - 第9巻(2022年6月刊):382ページ 予価:4,730円(税込)
「溶鉱炉の怪人」~「宇宙の寄生虫別冊ふろく(4)」を収録 - 第10巻(2022年7月刊):284ページ 予価:4,620円(税込)
「ロボットランドの怪人」~「ダーマの宮殿」を収録 - 第11巻(2022年8月刊):332ページ 予価:4,620円(税込)
「ロボット宇宙艇」~「悪魔の風船別冊ふろく(3)」を収録 - 第12巻(2022年9月刊):400ページ 予価:4,620円(税込)
「地球最後の日別冊ふろく(1)」~「史上最大のロボット別冊ふろく(4)」を収録
第III期(2022年10月~2023年1月)
第III期は13~16巻。2022年10月~2023年1月の発送予定で、セット予価は19,140円(税込)です。
- 第13巻(2022年10月刊):450ページ 予価:4,840円(税込)
「史上最大のロボット」~「ロボイド別冊ふろく(5)」を収録 - 第14巻(2022年11月刊):390ページ 予価:4,730円(税込)
「ロビナとロビエット別冊ふろく(1)」~「青騎士別冊ふろく(3)」を収録 - 第15巻(2022年12月刊):454ページ 予価:4,840円(税込)
「少年パンチ・青騎士(4)」~「少年パンチ・四次元の少年(4)」を収録 - 第16巻(2023年1月刊):418ページ 予価:4,730円(税込)
「顔のないロボット」~「火星からかえってきた男」を収録
(c)2021-2023 手塚プロダクション
関連リンク
- 手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
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- 手塚治虫記念館 -THE OSAMU TEZUKA MANGA MUSEUM-
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