手塚治虫 初期作品『魔法屋敷』復刻
手塚治虫 初期作品『魔法屋敷』復刻

手塚治虫『魔法屋敷』 三四半世紀後に発見の未発表原稿を掲載した“決定版”で復刻!

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漫画の神様・手塚治虫が1948年に発表した作品『魔法屋敷』。2022年、本作の未発表原稿が藤子不二雄A氏の仕事場から発見され、ニュースとなりました。

今回、その未発表原稿40ページを含む“決定版”と言うかたちで『魔法屋敷』が復刊されることになりました。発送時期は2023年2月上旬、予価は4,950円(税込)です。

手塚治虫 初期作品『魔法屋敷』復刻

漫画の神様・手塚治虫が1948年に発表した『魔法屋敷』。科学vs魔法という、現代ファンタジーの先駆けとも言える斬新な設定の本作が“決定版”で復刻されます。

『魔法屋敷』復刻
『魔法屋敷』復刻

2022年8月に『読売新聞』社会面(1面)トップにて報じられ話題となった、藤子不二雄A氏が大切に保管していた原稿、それが『魔法屋敷』の未発表原稿でした。

氏が生涯手放すことなく手元に置いていたこの原稿の存在は、『まんが道』の手塚治虫と藤子不二雄の交流エピソードを実証するものとして大きな話題に。しかもそれがリメイクのために描かれた未発表原稿という点からも、漫画史上この上なく貴重かつ重要な資料であることが分かります。

本書は三玉書房版(1951年)の『魔法屋敷』を底本に初復刻、この未発表原稿40枚すべてを巻末に掲載した決定版。本書によって、これまで描き版(*)でしか知り得なかった執筆時の手塚自身の筆致と巧みな構成力を明らかにします。

*職人が原稿を印刷用の金属版に直接描き写したトレス版による印刷法

魔法屋敷 CONTENTS

  • 『魔法屋敷』(三玉書房版)
  • 『魔法屋敷』未発表原稿
  • 解題

魔法屋敷 とは

100年ぶりに人間の世界に帰ってきた悪魔大王が目にしたのは、すっかり科学文明が進み、悪魔や魔法を信じなくなった人間たち。大王は、人間に魔法の恐ろしさを見せつけるため、科学と魔法の対決試合を申し込むのでした——。

『魔法屋敷』は、『新寳島』(1947年)、『火星博士』(1947年)に続いて1948年に発表された本格長編マンガ作品です。現代でおなじみとなっていますが、魔法vs科学という設定は、当時としてはかなり斬新なものでした。

また、当時は職人による原稿トレスで版をつくる描き版で印刷されていたため、漫画家のオリジナルの線が損なわれることが多々あったようです。そのため、写真製版の時代になると、手塚治虫は初期の描き版作品をいくつかリメイクしています。

今回発見された『魔法屋敷』の未発表原稿も、同じく描き版からのリメイクのために執筆されたと推定されていますが、どういった経緯で藤子A氏の手に渡り、保管されていたのかは謎のままのようです。

今回の『魔法屋敷』は当時の描き版バージョンと、発表されることがなかったリメイク版を同時収録した、まさに“決定版”。漫画の神様の、本当に伝えたかったものが掲載されていることでしょう。

書籍情報

著者 手塚治虫
出版社 立東舎
判型 B6
頁数 224 頁
ジャンル コミック・漫画
ISBNコード 9784845638673
発送時期 2023/02/上旬
予価 4,950円(税込) (本体価格 4,500 円 + 消費税10%)

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