細田守 最新作『果てしなきスカーレット』2025年11月21日公開決定 新ビジュアルと特報動画が解禁
細田守 最新作『果てしなきスカーレット』2025年11月21日公開決定 新ビジュアルと特報動画が解禁 ⓒ2025 スタジオ地図

細田守監督 最新作『果てしなきスカーレット』2025年11月21日公開決定 新ビジュアルと特報動画が解禁

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スタジオ地図の細田守監督によるアニメーション映画・最新作『果てしなきスカーレット』が、2025年11月21日(金)に日本公開されることが発表されました。これまでのスタジオ地図作品とは一線を画す『狂気』をテーマに、世界規模での展開が予定されています。当記事では、作品詳細、最新ビジュアル、特報映像、そして細田監督のコメントを紹介します。

細田守監督 最新作『果てしなきスカーレット』作品概要と公開情報

細田守監督が手掛ける新作『果てしなきスカーレット』は、2025年11月21日(金)に日本全国で劇場公開されます。さらに、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる全世界配給が決定しており、日本公開後の12月12日(金)にはアメリカでの劇場公開も予定されています。

映画『果てしなきスカーレット』最新ビジュアル ⓒ2025 スタジオ地図
映画『果てしなきスカーレット』最新ビジュアル
ⓒ2025 スタジオ地図

本作の主人公は、父王を殺され復讐に失敗した王女・スカーレット。彼女が目覚めたのは、狂気に満ちた“死者の国”でした。この国では、宿敵に復讐を果たし“見果てぬ場所”に辿り着かなければ、存在が〈虚無〉と化し、消滅してしまう運命が待ち受けています。スカーレットは生き残り、復讐を果たすことができるのか──壮絶な旅路が幕を開けます。

【特報】『果てしなきスカーレット』<11月21日(金)公開!>
【特報】『果てしなきスカーレット』<11月21日(金)公開!>

初公開となる特報映像では、“死者の国”の壮大な世界観、復讐の旅に出るスカーレットの鬼気迫る姿が描かれています。映像には、砂漠、火山、雷、そして竜の存在も示唆されており、わずか30秒ながら見応えのある内容となっています。にスカーレットの声も初解禁され、物語への期待が一層高まっています。

主人公スカーレットの声がひと言だけ聞けますが、今回も芸能人起用かな? またキャラクターデザインは『竜とそばかすの姫』のアバター『ベル』っぽい顔ですね。キャラクターデザインはJin Kimさんかな?(いずれも公式では未発表です)

イントロダクション

2025年冬
この狂気が、世界中に吹き荒れる。

人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。
今、この「生きる」という大きなテーマを、観客と一緒に考えたい。
― 細田守

父を殺され、復讐に失敗した王女・スカーレットは “死者の国” で目を覚ます。
狂気にあふれたこの世界では、宿敵に復讐を果たし、
“見果てぬ場所”に辿り着かなければ、<虚無>となり存在が消えてしまう。

想像を超えた冒険。
終わることなき闘い。
時空を超えた運命の出会い。

果てしなき旅路の先に、スカーレットは生きる道を見出せるのか?
『時をかける少女』から19年。常識を打ち破る、衝撃の王女(ヒロイン)が誕生――

果てしなきスカーレット

果てしなきスカーレット 作品情報

  • 公開日: 2025年11月21日(金)
  • 原作者: 細田守
  • 監督: 細田守
  • プロデューサー:
  • 脚本: 細田守
  • 制作会社: スタジオ地図
  • 作品概要: 
    2025年冬 この狂気が、世界中に吹き荒れる。
    人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。
    今、この「生きる」という大きなテーマを、観客と一緒に考えたい。
    ― 細田守
    父を殺され、復讐に失敗した王女・スカーレットは “死者の国” で目を覚ます。
    狂気にあふれたこの世界では、宿敵に復讐を果たし、“見果てぬ場所”に辿り着かなければ、<虚無>となり存在が消えてしまう。想像を超えた冒険。終わることなき闘い。時空を超えた運命の出会い。
    果てしなき旅路の先に、スカーレットは生きる道を見出せるのか?
    『時をかける少女』から19年。常識を打ち破る、衝撃の王女(ヒロイン)が誕生――

細田守監督 コメント・プロフィール

コメント

 この作品を考え出したのは2022年3月頃です。
 2021年にコロナ禍があり、世界はコロナというウイルスに対し一致団結していたように思っていました。ところが2022年、それが終わりかけたタイミングに世界のあちこちで戦争が起こり、世の中がカチッと悪い方向に変わった感覚がありました。日常だと思っていたものが崩れていく様子を毎日ニュースで僕らは知ることになる。自分自身が生きていること、過ごしている世の中、そして今のこの平和というものは非常に危ういものだと、ショックを受けました。
 平和ではない世の中をどうやって生きていくべきなのか、ということの答えを、世界中の人が求めている。答えがあるのかないのかわからないけれども、みんなどうしたら争いが解決するのか、どうしたら僕らは安心して生きていけるのか、という答えをみんな必死に探している。今作品を作るなら、そういうみんなの切実な気持ちに対し、向き合って映画を作るべきじゃないか、というところから『果てしなきスカーレット』という作品を発想したんです。
 世界で起こっている出来事を見ると、深い遺恨や復讐心が次々と生まれてしまう状況だと感じています。「復讐」すれば「報復」がある。その連鎖は延々終わらない。どこかでそのループから抜け出さないといけないけれど、簡単に抜け出せるような甘いものではない。映画の中で「復讐」せざるを得ない状況に主人公が追い詰められたら、ないしはもし僕らが追い詰められたとしたら、どのような行動をとるべきなのか? 頭では「復讐」のループを断ち切らないといけないと分かっていても、感情的にそんなことが可能なのか? 課題を突き付けられた気がしました。それで“復讐の物語”を作ろうと思ったんです。

プロフィール

1967年生まれ、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターを経て、1999年に「劇場版デジモンアドベンチャー」で映画監督としてデビュー。その後、フリーとなり、「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09) を監督し、国内外で注目を集める。11年にはプロデューサーの齋藤優一郞と共に、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。「おおかみこどもの雨と雪」(12) 、「バケモノの子」(15)でともに監督・脚本・原作を手がけた。「未来のミライ」(18)(監督・脚本・原作)で第91回米国アカデミー賞長編アニメーション作品賞にノミネートされた。「竜とそばかすの姫」(監督・脚本・原作)は自身の監督作品歴代1位の興行収入を記録。第74回カンヌ国際映画祭カンヌ・プルミエール部門に選出された。

スタジオ地図について

2011年4月に細田守監督とプロデューサーの齋藤優一郎が新たな映画制作を行う拠点として設立。スタジオ地図は、アニメーション映画を企画・制作するスタジオであり、そのスタジオ名には「新しいモチーフやテーマ、そして表現にチャレンジして、まだまだ無限に可能性が広がるアニメーション映画という大地に新しい地図を作る」という映画制作に対する精神が込められている。

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