第24回手塚治虫文化賞 大賞は高浜寛『ニュクスの角灯』/新生賞は田島列島/短編賞に和山やま『夢中さ、きみに。』
第24回手塚治虫文化賞 大賞は高浜寛『ニュクスの角灯』/新生賞は田島列島/短編賞に和山やま『夢中さ、きみに。』

第24回手塚治虫文化賞 大賞 高浜寛『ニュクスの角灯』/新生賞 田島列島/短編賞 和山やま『夢中さ、きみに。』

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朝日新聞社は、主催する『第24回手塚治虫文化賞』の受賞作と受賞者を発表しました。年間のベスト作品であるマンガ大賞には高浜寛氏の『ニュクスの角灯(ランタン)』に。 新生賞田島列島氏の『水は海に向かって流れる』。短編賞にはwebでも大きな話題となった和山やま氏の『夢中さ、きみに。』。

そして、特別賞に『長谷川町子』氏が選ばれています。

第24回手塚治虫文化賞 各賞が決定

朝日新聞社が主催する『第24回手塚治虫文化賞』の各賞が決まりました。(敬称略)

第24回手塚治虫文化賞
第24回手塚治虫文化賞

マンガ大賞 『ニュクスの角灯』 高浜寛

年間のベスト作品として、『ニュクスの角灯(ランタン)』 (リイド社) 高浜寛(たかはま・かん)が受賞しています。

『ニュクスの角灯』©高浜寛/リイド社
『ニュクスの角灯』©高浜寛/リイド社

『ニュクスの角灯』は、1878年(明治11年)の長崎が舞台。触れた物の未来が見える不思議な少女 美世が、奉公先の道具屋「蛮」で出会うパリ渡来の“夢の品々”に導かれ、まだ見ぬ世界へ歩み出す明治アンティーク浪漫作品。リイド社が運営するwebサイト『トーチweb』にて連載され、コミックスは全6巻が発売中です。

新生賞 田島列島

斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる、新生賞には、田島列島(たじま・れっとう)が選ばれました。

『水は海に向かって流れる』『田島列島短編集 ごあいさつ』(講談社)などで、家族や男女の機微を柔らかな絵と言葉で表現する独自性に対しての評価だそうです。

『水は海に向かって流れる』©田島列島/講談社
『水は海に向かって流れる』©田島列島/講談社

『水は海に向かって流れる』は、曲者揃いの住人たちと男女5人の共同生活を始めた高校一年生男子 直達(なおたつ)の物語。性別や立場、年齢もバラバラの5人が織りなすテンポの良い会話が特徴的な作品。講談社『別冊少年マガジン』及び『マガジンポケット(マガポケ)』に連載中で、コミックスは2巻まで発売中です。

短編賞 『夢中さ、きみに。』 和山やま

短編、4コマ、1コマなどが対象の短編賞には、『夢中さ、きみに。』(KADOKAWA) 和山やま(わやま・やま)が選ばれています。

『夢中さ、きみに。』©和山やま/KADOKAWA
『夢中さ、きみに。』©和山やま/KADOKAWA

『夢中さ、きみに。』は、バカバカしくも思わずニヤッとしてしまう男子高校生たちの日常世界を、敢えてBL作品風のタッチで描いたギャグ作品短編集。作者がweb上で発表した短編作品『うしろの二階堂』シリーズが話題を呼び、描き下ろし短編を合わせて書籍化された作品です。

特別賞 長谷川町子

マンガ文化の発展に寄与した個人・団体が選ばれる、『特別賞』には、長谷川町子(はせがわ・まちこ)が受賞しています。生誕100年を迎えた今も愛される作品の力とマンガ文化への貢献に対してあらめて賞された形です。

『サザエさん』©長谷川町子美術館
『サザエさん』©長谷川町子美術館

日本初の女性プロ漫画家として知られる長谷川町子は、没後に漫画家として初の国民栄誉賞を受賞したレジェンド漫画家です。代表作は『サザエさん』『いじわるばあさん』など。

※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6月に都内で予定していた贈呈式は延期となりました。

手塚治虫文化賞 について

手塚治虫氏の業績を記念し、志を継いで日本のマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設しました。『マンガ大賞』のほか、『新生賞』『短編賞』『特別賞』があり、鉄腕アトム像と賞金(大賞200万円、その他100万円)・賞状が贈られます。

手塚治虫文化賞 鉄腕アトム像
手塚治虫文化賞 鉄腕アトム像

第24回手塚治虫文化賞 選考委員 朝日新聞社外

  • 秋本治 (漫画家)
  •  (俳優)
  • 桜庭一樹 (小説家)
  • 里中満智子 (マンガ家)
  • 中条省平 (学習院大学フランス語圏文化学科教授)
  • 南信長 (マンガ解説者)
  • みなもと太郎 (漫画家・マンガ研究家)
  • ヤマダトモコ (マンガ研究者)

敬称略、五十音順

第24回手塚治虫文化賞 選考委員 朝日新聞社内

  • 中村史郎(朝日新聞社執行役員編集担当)
  • 山口進(朝日新聞東京本社編集局長補佐〈前東京本社文化くらし報道部長〉)

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