ゲーミングモニター『KTC H24T7』実機レビュー リフレッシュレート185Hz+1msの24インチゲーム特化ティスプレイ 【製品提供記事】【クーポン有】
ゲーミングモニター『KTC H24T7』実機レビュー リフレッシュレート185Hz+1msの24インチゲーム特化ティスプレイ 【製品提供記事】【クーポン有】

ゲーミングモニター『KTC H24T7』実機レビュー リフレッシュレート185Hz+1msの24インチゲーム特化ティスプレイ 【製品提供記事】【クーポン有】

評価:4 

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UZUREA編集部

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ディスプレイモニターを中心に販売するKTCより、最新ゲーミングモニタ『H24T7』をご提供いただきましたので、そのスペックと特徴、さらに使用感などを実際に暫く使ったうえでレビューとしてご紹介します。WQHD(解像度2560×1440)対応、リフレッシュ レート185Hz+応答速度1msの激しいEスポーツ系ゲームでの利用を想定した高性能モニターです。

記事の最後には2025年8月31日までAmazonで使える、uzurea限定10%OFFクーポンも掲載しています!

『KTC H24T7』 実機レビュー ハイスペックと低価格を両立した脅威のゲーミングディスプレイ

今回ご提供いただいたのは、KTCの24インチゲーミングモニター『H24T7』という製品。

KTC モニター 24インチ ゲーミングモニター H24T7
KTC モニター 24インチ ゲーミングモニター H24T7
画像 Amazon 販売ページより

『ゲーミングモニター』と名乗るだけあって、リフレッシュレート180Hz、応答時間5.9msという高速表示に対応。ピクセルピッチ 0.2058mmで24インチクラスながら2560×1440解像度のWQHD表示も可能。そして2025年4月時点でAmazonの実売価格が28,900円というリーズナブルな製品です。

スペックと機能解説

カタログスペックとしては下記のとおり。

基本スペック
パネルサイズ 23.8インチ
表示解像度 2560 × 1440 WQHD
入力電源 DC 12V / 4A
コントラスト比 1000:1 (Typical ※1)
可視領域 526.8mm × 296.4mm
点距離
(ピクセルピッチ)
0.2058mm × 0.2058mm
輝度 400cd/m2(Typical)
応答時間 MPRT:1ms 
GTG (オープンOD):3ms
GTG(OD ※2):5.9ms(Typical)
リフレッシュレート 180Hz
(Over Clockで最大185Hz)
色域 95% DCI-P3 色域カバー
99% sRGB 色域カバー
色の深さ 8bit+FRC
壁穴サイズ 100mm × 100mm
HDR HDR400
可視角度 ±89(H),±89(V)(Typical)
インターフェース
HDMI ×2 (HDMI2.0) 2560 × 1440 @144Hz
DP ×1 (DP1.4) 2560 × 1440 @180Hz
USB ×1 (USB2.0) ※アップグレード専用
オーディオ ×1 イヤホン/オーディオ出力
電源関連システム
消費電力 48W以下
待機時消費電力 0.5W以下
環境要件
大気圧 86kpa ~ 106kpa
動作温度 / 湿度 0℃ ~ 40℃ / 30% ~ 90%
保管温度 / 湿度 -20℃ ~ 55℃ / 20% ~ 993% 
  • ※1.Typical/Typと表記のある箇所は通常の条件下で測定された標準的な応答時間を示します
  • ※2.OD=オーバードライブ。モニターの設定画面からOverdrive設定をONにした時の値
  • 製品添付のマニュアルに記載の内容を文字起こしし掲載しています

注目ポイントとしては、『リフレッシュレート 180Hz』という箇所。これは1秒間に180回画面が更新(※)されるという事を表しています。高FPSのゲームをプレイする時にリフレッシュレートが低いモニターだと表示に若干の遅延が発生します。些細な事のようで、ハードなゲームプレイを求める人にとっては重要な要素のひとつとなっています。

※実際のゲームではPCの性能やゲームの処理速度、その他の要因も影響するため、常に180フレームが表示されるとは限りません。

なお、カタログスペック上の応答時間は5.9msと記載がありますが、Amazonの製品ページや製品画像では『185Hz+1ms』との表記があるので、この点については提供元のKTCの担当者さんに直接聞いてみました。回答は以下の通り。

指標方法によって表記が異なります。
応答時間は……
MPRT(Moving Picture Response Time)指標:1ms
GTG(Gray-to-Gray)指標:5.9ms
GTG(Gray-to-Gray)指標OD(オーバードライブ時):3ms
また、リフレッシュレートは……
通常180Hzですが、185Hzまでオーバークロック可能です

オーバードライブ、オーバークロック共に、ディスプレイのメニュー機能(後述)からON/OFFの設定が可能なようです。

開封・組み立て、各部のチェック

まずパッケージ内容は下記の通り

KTC H24T7の梱包を開けたところ
KTC H24T7の梱包を開けたところ
  • ディスプレイボディ(本体)
  • スタンド (ベース、ブラケット)
  • 電源(ACアダプター、ケーブル分離型)
  • DP(DisplayPort)ケーブル 1.5m

本製品にはHDMIとDP端子が備わっていますが、ケーブルはDPケーブルしか入ってませんのでご注意を。HDMIでの接続となる場合は、事前にケーブルや変換アダプタなどを用意しておく必要があるでしょう。

KTC H24T7の入出力コネクタ類
事前に本体のコネクタ類 左から……
電源、USB、HDMI1、HDMI2、DP、イヤホン/オーディオ出力

梱包状態ではスタンドと本体が分解されて収納されていますので、まずはこれらを取り付ける作業から始めます。取り付け作業はかなり簡単で、1分くらいで組み立てる事ができました。

液晶本体も軽いし、カチャ、カチッ、ストン……! と、な数ステップで何の苦労もありませんでした。力の弱い人でも苦労する事はないと思います。過去に使っていたモニターのスタンドを組み立てる時には、硬い部分があったので結構感動でした。

KTC H24T7(中央)に、スタンドを取り付け設置した所
KTC H24T7(中央)に、スタンドを取り付け設置した所

ディスプレイ背面には各種入出力コネクタの他、電源ボタンと設定メニューの操作を兼ねた『フェースキー』があります。長押しで電源ON/OFF上下左右に傾けるとそれぞれモニターの設定項目が表示され、これを操作する事ができます。

写真左の方にあるのがKTC H24T7唯一の操作ボタン。押し込みのほか、上下左右に傾けて操作する
写真左の方にあるのがKTC H24T7唯一の操作ボタン。
押し込みのほか、上下左右に傾けて操作する

全面にボタンが無いので、表示領域に対してベゼル部も必要最低限。見た目にもかなりスマートな印象です。

上下の角度や、高さ、縦画面への変更もラクラク

さらに驚いたのは、画面の角度や、上下高さの変更や、縦画面への変更が驚くほどスムーズな事。余計な力をかけずスルスル~っと上下の高さが変えられるほか、縦画面への変更も、左右どちら向きにもスムーズに変更できます。

縦の傾き角度はこれまで使ってきたモニターでも変えられましたが、モニターアームを使わないで上下の高さや変更や縦画面化ができる事にまたまたビックリ。最新のモニターってこんな感じなんでしょうか?

画面の発色、表示について

筆者がこれまで使用していたのは、『ViewSonic VX2363Smhl』という23インチゲーミングモニター。とはいえ、購入したのは数年前。正直、古い製品です。

並べてデュアルモニターで見比べてみた感じでは、発色などはやはり新しい『KTC H24T7』の方が良く感じました。とはいえViewSonicの方は長年使ってきたモニターですので、バックライトや画面焼けなど相応に弱ってる部分も多いとは思うのですが。

論より映像。良い比較になってるかはわかりませんが、同じPCにHDMI接続し、同じ映像を表示させた動画を撮ってみたので、参考までにご覧ください。

『KTC H24T7』24インチゲーミングモニター レビュー用検証動画
照明を点けた状態で比較・撮影
『KTC H24T7』24インチゲーミングモニター レビュー用検証動画2
照明を消した状態で比較・撮影

『KTC H24T7』の方が暗い部分がしっかり黒くなっていて、発色も綺麗に見えますね。上記の動画では両方ともHDMI接続で検証しています。なお、KTC H24T7のリフレッシュレート180Hz(OD時 185Hz)を最大限に生かせるのはDP接続となりますのでその点はご注意を。

一応、スペック比較も掲載しておきます。

スペック ViewSonic VX2363Smhl KTC H24T7
パネルサイズ 23インチ 23.8インチ
表示解像度 1920 × 1080 2560 × 1440 WQHD
テストでは1920 × 1080で比較
コントラスト比 1000:1 (Typical)/50M:1(最大) 1000:1 (Typical)
可視領域 非公開 526.8mm × 296.4mm
点距離
(ピクセルピッチ)
0.265 mm 0.2058mm × 0.2058mm
輝度 250cd/m2(Typical) 400cd/m2(Typical)
応答時間 2ms MPRT:1ms 
GTG (オープンOD):3ms
GTG(OD ※2):5.9ms(Typical)
リフレッシュレート 非公開 180Hz
(Over Clockで最大185Hz)
HDMI接続時は 144Hz
色域 データなし 95% DCI-P3 色域カバー
99% sRGB 色域カバー

その他の注目ポイント、クロスヘアー、タイマー、FPS表示

ゲーミングモニターと言う事で、PCを介さずにモニターの観の設定で、タイマークロスヘアーFPSカウンターを表示させる事ができるのもポイントです。

KTC H24T7  背面の『フェースキー』を向かって左側に押し込むと設定できる
背面の『フェースキー』を向かって左側に押し込むと設定できる

クロスヘアー

KTC H24T7 クロスヘアー機能
クロスヘアー表示機能

これはFPSをプレイする人にとっては嬉しい機能でしょう。モニターの中央にクロスヘアーを強制的に表示させる事ができます。クロスヘアーの形状は3種×2色の計6種から選べます。

FPSカウンター

KTC H24T7  FPSカウンターは画面の右上表示される
FPSカウンターは画面の右上表示される

同じく、FPSを画面の右上に強制的に表示させる機能。

タイマー

KTC H24T7 タイマーは画面左上に表示される
タイマーは画面左上に表示される

タイマーは90分、60分、45分、30分、15分から選ぶことができます。フル画面でゲームをプレイしている時に何かと活躍しそう。


いずれもこのKTC H24Tの機能として表示させているので、ゲームやPCの制限に影響されません。当然、PC上で動かすソフトウェアで録画や配信するときはこれらは表示されない事になります。

FPSが下手な私。いにしえの時代には画面に小さいシールを貼ってプレイしてました……便利な時代になりましたね……。

その他Over Clockなどのメニュー機能

その他、モニターのメニューからは下記の項目が設定できます。

  • ディスプレイ
    • 明るさ:0~100の間で輝度を調節
    • コントラスト:0~100の間でオブジェクトと背景のコントラストを調整
    • ブラックイコライザ:0~100の間(10単位)で暗い領域の輝度を調整
    • プリセット:ユーザー設定、Movie、Photo、ECO、読書モード、RTS、FPSから選択
    • アスペクト比:Full、16:9、4:3 から選択
    • 鮮明さ:0~100の間(10単位)でシャープネス調整
    • Professional Modes:Native、sRGB 選択
  • Color
    • 色温度:Nomal、Warm、Cool、ユーザー設定から選択
    • ガンマ値:Off、1.8、2.0、2.4から選択、中間輝度を調整
    • 色相:RGBCMYを0=100の間で調整
    • 彩度::RGBCMYを0=100の間で調整
    • ブルーライトフィルター:0,25、50、75、100から選択
  • ゲーミング設定
    • Freesync/G-Sync:ON/OFF
    • Overdrive:Off/Low、Middle、High、Autoから選択
    • ゲームアシスト:タイマー、クロスヘアー、FPSカウンター何れかを表示
    • DCR:ON/OFF
    • MPRT:ON/OFF(ONにすると低解像ボケ時にオブジェクトの鮮明度向上)
  • 詳細設定
    • HDR:ON/Auto
    • DDC/CI:ON/OFF
    • OSDスタイル:グローオレンジ、クリスタルブルー、ベゴニアレッド、サイプレスグリーンから選択
    • Over clock:ON/OFF
  • 入力
    • 自動選択:ON/OFF、DP、HDMI1、HDMI2から選択
  • System Sete
    • 言語:日本語、英語を含む9か国語から選択
    • OSD設定:メニューの横位置、縦位置、自動非表示時間、透明度などを設定可能
    • LEDインジケータ:ON/OFF
    • Audio:MuteのON/OFFと、ボリュームを0~100の間で調整
    • ホットキー:『フェースキー』の左、右、下操作時の表示設定を変更可能
    • ファームウェア更新:確定、キャンセル (背面USBコネクタにUSBが必要)
    • Reset:確定、キャンセル 設定をリセットする
KTC H24T7のメニュー
KTC H24T7のメニュー

まとめ・総合評価

以上、性能としては触り程度ですが24インチゲーミングモニター『KTC H24T7』のレビューとなります。デザインはシンプルで、機能は充実。細かい所にも工夫が凝らしてある良い製品だな、という印象です。

あえて難点をつけるなら、スペックに対して価格が安いので、どれくらいの耐用年数があるのか……と言う点が少し心配でしょうか。保証期間内はもちろんのこと、5年くらいは持ってほしいなぁと思うのですが、こればかりはこの後使い続けてみないと何とも言えませんね。

現在ガッツリとPCでゲームをプレイする事が少なくなった筆者ですが、色々試しているうちに、また何かFPSでも……なんて血が騒いでしまいました。

機能 ★★★★(4)
ゲーミングに特化した工夫や機能が搭載されている。クロスヘアー表示は強力かと。
デザイン ★★★★(4)
背面の『フェースキー』は直感的に操作でき、ストレスを感じない。
前面はシンプルでロゴも悪目立ちしていない。パネル全体に対して表示領域が大きい。
コストパフォーマンス ★★★★☆(4.5)
実売価格28,900円、セール時には2万円代前半になる事も。
特性 ★★★☆(3.5)
コントラスト強めではあるが、ゲーム向きとしては申し分ない。各種設定でクリエイティブ作業用に調整する事も可能。
総合評価 ★★★★(4)
リーズナブルなゲーミングモニターとしては文句のない性能と機能。
縦画面にし易いのも◎。2万円代のゲーミングモニタをお探しなら、迷わずおすすめ。
KTC H24T7 のレビュー
(最大星5つ/0.5刻み/9段階評価)

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コメント

  1. ななあ より:

    色々なゲーミングモニターがあることがわかりました。色々なスペックで自分に合ったモニターを探してみたいと思いました。

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