企業・商用サイト有料! JetPack『統計情報』機能だけを無効化する方法
企業・商用サイト有料! JetPack『統計情報』機能だけを無効化する方法

JetPack『統計情報』機能だけを無効化する方法 企業・商用サイトの有料化に合わせての対応

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WordPress用の多機能プラグインJetPackのうち、多くのユーザーが利用している機能である『アクセス統計』機能は、2023年8月から有料化されました(※)。当記事ではJetPackの無料利用可能な機能を引き続き利用しつつ、統計機能だけを無効にする方法を解説しています。

※有料化は企業や団体での利用や、アフィリエイトやアドセンス広告、商品販売など収益を得る機能が搭載されているWordPressサイトが対象であり、収益を得ていない個人サイトであれば引き続き無料で利用できます。

JetPackの『統計情報』機能だけを無効化する方法

WordPress向けのプラグインJetPackのうち最も優秀で利用価値があった(個人的見解です)アクセス統計機能は2023年の8月1日から企業・商用サイトでの利用について有料サブスクリプションの対象となりました。

統計機能=Statsは年契約、月額1,065円の機能となった
JetPack価格一覧ページより
統計機能=Statsは年契約、月額1,065円の機能となった
JetPack価格一覧ページより

なお、何をもって商用サイトと定義するかですが……先ほどのJetPack有料化の記事から引用すると

商用サイトとは?
Changes to Jetpack Stats for Commercial Sitesより

商用サイトはどのように定義されますか?
商用サイトとは、収益を上げることを目的としたサイトと定義されています。これは、広告やアフィリエイト リンク製品やサービスの販売、寄付やスポンサーシップの勧誘、または営利目的のビジネスや教育組織に直接関連するその他の手段を通じて行われる可能性があります。サイトにこれらのいずれかがある場合は、有料のJetpack Statsプランが必要になります。

Changes to Jetpack Stats for Commercial Sitesより (和訳)

とのことです。

統計の無効化手順

さて本題です。JetPackの統計情報「だけ」を無効化する方法は(意図的か偶然かはわかりませんが)やや分かり難くなっています。

まずは管理画面から[JetPack]>[設定]とアクセス。

管理画面から[JetPack]>[設定]
管理画面から[JetPack]>[設定]

ページの一番下までスクロールして、[モジュール]を選択。

設定画面最下部の[モジュール]を選択
設定画面最下部の[モジュール]を選択

モジュール別の有効/無効画面が表示されるので[JetPack 統計情報]の『有効化』となっている所をクリックして『無効化』とする。

[JetPack 統計情報]を『無効化』とする
[JetPack 統計情報]を『無効化』とする

以上で完了です。

この手順に関連するドキュメントはJetPack公式サイトにも掲載されていますが、当記事掲載の時点(2024年2月27日)では、日本語翻訳版のページが提供されていません。

まとめ

色々な機能の統合プラグインであるJetPackのうち、一般ユーザーにとっても一番有用だった統計機能まで有料となってしまいました。WordPressでのWebサイト構築案件で管理者さん向けに統計を分かりやすくダッシュボードに表示できる同機能はなかなか重宝したのですが、しかたがないですね。

もちろん有料プランへの契約をしても良いとは思いますが、JetPackの『統計』以外の機能も順次有料化していくのではないかと予想されます。

有料化自体を否定するつもりはありませんが、各機能個別の性能としてはやや中途半端なものが多いJetPack。そろそろ離れても良い頃かな、と個人的は思うのですが。さて、みなさんはどうされるのでしょうか。

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