意味はないけど何となく分解したい。当記事はそんな、ささやかな欲求を満たすだけの内容です。
メモリーカードリーダーを分解
今回は長年使っていて、先日ついにメディアを読み込まなくなってしまった、フラッシュメモリーのUSB接続カードリーダーを分解します。分解してみたところで直せる技術がある訳ではありませんし、何が分かる……という事もありません。
でも分解するのです。
購入した時期はわかりませんが、背面のシールには……
- BSCRA55U2シリーズ (BUFFALO 公式web 説明書)
- 株式会社バッファローコクヨサプライ
- MADE IN CHINA
- USB2.0 CardReader/Writer
といった表記が確認できます。バッファローとコクヨが一時期提携して、子会社を作っていたそうです(Wikipediaより)。知らなかった。
2009年頃に発売された製品のようですので10年くらい動いてくれていたのですね。ありがとう。
ネジを外す……
……さて、分解していきます。 まずは底面のプラスネジをふたつ外します。
ネジを外すと、難なくパカっと開きました。ツメなども無さそう。
基盤も、ネジなど無く、簡単にはずれました。右の白い部分にある手書の『1106』という数字が気になりますが、工場での作業用管理番号などでしょうか。
眺める……
この製品は、他に分解できそうな所はありません。基盤にチップがとりつけられていますので、ひととおり眺めます……。
黒いICチップには『RTS5181』という表記と、どこかで見た事のあるロゴマークが書いてあるので、何となくググってみるとRealtekのロゴマークでした。あー、見た事あるわけだ。
Lead free / RoHS準拠のICチップだそうです( RTS5181参考ページ )。だから何だ、という事はわかりませんが。なんとなく納得したふりをする事で、満足します。
あ……、もう少し分解(?)できそうな所がありました。
USBコネクタに保護・絶縁(?)シールが貼ってあったので、ピンセットで剥がします。 でも、剥がして、何かする訳ではありませんが。
分解完了
以上が限界の様です。
写真にはマイナスドライバーも写ってますが、プラスドライバー1本と、シールを剥がすときのピンセットだけで分解完了できました。
チップを基盤から剥がしたりはしません、ハンダとか大変そうなので。オチや結論もとくにありません。この行為にあえて理由づけをするならば、プラスチックと内部やネジを分別してゴミに出せるというところでしょうか。
……続くの? この企画。