SF・アートの世界を中心に1960~70年代に活躍をした画家 武部本一郎。同氏の没後40年目の節目の年にあたる2020年はの企画として、これまで復刊ドットコムから武部本一郎プロジェクトとしてテーマ別画集が刊行されてきました。
その”最終章“となる、カラー、モノクロどちらの絵柄も存分に楽しめるベスト版の豪華A4判画集 『武部本一郎画集 〈plus〉 -The very best of Motoichiro Takebe-』の刊行が発表されました。2021年2月下旬発売予定で、予価11,000円(税込)。
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武部本一郎画集 〈plus〉 -The very best of Motoichiro Takebe-
武部本一郎刊行プロジェクト最終章! 没後40年も、いまなお多くのSFファンを魅了し続ける画家・武部本一郎の世界。カラー、モノクロどちらの絵柄も存分に楽しめる、ベスト版の豪華A4判画集が2021年2月下旬に発売します。
没後40年目となる節目の2020年の企画として、これまで
- 武部本一郎 複製原画「火星のプリンセス」装画(2020年3月発売 完売)
- 武部本一郎 複製原画「金星の火の女神」装画 (2020年3月発売 完売)
- A3判コデックス装300部限定 武部本一郎画集 I〈美女〉(2020年6月発売)
- A3判コデックス装300部限定 武部本一郎画集 II〈戦士〉(2020年7月発売)
- 武部本一郎 オリジナルTシャツ PRINCESS ver.(2020年8月発売 完売)
- 武部本一郎 オリジナルTシャツ WARRIOR ver.(2020年8月発売 完売)
が限定生産という形で販売されました。
どこか東洋的でありながらも洗練された筆致、荒々しいようで細かな筆の運び、写実的かつ幻想的で、独自の輝きと品位を兼ね備えた武部本一郎の描く作品の世界を堪能できる同シリーズ。その最終章ともなる本製品ではA3判『武部本一郎画集 I〈美女〉』『武部本一郎画集 II〈戦士〉』には紙幅の都合で収録されなかった線画総100点(128ページ相当)と、カラー原画64ページを含むA4判サイズの豪華画集として新編集。
ほとんどの絵がA4判サイズ(297×210ミリ)より小さく描かれているため、掲載はほぼ原寸に近い仕上がりになっているとのこと。SFファンにはたまらない誰もが知るあのものから、これまであまり目に触れることのなかった貴重なイラストまでを余すところなく収録した”究極のベスト版“と呼ぶにふさわしい内容です。
この画集の監修には武部本一郎の実娘である佐藤紅子氏が、編者(作品選)はSF・ミステリー分野のブックデザイナーとしても著名な岩郷重力氏がそれぞれ担当。巻末にはSF研究者、文藝評論家の牧眞司氏による解説も収録予定と発表されています。
『武部本一郎画集 〈plus〉 -The very best of Motoichiro Takebe-』は、没後40年プロジェクトのフィナーレを飾る豪華画集企画。ぜひ、あなただけのコレクションアイテムとして、お手元に置いてみませんか?
- 没後40年、武部本一郎が残した原画より、モノクロ128ページ、カラー64ページで構成される豪華A4サイズのベスト版画集!
- 監修を武部本一郎氏の実娘である佐藤紅子氏、編者にはSF・ミステリーのブックデザイナーとしても著名な岩郷重力氏が担当。巻末にはSF研究者、文藝評論家の牧眞司氏による解説も収録。
- 貴重なモノクロ線画総100点を、高品質印刷により、その質感を含めて再現。
- 復刊ドットコム通販のオリジナル特典として、貴重な複製カードセットをプレゼント!
本書の特長
主な収録予定作品
線画作品
- 火星のプリンセス(1965.10)
- 火星の女神イサス(1965.11)
- 火星の大元帥カーター(1966.2)
- 火星の秘密兵器(1967.7)
- 火星の透明人間(1967.9)
- 火星の合成人間(1968.5)
- 火星の古代帝国(1968.9)
- 火星の巨人ジョーグ(1968.10)
- 金星の海賊(1967.6)
- 金星の死者の国(1968.3)
- 金星の独裁者(1969.4)
- 金星の火の女神(1969.10)
- 金星の魔法使(1970.9)
- 月のプリンセス(1978.8)
- 月からの侵略(1978.10)
- 地底の世界ペルシダー(1973.5)
- 翼竜の世界ペルシダー(1974.8)
- 海賊の世界ペルシダー(1975.5)
- ターザンの世界ペルシダー(1976.6)
- 石器の世界ペルシダー(1976.10)
- 石器時代から来た男(1977.11)
- ターザンの復讐(1971.10)
- ターザンとアトランティスの秘宝(1972.1)
- ターザンの凱歌(1972.5)
- 野獣王ターザン(1972.8)
- ターザンと黄金の獅子(1973.7)
- ターザンと蟻人間(1973.10)
- 無敵王ターザン(1974.4)
- ターザンと黄金都市(1974.6)
- ターザンと失われた帝国(1974.9)
- ターザンの密林物語(1974.12)
- ターザンの双生児(1976.1)
- ターザンと狂人(1976.3)
- 勝利者ターザン(1978.6)
- ターザンと女戦士(1979.2)
- 洞人挽歌(1976.9)
カラー作品
- 囚われのデジャー・ソリス(1977.1)
- 火星のプリンセス(1965.10)
- 火星の女神イサス(1965.11)
- 火星の大元師カーター(1966.2)
- 火星の幻兵団(1966.3)
- 火星の交換頭脳(1966.11)
- 火星の交換頭脳口絵(1966.11)
- 金星の海賊(1967.6)
- 火星の秘密兵器(1967.7)
- 火星の合成人間口絵(1968.5)
- 火星の合成人間(1968.5)
- 火星の古代帝国(1968.9)
- 火星の巨人ジョーク(1968.10)
- 金星の火の女神(1969.10)
- 征服王コナン(1970.8)
- 金星の魔法使(1970.9)
- 金星の魔法使口絵(1970.9)
- 風雲児コナン口絵(1970.11)
- 風雲児コナン(1970.11)
- 冒険者コナン(1971.1)
- 冒険者コナン口絵(1971.1)
- 狂戦士コナン口絵(1971.6)
- ターザンとアトランティスの秘宝口絵(1972.1)
- ターザンとアトランティスの秘宝(1972.1)
- ゾンガーと魔道士の王(1973.1)
- ゾンガーと竜の都(1973.6)
- ターザンと黄金の獅子口絵(1973.7)
- ターザンと黄金の獅子(1973.7)
- 荒獅子コナン(1973.10)
- 荒獅子コナン口絵(1973.10)
- 無敵王ターザン口絵(1974.4)
- 無敵王ターザン(1974.4)
- ターザンと黄金都市(1974.6)
- ターザンと黄金都市(1974.6)
- 翼竜の世界ペルシダー(1974.8)
- ターザンと失われた帝国(1974.9)
- 魔法の世界の三兄弟(1974.12)
- 海賊の世界ペルシダー(1975.5)
- ターザンの世界ペルシダー(1976.6)
- 魔法の世界の夜明け(1977.8)
- 石器時代からきた男口絵(1977.11)
- 石器時代からきた男(1977.11)
- SFファンタジア3(1978.2)
- 時の果てに立つゾンガー(1978.4)
- 勝利者ターザン(1978.6)
- 月からの侵略口絵(1978.10)
- 航時軍団(1979.6)
- SFマガジンNO253無題(1979.10)
- ムーピンナップ幻想大陸の女王(1980.1)
※該当作品すべての作品が掲載されているわけではありません。
※収録内容は変更される場合があります。
復刊ドットコム限定特典について
復刊ドットコムで『武部本一郎画集 〈plus〉 -The very best of Motoichiro Takebe-』を購入すると、先着で複製カードセットがプレゼントされます! 特典は数に限りがあります。
書籍情報
著者 | 武部本一郎 著 / 佐藤紅子 監修 / 岩郷重力 編 |
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出版社 | 復刊ドットコム |
判型 | A4 |
頁数 | 192 頁 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784835457963 |
配送時期 | 2021/02/下旬 |
予価 | 11,000円(税込) (本体価格 10,000 円 + 消費税10%) |
著者プロフィール
武部本一郎(たけべ もといちろう) 著
1914年大阪船場に生まれ。1932年、甲陽中学卒業。第二次世界大戦出征後、行動美術展、京展、日本水彩画展に入賞・入選。その後、絵物語や劇画、書籍のイラストレーションで活躍。代表作にエドガー・ライス・バローズの諸作をはじめとするSF書籍の装画・挿絵のほか、『ガラスのうさぎ』装画・挿絵、絵本『かわいそうなぞう』などがある。1980年没。
岩郷重力(いわごう じゅうりょく) 編
高知県土佐市生まれ。大阪芸術大学芸術学部卒。イラストレーター・グフィック・デザイナー。1989年から書籍カバーのイラスト・デザインを手掛ける。
出版協力:弥生美術館、加藤直之
–編者より–
復刊ドットコム 詳細ページ より
『武部本一郎画集 I〈美女〉』『武部本一郎画集 II〈戦士〉』の二つの画集の中から佐藤紅子氏監修のもと、岩郷重力が抜粋し、新規に挿絵を加え、〈新・編集〉版といたしました。彩色画は昭和40年から昭和55年までを、描かれた年代順に、モノクロの挿絵はすべて新規スキャンし、作品別に抜粋レイアウトしてあります。依頼された作品世界に対する、イラストレーターとしての真摯な描き方、挿絵の妙をお楽しみください。尚、巻末にはSFマガジン76年9月号に掲載された「洞人挽歌」を佐藤紅子氏ご了解のもと、新規レイアウトいたしました。(岩郷重力)
(c)Beniko Sato 2021