『QCY HT07 ArcBuds』レビュー ノイズキャンセル搭載のワイヤレスイヤホン 低価格ながら音へのこだわりを感じる【製品提供記事】 評価:4 黒野でみを 公開:2023年9月15日(2年前) / 更新:2023年9月16日 コメント 0件 ハードウェアレビューイヤホン・ヘッドホンガジェットレビュー中国製品情報製品提供記事 Post X Share Facebook B! はてブ LINE 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 QYCより販売されているワイアレスイヤホンHT07 ArcBudsをご提供いただきましたので、同製品のレビューを掲載しています。製品の大きさや基本機能のチェック、および製品のサウンドを実際に耳にした感想などを徹底的に解説します。 記事の索引1 QCY HT07 ArcBudsワイヤレスイヤホン 製品レビュー1.1 パッケージの内容1.2 サイズ、装着感1.3 操作性1.4 サウンドレビュー1.5 ANC アクティブ・ノイズ・キャンセル機能2 製品スペック3 総合評価 QCY HT07 ArcBudsワイヤレスイヤホン 製品レビュー QCY HT07 ArcBuds QCYのHT07 ArcBudsは、同社のワイアレスイヤホンの中では上位シリーズにあたるHTシリーズの最新機種です。 ANCノイズキャンセリング機能は最大で45dBのノイズ除去を実現。10㎜サウンドドライバーの採用、6基のマイク内蔵と、音声入力、出力ともにサウンドへの高いこだわりが感じられるモデルとなっています。 実売価格は6,000円前後としてアナウンスされているが、アマゾンなどではクーポンやタイムセールで4,000円台で購入できる場合もある……比較的リーズナブルな部類の製品といえるでしょう。 QCY ArcBuds ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリングイヤホン 45dBまでノイズ低減 Bluetooth 5.2 外音取り込みモード 風切り低減 ANC搭載完全ワイヤレスイヤフォン 6つマイク搭載 32時間再生 大口径10mmドライバー ハンズフリー通話 IPX5防水 専用アプリ対応 技適認証取得済 ブラック (QCY HT07) QCY Amazonでのレビューを見る Amazonで検索 楽天市場で検索 Yahoo!ショッピングで検索 メルカリで検索 パッケージの内容 パッケージの内容は以下の通り。 QCY HT07 ArcBuds 本体パッケージ内容 QCY HT07 ArcBuds 本体 充電用ケース ペア・イヤーピース(サイズ3種 S/M/L) USB (Type-A /Type-C)ケーブル 取扱説明書(中国語/英語) イヤホンはフル充電にて連続8時間の連続再生が可能。さらに充電ケースを併用すること合計32時間以上の再生を行うことができます。また急速充電では、5分の充電で最大60分の連続再生が可能となっています。(ただしANC使用時は駆動時間が短くなります) QCY HT07 ArcBudsの充電ケースUSBコネクタはType-C 充電ケースはUSB Type-Cで充電できる仕様。ポータブル使用を目的とした製品だけに、32時間の駆動時間が確保できるのは強みであるといえるでしょう。 QCY HT07 ArcBudsイヤホンをケースに収め、充電している状態 ただし、充電器側の充電状況を示すLEDランプの点灯のしかたは、同社のTシリーズなどと比較すると若干異なる様子。使い勝手に大きな影響はありませんが、同メーカーの製品ということであれば統一した方がいいのでは、という気もします。 サイズ、装着感 イヤホンの重量は片側4g程度。手にしてみると若干重みを感じますが、装着感として不都合はなく、長時間の装着でも問題はありません。また、イヤホンはケースから取り出すと磁力で両側がくっつきます。 ポケットやカバン、ポーチなどに無造作に入れておいてもそれぞれが見つけやすくなるという利点があるでしょう。 QCY HT07 ArcBuds 左右のイヤホンは程よい磁力でお互いがくっつく PCや外付けHDDなどの機器を使用している場合には影響も考えられるので、注意が必要かと思われます。 操作性 基本的な電源のオン/オフは、QCYのイヤホンシリーズと同様に、充電器より取り出した時点でイヤホンの電源がオンされます。 QCY HT07 ArcBuds 左右のイヤホン またQCYの専用アプリでイヤホン本体のタップコントロール、イコライジングなどの設定を変えられるのも他シリーズと同様です。ある程度ユーザインターフェースポリシーを明確にして設計されているとみていいでしょう。 サウンドレビュー サウンド機能としてはクラスでも上位水準にある10㎜サウンドドライバーを採用、同価格帯クラスのイヤホンの中でもクリアで迫力のある音像を特徴としてうたっています。 ダイナミックドライバーは10mm 先に当サイトでレビューが掲載されたT13 ANCのレビュー記事でも行った試聴ですが、マイルス・デイビスの『カインド・オブ・ブルー』をHT07 ArcBudsで流し、そのベンチマークテストを行いました。 M̤ ̤I̤ ̤L̤ ̤E̤ ̤S̤ ̤D̤ ̤A̤ ̤V̤ ̤I̤ ̤S̤ ̤-̤ ̤K̤i̤n̤d̤ ̤O̤f̤ ̤B̤l̤ṳe̤ [Legacy Edition][Full HQ] Miles Davis「Kind of Blue」 音源にあるノイズの入り方も自然で、アコースティックなサウンドカラーにはうまくマッチする印象。一方でヘヴィ・ロックにおけるハードなビートを大音量で聴いてみると、音に若干まとまりに欠ける傾向は見られました。 ただし若干T13よりも荒々しさという面では軽減されているようにも感じられます。この辺りはドライバー素材の違いか、あるいはT13よりもわりにボリューミーに作られたイヤホン本体の構造によるものではないかと。 ANC アクティブ・ノイズ・キャンセル機能 ANCによるノイズ低減もこだわりが感じられ、ナチュラルに音源を聴きやすい印象をもちました。 QCY HT07 ArcBudsはノイズキャンセル機能も搭載 ただし、BluetoothのバージョンとしてはT13 ANCよりも低い5.2となっています。とはいえ、音質に対しての印象は悪くなく、カタログスペックや外部インターフェースよりもイヤホン自体の音声にこだわりたいという方におススメのモデルといえるでしょう。 製品スペック 製品型番QCY HT07 ArcBudsタイプ無線形式カナル本体操作タッチドライバー方式10mmダイナミックドライバー×1カラーブラック/ホワイト内臓マイク6基対応コーデックAAC/SBCBluetoothバージョンBluetooth5.2最大持続時間(充電ケース込) 32時間充電コネクタUSB Type-CANC ノイズキャンセリング機能あり専用アプリあり防水性能IPX5パッケージ内容イヤホン本体イヤーチップ×3ペア(S・M・Lサイズ各1)充電ケースUSB-A to C 充電ケーブル取扱説明書発売日2023年通常価格6,250円販売ページAmazon 総合評価 本機はQCYシリーズの上位シリーズとして、サウンド面のこだわりが強い製品という印象があります。 普段使いとしても、テレビや動画視聴よりは、のんびりと音楽をゆったりと楽しむときに実力を発揮するものであります。この価格帯で良質のサウンドを重視したいという方にはおススメのモデルといえるでしょう。 外観 ★★★(3)若干小さすぎる印象もあるデザインだが、取り回しに特に問題はない。 使用感 ★★★★(4)耳へのフィット感など、普段使いの条件をうまく考慮した設計となっている。重量のわりに違和感もほとんどないところはポイントが高い。 音質 ★★★★(4)同価格帯のモデルとしてはかなりサウンドへのこだわりが強い傾向。ANCノイズキャンセリング機能はナチュラルに、かつ効果的に聴き心地のよさを演出している。 コストパフォーマンス ★★★★(4)同価格帯のワイヤレスイヤホンで音質重視の方に、おススメできるレベルの製品。 総合評価 ★★★★(4)このクラスのモデルとしてもハイスペック仕様でもあり、滑らかなアコースティックサウンドの音源で実力を発揮。手軽に高音質を楽しみたい方向けのモデルといえる。 QCY H07 ArcBuds のレビュー(最大星5つ/0.5刻み/9段階評価) QCY ArcBuds ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリングイヤホン 45dBまでノイズ低減 Bluetooth 5.2 外音取り込みモード 風切り低減 ANC搭載完全ワイヤレスイヤフォン 6つマイク搭載 32時間再生 大口径10mmドライバー ハンズフリー通話 IPX5防水 専用アプリ対応 技適認証取得済 ブラック (QCY HT07) QCY Amazonでのレビューを見る Amazonで検索 楽天市場で検索 Yahoo!ショッピングで検索 メルカリで検索 QCY Crossky Link 空気伝導 オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン Bluetooth5.3 QCY Amazonで検索 楽天市場で検索 Yahoo!ショッピングで検索 QCY フルワイヤレスイヤホン タッチ操作の音量調整モデル QCY-T3BK ブラック キューシーワイ(Qcy) Amazonで検索 楽天市場で検索 Yahoo!ショッピングで検索