復刊ドットコムは、永井豪デビュー55周年企画として『凄ノ王伝説』で描かれたカラーイラストを集約した画集『凄ノ王/伝説の行方』を刊行する事が発表しました。
2022年4月下旬発送予定で、予価は6,050円(税込)です。
記事の索引
永井豪画集『凄ノ王/伝説の行方』
復刊ドットコムから漫画家・永井豪のデビュー55周年、GOGO企画としてふたつの『凄ノ王伝説』で描かれたカラーイラストを集約した画集『凄ノ王/伝説の行方』を刊行されます。


『凄ノ王』 とは
永井豪とダイナミックプロによる漫画『凄ノ王』は、1979年に『週刊少年マガジン』に連載が開始された作品です。
日本神話をモチーフとした超能力バトル作品で、主人公・朱紗真悟(すさしんご)が想い人を蹂躙された怒りから超能力の怪物・凄ノ王として覚醒していくストーリー。
初期の『マガジン』版では、ストーリーが最大限に拡張したところで連載終了。未完とも完結とも取れる終わり方となっています。
ふたつの続編『凄ノ王伝説』
復刊ドットコムより刊行中(2021年12月~2022年3月)の『完全初出 凄ノ王[週刊少年マガジン版]』は、全4巻で完結します。
しかし、『凄ノ王』の物語は、時を改め、出版社を変え、タイトルも新たにして、この後も継続されていったのです。
永井豪自身が描くマンガ『凄ノ王伝説』。そして実兄・永井泰宇が全12巻を書き下ろし、永井豪本人が膨大な挿画を描き加えた小説版『凄ノ王伝説』。

画像はAmazonより
物語はふたつの潮流となり、ふたつの”伝説”が継続されたのです。
角川書店の様々な雑誌(『バラエティ』『野性時代』『月刊コミックコンプ』)で描かれた前者は、『週刊少年マガジン』連載分とともに、角川書店ヤマトコミックススペシャルとして、全7巻が刊行されました。
そして、後者はカドカワノベルズで5年にわたって書き継がれ、永井豪のイラストはカラーで100ページ、モノクロで250枚に至るほどの量が描かれていました。
ふたつの”伝説”カラーイラストを集約
復刊ドットコムは今回、それらふたつの『凄ノ王伝説』で描かれたカラーイラストを一気に収斂させた画集を刊行します。
永井豪ファンであっても、当時小説版までは手が届かなかったあなたには、初めて見ることになるイラストがたっぷり詰まった豪華な一冊となるでしょう。
書籍情報
著者 | 永井豪 |
---|---|
出版社 | 復刊ドットコム |
判型 | B5 |
頁数 | 140 頁 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784835458717 |
発送時期 | 2022/04/下旬 |
予価 | 6,050円(税込) (本体価格 5,500 円 + 消費税10%) |
※画像はイメージです。
(c)Go Nagai/Dynamic Production
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