Adobe Acrobat(Pro/Reader/DCなど)には、ファイルを開いたときにタブ形式で表示される機能が搭載されていますが、便利と思う方もそうでない方も居る事でしょう(筆者は後者です)。
とはいえこのタブ表示機能は通常ON/OFFを切り替える事ができるのですが……
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Adobe Acrobatでファイルがタブ形式で開かないようにする設定……が無い場合の対処方法


タブ表示機能が便利かどうかは使う人によって意見は分かれる所でしょうが、この機能は
[編集] > [環境設定] > [一般] > [同じウインドウで新しいタブとして文書を開く(再起動が必要)]
のチェックを外すことで無効になり、次回以降PDFファイルを複数開いたときに別のウインドウで開くようになります。
『同じウインドウで新しいタブとして文書を開く』のチェックが無い時は……?
ところが、筆者の環境ではこのチェック項目が見当たりませんでした。環境設定画面の一般画面には『同じウインドウで新しいタブとして文書を開く』 の1行分が空欄となっていました。
この場合はAdobe AcrobatのUI(ユーザーインターフェース)が『新しいAcrobat』を使う設定になっている事が問題でした。
そこで、Acrobatの左上にある[≡メニュー]をクリックし[新しいAcrobatを無効にする]を選択し、UIを新しくないAcrobatに戻してから、[環境設定]画面 > [一般] > [同じウインドウで新しいタブとして文書を開く]操作とする事で、『同じウインドウで新しいタブとして文書を開く』 のチェックにたどり着く事が出来ました。
まとめ
微かな記憶で、Acrobatをインストールした時に『新しいAcrobatを使ってみませんか?』といったダイアログが表示され、特に何も考えずに有効にしたような気がします。しかしその時は『新しいAcrobat UIではタブ表示しかできない』なんて事に思い至る訳もなく……しばらく「あれ、タブで毎回開くようになっちゃったな。無効にする設定ができたような気がするけどどこにも無いし……」なんてモヤモヤする事になろうとは。
という事で今回は、ネットで検索しても解決方法にたどり着けず、結局Adobeのサポートにチャットで問い合わせる事で解決しました。
なお、Adobeへの問い合わせのスタートは自動対応AI君のに取り次ぎをお願いする必要があります。AI君に「君じゃダメなんだ、サポートフォーラムもチェック済みだよ、サポート担当者さんと会話がしたいよ」という事を分からせる必要があり、いざサポートの方に繋がったらつながったで、状況をイチから説明しなおすという手間が必要です。これが面倒な上、Adobeサポートの営業時間は私も仕事をしている時間という事もあり、些細な問い合わせに時間を割く余裕が無い事もあって、かなりの時間放置してしまいました。
とはいえ、サポート担当者さんに説明が完了した後はじつにスムーズに問題解決へと導いてくれました。あまりにスムーズだったので最後にオマケで下記のような質問をしてしまいました。
- Adobe 日本公式Webサイト
- Adobe 日本公式Xアカウント@adobejapan
- Adobe CreativeCloud 日本公式Xアカウント @creativecloudjp
- Adobe 日本公式Facebookページ
- Adobe 公式YouTubeチャンネル AdobeCreativeStation