大友克洋 新作アニメスタジオ『OVAL GEAR』設立 『AKIRA』再アニメ化・『ORBITAL ERA』の動向にも注目

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マンガ家・映画監督大友克洋が、2026年5月、自身のアニメーション制作スタジオ『OVAL GEAR animation studio(オーバル・ギア アニメーションスタジオ)』を設立しました。

大友監督の長編アニメ映画は2004年の『スチームボーイ』以来20年以上途絶えており、今回のスタジオ設立は国内外のファンにとって待望のニュースです。すでに新規タイトルの制作が進行中とのことで、2019年に発表されたまま続報のない『AKIRA』再アニメ化、新作映画『ORBITAL ERA』の動向も気になるところです。

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大友克洋、アニメーションスタジオ『OVAL GEAR animation studio』を設立

OVAL GEAR animation studio 
公式WEBサイト https://oval-gear.com
トップページ スクリーンショット
OVAL GEAR animation studio
公式WEBサイト https://oval-gear.com
トップページ スクリーンショット

2026年5月11日、株式会社ANDENTが大友克洋と共同でアニメーションスタジオ『OVAL GEAR animation studio』を設立したことを発表しました。スタジオの運営母体となる株式会社オーバル・ギアは、ANDENTの子会社として新たに設立された会社です。

ANDENTはもともと株式会社stuという社名で、テック・空間デザイン・映像制作・マーケティングなどを手掛けてきた企業で、このOVAL GEAR設立と同じタイミングで社名変更したことを発表しています。

株式会社オーバル・ギアを設立した株式会社ANDENT ロゴ
株式会社オーバル・ギアを設立した
株式会社ANDENT ロゴ(旧株式会社stu)

ANDENTの発表によると、映像・アパレル・LBE(ロケーションベースエンタテインメント)など複数のオリジナルタイトルを2026年よりリリースしていくことも発表しています。

スタジオの目的は、大友克洋が長年培ってきた映像表現と作家性を次世代へと継承し、世界に向けて新しいアニメーション作品を発信していくことです。現在すでに新規タイトルの制作が進行しており、作品の詳細は準備が整い次第、公式サイトおよび公式Xにて発表される予定とのこと。

スタジオ始動にあたり、OVAL GEARのWEBサイトにはアニメーターおよび制作スタッフの募集が掲載されています!

OVAL GEAR animation studio 採用情報
https://oval-gear.com/recruit

『AKIRA』から『スチームボーイ』へ 大友克洋のアニメーション仕事

漫画家・大友克洋の名前が世界的に知られるきっかけとなったのは、1988年公開の劇場アニメ『AKIRA』です。制作期間3年、総制作費10億円という当時としては異例の規模で作られた同作は、圧倒的な作画クオリティと世界観で国内外に衝撃を与えました。

劇場版アニメ『AKIRA』配信 [特別予告編] 大友克洋の人気コミック原作、東京ムービー新社が務めた近未来SFアニメーション│TMSアニメ60周年
劇場版アニメ『AKIRA』配信 [特別予告編]

その後、オムニバス映画『MEMORIES』(1995年)への参加を経て、2004年には長編アニメ映画『スチームボーイ』を発表。以降、長編アニメの監督作品は途絶えており、今回のスタジオ設立は20年以上ぶりの本格的な制作体制の再始動と言えるのではないでしょうか。

気になる『AKIRA』再アニメ化と『ORBITAL ERA』の続報は?

2019年のAnime Expoで発表、その後続報なし

2019年7月、米ロサンゼルスで開催された『Anime Expo 2019』のサンライズパネルで、大友克洋監督は2つの大型プロジェクトを発表しました。ひとつは新作SF長編アニメーション映画『ORBITAL ERA』、もうひとつは『AKIRA』の新アニメ化プロジェクトです。

『ORBITAL ERA』は近未来の建設途上のスペースコロニーを舞台に少年たちの冒険を描く物語で、大友克洋が原案・脚本・デザインワーク・監督を担当し、アニメーション制作はサンライズ(現:バンダイナムコフィルムワークス)が手掛けるとされていました。

ORBITAL ERA

ORBITAL ERA 作品情報

  • 公開日:
  • 原作者: 大友克洋
  • 監督: 大友克洋
  • プロデューサー:
  • 脚本: 大友克洋
  • 制作会社:
  • 作品概要: 
    大友克洋が脚本、監督、デザインを手掛ける、近未来を舞台にしたアクション・アドベンチャー。建設中の宇宙コロニーを舞台に、少年達が運命と試練に立ち向かう物語を描く。

また、『AKIRA』新アニメ化については、1988年の劇場版では描ききれなかった原作コミック全6巻をベースにした”完全版”的な位置づけになるとされており、発表時の会場を大いに沸かせました。

ただ、どちらのプロジェクトも発表から7年が経過した現在も、公式からの続報はありません。具体的な進捗や公開時期は今もベールに包まれたままです。

今回のスタジオ設立と2019年発表の2プロジェクトとの関係について、現時点で公式からの言及はありませんが、大友克洋がこのタイミングで新たな制作体制を整え、すでに作品の制作が動き出しているという事実は、ファンにとって嬉しいニュースに違いありません。

スタジオ名『OVAL GEAR』(オーバル・ギア)と映画タイトル『ORBITAL ERA』(オービタル・エラ)——「オーバル」と「オービタル」、語感とリズムが近いふたつの名称。そして2019年公開のティザービジュアルと、今回のスタジオメインビジュアル……新作の兆候を期待せずにはいられませんね。

関連リンク

漫画『AKIRA』の大友克洋インタビュー 刺激を受けるのは「先人の素晴らしい作品」
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AKIRA 作品情報

  • 公開日: 1988年7月16日(土)
  • 作品時間: 2時間4分
  • 原作者: 大友克洋
  • 監督: 大友克洋
  • プロデューサー:
  • 脚本: 大友克洋, 橋本以蔵
  • 制作会社: 東京ムービー新社
  • 作品概要: 
    原作・大友克洋が自ら監督をつとめ、緻密な映像表現で1980年代の日本アニメ業界に強い影響を与えた劇場版アニメ「AKIRA」。製作期間3年、総制作費10億円。 1,300人のスタッフが描き上げたセル画の枚数はおよそ15万枚。当時の通常のアニメーションでは考えられないほどの時間と労力をかけて作り上げた、衝撃作。

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MEMORIES

MEMORIES 作品情報

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スチームボーイ 作品情報

  • 原題: STEAMBOY
  • 公開日: 2004年7月17日(土)
  • 作品時間: 2時間6分
  • 原作者: 大友克洋
  • 監督: 大友克洋
  • プロデューサー: 小森伸二, 富岡秀行
  • 脚本: 大友克洋, 村井さだゆき
  • 制作会社: サンライズ
  • 作品概要: 
    『AKIRA』から16年。世界が認めるクリエーター、大友克洋待望の劇場用アニメ最新作がついに登場!製作期間9年、総製作費24億円をかけて送る渾身の長編『スチームボーイ』は、日本のファンのみならず、世界が待っていた血湧き肉踊る“空想科学冒険活劇”である。総作画枚数18万枚。デジタルと手描きの共演による緻密な映像表現。この圧倒的な画づくりが志向しているのは、純粋に“ワクワクドキドキ”の活劇だ。スチームボールをめぐる追いつ追われつの攻防。陸・海・空と次々に出現する蒸気メカと心躍る冒険の数々。漫画家であり、アニメ作家であり、映画監督である、大友克洋のすべてが盛り込まれた究極の映像――それが『スチームボーイ』なのだ。最先端で、懐かしい、驚きに満ちた新たな大友ワールドに、乞うご期待!

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