CHUWI(ツーウェイ)が、同社の人気ミニPC『GBox Pro』のアップグレード版である『HeroBox』の日本国内での発売を発表しました。 ミニPCでありながら、高度なスペックにより快適な動作を実現。持ち運びに優れ、自宅やオフィスシーンなどで活躍します。
HeroBoxとは
CHUWIが近日発売予定のミニPC 『HeroBox』は、同社の人気コンパクトPC 『GBox Pro』の上位アップグレード版。 インテルGemini Lake N4100プロセッサ、8GB LPDDR4メモリ、180GBインテルSSDストレージなど、各スペックがパワーアップし、コンパクトなボディに加え、豊富なポートがあることでオフィス作業のほか、ホームシアターなどの様々なシーンで活躍します。
HeroBoxの優れたスペック
『HeroBox』は最大周波数2.4GHzのGemini Lake N4100プロセッサを搭載しています。第9世代UHDグラフィックス600のGPU性能はGBox Proのグラフィックスに比べ、2倍向上。18基の実行ユニットで4K VP9 10ビットビデオのデコーディングもサクサク処理します。
8GB LP DDR4メモリは動作速度がGBox ProのDDR3より50%速く、省電力性も高くなっています。また、インテル180GB SSDストレージの読み込み速度も 『GBox Pro』のHDDより3倍速くなっており、ストレスフリーの操作を実現しました。
さらに、HeroBoxはType-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Micro SD、HDMI、VGAなどの豊富なポートを装備。各種端末と接続でき、作業効率が各段に向上します。
OSはWindows 10がプリインストールされているほか、UbuntuなどのLinuxシステムにも対応しています。
幅広い利用シーン
『HeroBox』は4KビデオをデコーディングできるプロセッサとGPUを搭載しているため、パソコンとしてだけではなく、ホームシアターPC(HTPC)としても利用可能。 また、VESA規格のモニタースタンドに対応しており、ディスプレイやテレビの背面に取り付けてオールインワンPCとして使用することもできます。
省電力設計によって全体の消費電力を10W未満に抑えています。もちろんNASも設置可能。180GB SSDと最大2TBまで拡張可能なSATAカードを組み合わせれば、お好きな動画や写真をたっぷり保存できます。
他製品との比較
『HeroBox』とインテルのミニPC 『NUC6CAYH』を比較してみましょう。NUC6CAYHはメモリとストレージを別途購入する必要がありますが、HeroBoxは8GB+256GBストレージを搭載しています。
また、NUC6CAYHはプロセッサにインテルJ3455、GPUにHDグラフィックス500、メモリにDDR3Lを採用しています。比較してみると、スペックもコストパフォーマンスもHeroBoxが上回っていると言えます。
HeroBoxはパワフルな性能に加えて、ファンレス設計や豊富なポートなど数多くの強みを持った1台となっています。 海外での販売価格は約200ドルとコストパフォーマンスも高い製品。
ブランド | CHUWI |
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Type | Mini PC |
OS | Windows 10 |
CPU Brand | Intel Gemini Lake N4100 |
GPU | UHD Graphics 600 |
Core | Quad Core, up to 2.4 GHz |
RAM | 8GB |
ストレージ | SSD 180GB |
外付対応ストレージ | SATA expansion up to 2TB(オプション) TF card up to 128GB (オプション) |
外寸 | 37.3×187.6×138.3mm |
重量 | 0.59kg |
入出力 |
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WiFi | 2.4G/5G 802.11a/ac/b/g/n wireless internet |