日々、身近な娯楽となってきているYouTubeとYouTuber達による動画エンターテインメント。 YouTubeの動画を見たことが無いという人はあまり居ないのではないでしょうか。
観る人が増えれば、配信する側もさまざま。現在ではYouTuberによる投稿動画もいろいろなテーマ、ジャンルの物が増えています。 そこで本記事では、ちょっと変わったテーマ&ジャンルを扱うYouTuberをピックアップしてご紹介してみましょう。
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はじめに
この記事の発端について、2021年5月某日uzurea編集者とのメッセージにて。
編集M(以下M): そろそろYouTuberでも初めてみようかな。
ぺんぐー(以下ペ): なんですか急に。
M: ハイテンションで、何か珍しいモノでも紹介して……それなりに見てもらえるでしょ?
ペ: (平成に取り残されてるのかな? )
……最近は有名人や企業も参加してるし、今さら素人がハイテンション一辺倒の動画投稿しても目立てないんじゃないですかね。 もっとしっかり考えた方が良いのでは?
M:そう?
ペ:はい。それにYouTuberがハイテンションな動画だけってのも、今時かなり偏見ですよ
M: じゃあなんか教えてよ、参考にするから。
ぺ: ……。
野生児系(?)YouTuber『おろちんゆー』
『おろちんゆー』は独特な路線を行く……あえて言うなら『野生児系』とでもいうべきYouTuber。
- YouTuber名:おろちんゆー
- チャンネル名:おろちんゆー
- URL:https://www.youtube.com/channel/UCypYz0HzH-2oL7mdP-JK2yQ
大蛇丸(オロチマル=漫画NARUTOに登場するキャラクター)の声真似をしながら話します。
独特の語り口で淡々と進む動画ですが、川でナマズを捕獲して食べたり、ススメバチを捕まえて唐揚げにして食べたりと、その行動は信じられないほど大胆で見ごたえがあります。
※昆虫食、魚の解体などの描写があります、苦手な人は視聴時に十分注意してください。
M: へー、 普段は確かにテンションは低めだね。 ナマズが取れた時は高まってるけど。
……でもなんで大蛇丸の声真似してるの?
ペ: え? ……さぁ?
M: なんで急にサバイバル生活始めちゃったんだろ?
ぺ: さぁ?
M:まあYouTuberの行動に意味は無いか。 (※M氏個人の見解です)
ぺ: ……。
料理系YouTuber『お料理の高校生』
続いてご紹介するの『お料理の高校生』は、さらに淡々とした動画が多いチャンネルで、その内容は父子家庭の女子高校生が無言で料理を作り続けるというもの。
- Youtuber名:お料理の高校生
- チャンネル名:お料理の高校生
- URL:https://www.youtube.com/channel/UCSa48xXUpLAM4IyGSq848xA
チャンネル開始当時は、『お料理の中学生』というチャンネル名でしたが、リアルな状況変化に伴い『高校生』と名称が変わっています。
ほとんどの動画は、基本的に音声は無し。 その代わり、動画中の字幕で彼女の買い物事情から父親との関係までさまざまなエピソードが語られます。 時にほっこりし、時にうるっとくるその内容は一度体験すると病みつきになる事でしょう。
もちろん料理もかなり本格的。 人気の動画『パパはヒヤヒヤのトンカツを食べればいい。』は2021年6月時点で660万回という驚異の再生数を誇ります。
なお、まったく無言というわけではなく、料理中に『熱い!』とか『まちがえた……』なんてつぶやきが入ることもあります。 また、ある動画では『パパ』が登場し、仲良く会話をしながらハンバーグを作るなんて回も。
等身大の高校生の視点と、美味しい料理……という、ふたつの感情を揺さぶるチャンネルです。
M:すごい低いね、動画のテンション。
ぺ:ですよね。
M:でも引き込まれる。
ぺ:でしょう? 派手な企画は単発で見ると面白いけど、飽きられやすいので大変ですよ。 しっかりと魅力的なテーマを見定めて、安定したチャンネル運営をした方が良いかと。 見る方も安心して楽しめるし。
M:安定が大事……人生と同じだね……。
ぺ:(?)
料理系YouTuber『とっくん』
料理系ともうひとつ。 この『とっくん』は自分を大蛇丸と信じて止まない料理系YouTuberです。
- Youtuber名:とっくん
- チャンネル名:とっくんのYouTubeチャンネル
- URL:https://www.youtube.com/channel/UCbbdPm3A4N4wDf-gsGzOKuQ
ほとんどの動画のタイトルに『自分を大蛇丸と信じて止まない一般男性が優勝する動画です。』と書いてあります。 第一印象、すごいイロモノ感がするかもしれませんが、今も勢いのあるYouTuberさんです。
動画の面白さはもちろんですが、その料理も高く評価されてていて、本も出してたりします。
また、「ウマすぎて馬になった」「○○(料理名)で優勝する」など、頻繁に生まれる名言(迷言? )もファンの心をつかんでます。
ぺ:昨年、人気声優の花江夏樹(鬼滅の刃 炭治郎役など)さんとコラボもしています。
M:大蛇丸になりきって料理を作って食べる。 前のふたつのYouTuberさんの良いところ取りみたいな感じかな。
ぺ:まあ、そうとも言えますが……
M:大蛇丸っぽいしゃべり方をするのってYouTubeで流行ってるの? 俺も大蛇丸の声真似でやったほうが良い?
ぺ:(聞きたくないな……) 流行っているとういう訳ではないかと。 ちなみに『おろちんゆー』と、『とっくん』は別人だと言われています。
※なお、チャンネル開設日はとっくんが2018年05月13日、おろちんゆーは2020年05月25日のため、先にこのスタイルで動画を公開しはじめたのは『とっくんのYouTubeチャンネル』でしょう。
YouTuberは派手さだけがすべてじゃない
本記事では、派手さだけではない……淡々としていたり、音声が無かったりしつつも、不思議な魅力で視聴者を虜にするYouTuber3人を紹介しました。
M氏がイメージしているような、インパクト重視でドタバタしているばかりがYouTuberではないですよ、という事で……。
これまで、あまりYouTuberチャンネルを見なかった……という方でも、この機会に貴方好みのYouTuberやジャンルを開拓してみてください。
……
…………
M:なるほど、派手な企画ばっかりじゃないんだね。 かなり個性的だけど。
ぺ:そうですね。 インパクトだけじゃなくて、配信者の個性や工夫が必要だって事がわかっていただけましたか?
M:うん。 面白い事言うのは得意じゃないし、顔出しもしたくないし、人気YouTuberへの道は険しいかなあ。
ぺ:はい。大変だと思います
M:やるとしたら、個性や見た目も作れるVtuberかな?
ぺ:…………。
続く?