監督自身の逮捕経験を元に製作した映画『エス』 7月20日より大阪シアターセブンで放映
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映画『エス』が大阪シアターセブンにて2024年7月20日(土)より大阪シアターセブンで放映されます。本作の監督である太田真博自身が不正アクセス禁止違反容疑逮捕された経験を着想にした映画。初公開は2024年1月に東京のアップリンク吉祥寺で放映されています。

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映画『エス』 7月20日大阪シアターセブンで放映 太田真博監督自身の逮捕経験を元に製作した渾身の作品

監督自身の逮捕に着想を得た新感覚クライム・ムービー『エス』が待望の大阪初公開を迎えます。

映画『エス』は、監督の太田真博氏自身が2011年に不正アクセス禁止違反容疑などで逮捕された経験に着想を得た“新感覚クライム・ムービー”。逮捕された友人の社会復帰を積極的に手伝う主人公・千穂に扮した新進女優・松下倖子がむき出しの衝動を見せるクライマックスまで絶え間ないムダ話が続く異色のノンストップ会話劇

2024年1月19日(金)に東京のアップリンク吉祥寺で初めて公開され、映画ファンの注目を集めました。今回、満を持して大阪シアターセブンにて7月20日(土)より大阪地区での初公開をむかえる事となります。

【本編一部公開!】映画『エス』逮捕されたら、人生おしまい!?
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『エス』大阪公開概要

  • 日時:2024年7月20日(土)~上映時間未定
  • 会場:大阪十三シアターセブン(大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5F)
  • 入場料:未定
  • 予約・問合せ:シアターセブン

太田真博 監督プロフィール

太田真博 監督 略歴

  • 1980年 東京都出身小劇場を中心に役者として活動
  • 2006年 自主映画制作を開始
  • 2007年 TVCMディレクターとしても活動
  • 2009年 『笑え』(主演・滝藤賢一)を名古屋・大阪で公開
  • 2010年 『LADY GO』が各地映画祭に入選し、複数のグランプリを獲得
  • 2011年 不正アクセス禁止違反容疑などで逮捕され、30日余りを留置場で過ごす
  • 2016年 自らの犯罪をモチーフとした作品『園田という種目』(主演・松下倖子)でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭長編コンペティション部門ノミネート、福井映画祭長編部門グランプリ受賞
  • 2024年 1月『エス』(主演・松下倖子)をアップリンク吉祥寺で公開
太田真博「自らの犯した罪をモチーフに映画を作ろうと」/映画『エス』(2024年1月19日(金)アップリンク吉祥寺にて公開)
太田真博「自らの犯した罪をモチーフに映画を作ろうと」/映画『エス』

映画『エス』 作品概要

あらすじ

若手映画監督・染田真一が逮捕された。
染田の大学時代の演劇仲間たちは、嘆願書を書く目的で久しぶりの再会を果たす。
染田の新作に主役として出演するはずだった、崖っぷち俳優の高野(青野竜平)。自称“染田との絆が最も深い”先輩、鈴村(後藤龍馬)。そして染田への想いをこじらせ散らかした挙句、別の男性と結婚したばかりの千穂(松下倖子)。
染田の力になってやりたい。想いはひとつ、のはずだった――。

キャスト

  • 松下倖子
  • 青野竜平
  • 後藤龍馬
  • 安部康二郎
  • 向有美
  • はしもとめい
  • 大網亜矢乃
  • 辻川幸代
  • 坂口辰平
  • 淡路優花
  • 河相我聞

スタッフ

  • 監督・脚本・編集:太田真博
  • プロデューサー:上原拓治
  • 撮影監督:芳賀俊
  • 録音:柳田耕佑
  • 助監督:山田元生
  • 特機:沼田真隆
  • 撮影助手:中川裕太
  • 監督助手:玉置正義
  • 車輌:堀田孝
  • スチール:ViVi小春、浦川良将
  • カラリスト:五十嵐一人
  • 音楽:窪田健策
  • 劇中台本:大野敏哉
  • 関西宣伝:松村厚
  • 制作プロダクション:株式会社上原商店
エス

エス 作品情報

  • 公開日: 2024年1月19日(金)
  • 作品時間: 1時間50分
  • 原作者:
  • 監督: 太田真博
  • 脚本: 太田真博
  • 制作会社: 株式会社上原商店
  • 作品概要: 
    脚本・監督の太田真博が、自身の逮捕から着想した物語『エス』。
    太田は2011年に不正アクセス禁止違反容疑などで逮捕された。演劇的手法を大胆に取り入れた独特の会話劇を撮る新進気鋭の監督として注目を集めていた太田は、その前年に国際的な映画祭でグランプリを受賞しており、まさにこれからメジャーに進出して活躍する矢先のことだった。映画『エス』のタイトルロール・染田も新鋭の若手として注目されていながら、自らが犯した罪により、映画監督としての未来、そしてそれまで築いてきた人間関係の多くを失う。ついには、苦楽を共にしてきたはずの盟友までもが染田に言い放つ。「これからは、ずっと笑わないで生きていけばいい」映画監督“S”こと染田は、果たして、二度と笑わずに生き続けるべきなのか。それとも――

応援コメント(順不同・敬称略)

『エス』の大阪初公開を迎えるにあたり、多くの映画関係者から応援の声が寄せられています。

監督が自ら犯した罪を描くというから、贖罪の話かと思ったら、とんでもない。そこを起点に一点突破全面展開。不寛容で不完全なこの世界をマルっと映し出す。みんな、いいヤツなのに、どこか不穏で不安定。善意と無自覚な悪意が入り混じる。そんな人間の残酷な多面性を体現する役者たちがみないい。才能は至るところに隠れている。縮こまって生きる必要なんてない。この映画と出会わないと損しますよ。

井上淳一(脚本家・映画監督)

まず言えること。一筋縄では説明できない作品だ。
もう少し具体的に書けば、台詞がプロットから解放されている。
もちろんこれは、映画的作法としては大きな違和感をもたらす。
ところがその違和感すら、きっと太田監督は計算している。
氾濫する言葉と(少しだけ)ずれた映像の融合が醸し出すリアリティ。それをあなたは目撃する。

森達也(映画監督・作家)

不自然なほど明るい音楽、吹き出してしまうような会話劇。なのになぜかずっと、怖いくらいの覚悟を感じる。
この作品は、何よりも監督自身のためにある。
一人の人間が事実を受け止め、それでも生きていくために、必要なものだったんだろう。

上坂あゆ美(歌人/エッセイスト)
いしだ壱成 × 太田真博 映画『エス』アフタートーク
いしだ壱成 × 太田真博 映画『エス』アフタートーク

(C)2023 上原商店

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