PDF編集ソフト『PDFelement Pro』 でPDFの作成・編集が快適に 【製品提供記事】 評価:4 sirent-shy 公開:2018年6月9日(6年前) / 更新:2022年11月8日 コメント 0件 ソフトウェアレビューPDFアプリ製品提供記事 SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 昨今は仕事やプライベートでも、PDFファイルを扱うことは多くなってきています。 取引先との資料や契約書、業務書類のの受け渡し……ニュースやブログの記事のライターさんであれば、画像の配置や校正ができたりと納品データとしては万全だと思います。僕の生業であるWeb制作の現場であればデザイン指示書をPDFで校正して社内資料を作成したり、お客様へお送りさしあげる、という事も多いのです。 依然として、エクセルやワード、テキストファイルでの受け渡しというケースも多い昨今ですが、セキュリティ(※)面や、画像と文章や表を、位置関係を保ったまま共有するのには、やはりPDFが便利です。そしてその見たままが、印刷したときに確実に再現される、という点もオフィス系ソフトより優秀です。 ※マクロなどによる、マルウェアの感染。ローカル環境のユーザーやネットワーク構成など、情報の流出に繋がる機能を適切に処理していない場合など 棚に眠っている古い資料やFAXなどで届いた紙の電子化にもPDF化は便利です。ビジネス・業務とは少し違う使い方としては、漫画などの自炊(自分で電子化する作業)でもPDF形式にしている人が多いのではないでしょうか。 そして何より、誰もがほぼ確実に開く事ができる、というAdobe Readerの普及率といった面こそが、PDF形式の優位性として広く認識し利用される要因でしょう。 そこで、今回はPDFファイルの作成はもちろん、編集に関する諸々の作業を効率的かつ高パフォーマンスで実行できる優秀なアプリケーション『PDFelement(ピーディーエフ エレメント) Pro』を紹介したいと思います。 ※なお、当記事執筆時点の最新版であるバージョン6での紹介をしています。 記事の索引1 前知識 PDF編集ソフトについて1.1 有料のPDFソフトウェア比較2 PDFelement6 Proの紹介2.1 起動2.2 PDFelement6 Proの主な機能2.3 スキャンしたPDFの編集や変換。高性能OCR2.4 その他の機能3 まとめ 前知識 PDF編集ソフトについて と、本題に入る前にもう少し前置きを。 まず、PDF形式が普及した昨今、ソフトにお金をかけたくないという人もいるかしれません。ですが、特に仕事で利用するPDF編集にフリーソフトを利用するのは、下記のような理由であまりおすすめできません。 デフォルトではソフトが日本語に対応しておらず、日本語化する対応が必要 謎のダイアログやポップアップが定期的に表示される ソフトをインストールすると無関係なソフトもインストールされる 一度ソフトをインストールすると完全にアンインストールすることができない(困難) ソフトが海外のサーバへの謎の通信をしている そもそもちゃんと機能しないソフトも多い……ソフト利用中に「プログラム応答なし」、「強制終了」が発生して、編集内容の保存ができなくなったり、ソフトの動作が重く作業自体がフラストレーションになってしまったり。 などなど。こういった症状になるフリーソフトは業務で利用するソフトとしてはNGでしょう。 ※『PDFelement6 Pro』の公式サイトでは、有名なPDF編集ソフトの挙動について調べてまとめたページが提供されていますので、こちらも参考にしてみてください。 『PDFelement6 Pro』の公式サイト 無料でPDF編集が出来る PDF編集ソフトベスト10 有料のPDFソフトウェア比較 業務でフリーソフトを使うのはやめようということはご納得いただけたかと思います。 では、有料のソフトを導入するなら、どのソフトがいいのよ?というお話になりますが、そのあたりは、価格と機能で比較していってみましょう 本家AdobeのPDF編集ソフト『Adobe Acrobat Pro』 Adobe Acrobat Pro DC 12か月版(最新PDF)|Windows/Mac対応|オンラインコード版 アドビ Amazonでのレビューを見る Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す Adobe Acrobat Pro税別¥1,980 円/月(年契約) 本家AdobeのAcrobat Proは、導入はリーズナブルですが、使用する限り永遠に費用が発生するサブスクリプション契約なので、コストパフォーマンスと言う面ではやや厳しいでしょうか。 JUST SYSTEMS 『JUST PDF 3』 [amazon PR LINK] 個人利用: 税別¥10,476(永久ライセンス)法人利用: 税別¥9,800(永久ライセンス)https://www.justsystems.com/jp/products/justpdf/price.html ジャストシステムのPDFアプリケーションは、中々リーズナブルです。 SOURCENEXT いきなりPDF [amazon PR LINK] 個人利用: 税別¥9,980(永久ライセンス)http://www.sourcenext.com/product/pdf/ 法人利用: 税別¥8,084(永久ライセンス) ※10ライセンスからhttp://www.sourcenext.com/product/license/pdf/ ソースネクストのPDFアプリケーションは『いきなりPDF』。同社のソフトはいずれもネーミングにパンチがありますね。リーズナブルですが、法人利用の場合10ライセンスから、というのが少々ネックかもしれません。 PDFelement6 Pro [amazon PR Link] 個人/法人: ¥8,314(税別) ※1台のPCから利用可能。※10台以上のPCで利用する場合は別途見積が可能https://pdf.wondershare.jp/store/buy-pdfelement-pro.html コスト面でも中々の優位性がある『PDF element6 Pro』。未確認ですが、法人での大量利用の場合は見積が取れるという事もあり、相応のバリューなどが用意されているのかもしれません。 その他、各ソフトの機能面については(恐らく)上記で示したソフトの機能を比較した一覧表も用意されていますので、参考にしてください。 PDFelement6 Proの紹介 さて、やっと本題ですが、『PDF element6 Pro』を実際に触ってみたいと思います。 今回の試用環境としてはWindows 10 Pro 64bit OS上で利用します。 起動 PDF element6 Pro 起動 起動時の画面はこんな感じです。 起動は早い、そして体感として結構さくさく動きます。この点は同環境で利用しているAdobe acrobat DCより確実に快適です。 PDF element6 Pro のUI Office 365に近いUIですね。そういった面では、普段エクセル、ワードに慣れている方なら、直感的に操作できるので説明書いらずって感じです。 続いて、実際に操作していきたいと思います。 PDFelement6 Proの主な機能 編集したいPDFを開くにはソフトにPDFファイルを、ウインドウにドラッグ&ドロップするだけでもOKです。GUIに慣れた僕らには助かります。 既存PDF内のテキストの編集 まず、試しに他者から受け取ったデータを加工する事を想定して操作してみます。 今回は総務省統計局で公開されている下記のPDFが手元にあったのでこれでテストしてみました。 平成30年4月報 (平成29年11月確定値,平成30年4月概算値)(PDF:221KB) 人口推計 - 平成30年4月報 -http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201804.pdf PDFファイルを開いて編集テスト PDFファイルを開いた感じはこんな感じです。上部メニューの左上にある『編集』をクリックするとPDFファイルの編集画面になります。 操作は実に直観的 編集したいテキストの枠をクリックして選択し、テキストを入力していくことができます。 基本機能はストレスありません 編集したテキストは自動で前後のテキストのフォントタイプとサイズに合わせてくれます。 画像の追加 続いて、PDF文書に画像を追加してみましょう。 上部メニューの左上にある『画像を追加』をクリックすると画像をPDFに挿入できます。 上部メニューから『画像を追加』 ファイルを選べば簡単に挿入可能 特に、エラーや利用できない画像ファイルなどもありません。 スキャンしたPDFの編集や変換。高性能OCR 続いてご紹介したいのが、OCR(光学文字認識処理)機能です。OCRというのは、スキャンした画像データに含まれる文字情報などを、画像ではなく『文字』として認識させる……というアレですね。 PDF elementのオフィシャルWebページのキャプチャ(スクリーンショット)画像を利用してテストを行います。 キャプチャ方法などは割愛いたしまして、ファイルを開いた感じはこんな感じです。 キャプチャデータを開く この状態で、画面上部に出ている『OCRを実行します』をクリックすると、 『OCRを実行します』をクリック ポップアップが出るので「次へ」をクリックしてOCRを実行します。 OCR実行! と、しばらくするとPDFが編集可能になります。 OCRで読み取った文字ももちろん編集可能 Webサイトのキャプチャに表示されている文字が編集できりようになります。 ……OCRってすごい! やや余談ですが、僕は本業(株式会社オルトスタック所属)ではWebサイトの制作を行っているので、Webサイトの表示テキストの内容変更依頼などを社内やクライアント様に伝える時などにこの機能は重宝しそうです。というかモリモリ使いたいと思います。 ちなみに、OCR実行後のPDFは テキストの検索、コピー&ペースト テキスト編集、挿入また削除 テキスト書式変更 PDFファイルを他の形式(Word、Excelなど)に変換 画像のサイズ変更と削除 注釈の追加 などができます。 たとえば注釈であれば、メニュー上部の「注釈」をクリックし、 注釈機能でコメントを伝えるのもお手のもの! こんな感じで注釈を入れておけます 吹き出しやスタンプを挿入することができます。 例えばWebサイトの文言修正などを実施したら、「修正済」のようなスタンプも挿入することができます。また、電話やメールの文章だけではデザインの調整を言葉で説明するのは難しいですが、この機能があるとPDFを介して相手とのコミュニケーションも円滑になりますね。 わざわざ、IllustratorやPhotoshopでキャプチャ画像に文字を入れていくのも案外手間ですよね? PDFから他ファイル形式への変換 PDFファイルをPDF以外のファイルへ。 また反対に他のデータ形式からPDFへの変換機能も充実していて、以下の形で相互変換が可能になっています。 PDFから変換可能な形式: Office:Word(.docx /.doc)、Excel(.xlsx /.xls)、PowerPoint(.pptx /.ppt)画像:JPG、PNG、TIFF、BMG、GIF他形式:EPUB、RTF、TEXT、HTML、HWP、HWPX、PDF/A PDFまで作成可能な形式: Office:Word(.docx /.doc)、Excel(.xlsx /.xls)、PowerPoint(.pptx /.ppt)画像:JPG、PNG、TIFF、BMG、GIF他形式:テキスト、HTML、RTF、スキャナー/スマホから この辺りもオフィシャルサイトにて解説がされていますので、詳細は下記にアドレスにてご確認ください。https://pdf.wondershare.jp/pdf-convert/pdf-to-excel.html その他の機能 セキュリティー対策安全保護機能 PDF内の機密内容を墨消ししたり、PDFにパスワードをかけることができます。 さまざまな表示方法 フルスクリーン、単一/連続/2ページ/2ページ連続表示なども可能です。 電子署名 業界標準のデジタル署名も実行できます。 ニーズに合わせてページを調整 ページを挿入・削除・分割・抽出・置き換え・回転したり、トリミングしたり、自由度の高いページ操作ができます。 かんたん印刷 ポスター、複数ページ、小冊子など、役立つ印刷モードがあります。 透かし、背景、ヘッダ、フッター、しおりを追加 透かし、背景を追加することが可能です。 PDFの最適化 既存PDFの再圧縮が可能です。 送られてきたデータがちょっとファイルサイズ大きいな……と思ったら、あんまり意味のない画像が高解像度で保存されてたり……って時に使ってみましょう。 ベイツ番号の追加が簡単 公的な書類に振る番号を一括で手軽に追加できます。 多言語インターフェースとOCR処理 外国人社員/教員向け、20カ国言語のインターフェイスとOCR処理可能です。 まとめ そんな訳で、今回は『ワンダーシェアー』様より『PDFelement6 Pro』をご提供いただきましたので、レビューをしてみました。僕個人の感想ですが、 PDF編集機能が優秀である事 ソフトの動作が軽く、使いやすいUIであること OCR機能が優れていること 注釈やスタンプが挿入できること といった所で、非常に有用だと感じたので、そのあたりを中心にご紹介しました。実用に十分な機能が備わって永久ライセンス税込¥9,980円/という点も、業務用アプリケーションとしては、非常に優秀だと思います。 Windos/Mac、どちらの環境用でも販売されているので、フリーソフト系が少ないMacユーザーの方なら、特に有用なのではないかな? とも思いました。そんな『PDFelement6 Pro』を使って業務の各種作業を効率化してみてください! PDF element PRO オフィシャルサイトへ Wondershare PDFelement 6 Pro 年間ライセンス(Win版)PDF編集 変換 作成ソフト OCR機能|ワンダーシェアー Wondershare Amazonでのレビューを見る Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す Wondershare PDFelement 6 Pro 年間ライセンス(Mac版) PDF編集 変換 作成ソフト|ワンダーシェアー Wondershare ¥9,980 (2024/11/23 16:59:14時点 Amazon調べ-詳細) Amazonでのレビューを見る Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す