『サマソニ2024』出演者第1弾発表! 動画と楽曲で各アーティストをチェック マネスキン、BMTH、ピンクパンサレス、他/画像 SUMMER SONIC2024 Webサイトトップページ 『サマソニ2024』出演者第1弾発表! 動画と楽曲で各アーティストをチェック マネスキン、BMTH、ピンクパンサレス、他 キタガワ 公開:2024年2月23日(9か月前) コメント 0件 エンターテインメントMVRockアーティストイベントバンドフェス大阪日本東京海外音楽 SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 日本最大の洋楽フェスのひとつとして知られる『SUMMER SONIC(サマーソニック)』。フジロックの出演者が解禁されてやりもきしていたファンも多い中、遂に待望の第1弾アーティストが発表された! 記事の索引1 『SUMMER SONIC 2024(8月17日~8月18日開催)』出演者第1弾発表! 海外アーティスト勢が熱い!!1.1 ヘッドライナー Måneskin(マネスキン)!1.2 準ヘッドライナー!? Bring Me the Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)1.3 ONEREPUBLIC(ワンリパブリック)、Underworld(アンダーワールド)、Major Lazer(メジャー・レイザー)ら重鎮株も出演!1.4 AJR、PinkPantheress(ピンクパンサレス)ら若手勢も!2 最後に3 関連リンク 『SUMMER SONIC 2024(8月17日~8月18日開催)』出演者第1弾発表! 海外アーティスト勢が熱い!! 画像 SUMMER SONIC 公式サイトサマーソニック2024 第1弾アーティスト発表! より 今回の発表は2月も後半、21日になっての発表と、かなり遅い発表だろうか。こんなに待たされたのは2012年以来ではないだろうか。とはいえ、その内容は衝撃的だ。 サマーソニック2024 第1弾アーティスト発表! SUMMER SONIC公式ニュース 今回発表されたのは、サマソニ2024の主要な海外アーティスト達。シーンを牽引してきた重鎮はもちろん、SNSやYouTubeを席巻する若手も世界各国から多数ブッキングした、本当に素晴らしいラインナップだと思う。当記事ではそんな気になるアーティストたちを主要な楽曲と共に紹介! 当日への期待を高める、その一助となれば幸いだ。 サマーソニック2024 第1弾アーティスト発表! サマーソニック2024 第1弾アーティスト発表! ヘッドライナー Måneskin(マネスキン)! まず今回発表された中でも大きな衝撃と納得感で迎え入れられたのは、イタリア出身のロックバンド、マネスキン(Måneskin)だろう。米英出身のアーティスト以外からは初のトリ、しかもアークティック・モンキーズに次ぐ若いアーティストだ。 ※ボーカルのダミアーノ・ダヴィドが25歳、他3人はいずれも23歳 Måneskin – ZITTI E BUONI (Official Video – Sanremo & EUROVISION 2021 Winners) Måneskin – ZITTI E BUONI (Official Video – Sanremo & EUROVISION 2021 Winners) 初来日となった2022年のサマソニでも様々な話題と素晴らしいステージを提供してくれた彼らだが、今や世界各国での出演が続くロック界きっての注目株となっており、2024年はサマソニ以外にも複数のフェスでヘッドライナーを務めることが発表されている。 ここ数年の活躍はめざましいものがあるが、特に2021年の『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』での優勝が彼らをスターダムに押し上げたと言っても過言ではないだろう。 The exciting televoting results sequence of Eurovision 2021 The exciting televoting results sequence of Eurovision 2021※マネスキン優勝の瞬間 なお、同コンテストはさまざまなジャンルの音楽がエントリーされるイベントであり、ロックバンドが優勝するのは2006年以来、実に十数年ぶりであった。音楽シーンの中では正直なところ、ロックンロール人気は下火になっている。それどころかチャートの中心は(これは日本もそうだが)耳馴染みの良いアイドルやポップスに遷移し始めてもいて、逆説的に『今ロックを鳴らす意味』がバンドには問われている。 Måneskin|マネスキン – 「GOSSIP feat. Tom Morello」 (日本語字幕ver) Måneskin|マネスキン – 「GOSSIP feat. Tom Morello」 (日本語字幕ver) ただ彼らははっきりとロックンロールの意志を示していて、“GOSSIP”では報道に振り回される社会をぶち壊し、“I WANNA BE YOUR SLAVE”ではストレートな欲求について歌う……。そしてそれらを無骨なサウンドで凝縮するマネスキンは、現代でロックが生き残るための最有力の存在であるとも言えるだろう。 Måneskin|マネスキン – 「I Wanna Be Your Slave」 (日本語字幕ver) Måneskin|マネスキン – 「I Wanna Be Your Slave」 (日本語字幕ver) また、彼らは日本文化にも造詣の深いアーティストでもある。前回の来日時は日本の街並みを楽しんだり、日本食を満喫する姿をインスタグラムに載せていたし、ライブでは『進撃の巨人』の音楽を口ずさんだりする一幕もあった。 日本代表的なフェスであるサマソニで、ロックのあたらしい未来を担う存在として。今、彼ら以上の適役は居ないだろう。 View this post on Instagram A post shared by Damiano David/Måneskin (@damianodavid) ダミアーノの右腕には『進撃の巨人』のタトゥーが。胸のケモミミのタトゥーも印象的 Good morning Tokyo! 🇯🇵 pic.twitter.com/LwQnIEDU0N— MÅNESKIN OFFICIAL FANCLUB (@ManeskinFanClub) August 16, 2022 こちらは2022年のサマソニ前の投稿。日本を謳歌している彼ら。 準ヘッドライナー!? Bring Me the Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン) 今回の発表は待ちに待ったということもあってか、全方位バランスのとれたアーティストが公開されている。マネスキンと並んでピックアップされたのはブリング・ミー・ザ・ホライズンで、2023年11月に彼らが主催したラウドフェス『NEX_FEST』の成功からスパンを空けずの出演となる。 Bring Me The Horizon – Throne Bring Me The Horizon – Throne 2019年のサマソニ出演時はBABYMETALの前の出順だった彼らだが、ここ数年はエド・シーランとのコラボ曲のバズ然り、ラウドシーン最前線の立ち位置然り、キャリアアップをしっかりと積んできた。 一見するとヘッドライナー枠だが、よくよくアナウンスを見るとマネスキンとは異なり、公式では『今年のメイン』という表現をしている。そのため今回はトリ前、もしくは別ステージのトリ配置かもしれない。いずれにせよ、マネスキンとは別日出演のバンド枠になることだろう。多くの邦楽バンドともコネクションを持つ彼ららしく、当日は何らかのコラボにも期待したいところだ。 ONEREPUBLIC(ワンリパブリック)、Underworld(アンダーワールド)、Major Lazer(メジャー・レイザー)ら重鎮株も出演! 昨今のフェスは若手を多くブッキングし横の繋がりでもって全体を動かそうという動きが目立つ。そのため以下で記すように今回のサマソニでも取り分け若手の注目株が並ぶのだが、その中でガチッとフェスを引き締める役割を果たしているのは、これまで長らく活動してきたアーティストに他ならない。 そういった意味でもその他、ワンリパブリック、アンダーワールド、メジャー・レイザーら3組については、間違いなく今年のサマソニにおける現時点での重要枠だ。 ONEREPUBLIC(ワンリパブリック) ワンリパブリックは超大ヒット映画の主題歌のみならず、YouTube上で脅威の39億再生を獲得した“Counting Stars”や、日本ではCMソングとしてもお馴染みの“Secrets”といった知名度の高い楽曲を活動初期より量産。昨年の来日公演も超満員で終える程にチケットが今最も取れないバンドの一組に位置しているため、「ワンリパブリックを観た!」というだけでもチケット代のお釣りが来そうな勢いだ。 OneRepublic – Counting Stars OneRepublic – Counting Stars OneRepublic – Secrets (Official Music Video) OneRepublic – Secrets (Official Music Video) Underworld(アンダーワールド) 大阪オンリーの出演となるがアンダーワールドも見逃せない。彼らは今でこそザ・チェインスモーカーズやザ・キッド・ラロイなどで主流になっている『映像+DJ+ボーカル』のスタイルを長年取り入れているアーティストで、今回ポップスとロック中心の発表となったアーティスト達の中では別の意味での存在感もある。名曲“Born Slippy”で盛り上がる事は間違いないが、楽曲単位での展開だけではなく、持ち時間全体を通して空気感を紡いでいくようなパフォーマンスを期待できるだろう。 Underworld – Born Slippy (Glastonbury 2016) Underworld – Born Slippy (Glastonbury 2016) Major Lazer(メジャー・レイザー) 一方で、東京オンリー出演となるメジャー・レイザーも目を離せない存在。ダンスシーンの立役者と言えば話は早いが、YouTubeチャンネル登録者1480万人、ミリオン超え楽曲も多数とバズに導く、昨今主流のマーケティング手腕にも長けたアーティストでもある。ライブでは赤と黒を貴重としたVJをバックにダンサー数名が踊り狂う、コンセプチュアルな代物になることでも知られる。アンダーワールドと共に『ソニックマニア(SONIC MANIA)』への出演も期待したいところだが……。ともかく、大きなステージで見せる音とサウンドの融合は今から楽しみだ。 Major Lazer & DJ Snake – Lean On (feat. MØ) (Official Music Video) AJR、PinkPantheress(ピンクパンサレス)ら若手勢も! ビッグネームも大事だけれど、音楽の未来を示す上で欠かせないのは若手アーティスト。 先見の明があるサマソニはこれまでもビリー・アイリッシュ、レックス・オレンジ・カウンティ、The 1975といったアーティストを、どこよりも早くブッキングしてきた。今回もそんなサマソニらしく、盤石の起用をしてくれているのだから最高だ。 AJR では、ここからは今年のサマソニ若手株のうちいくつか注目のアーティストを紹介しよう。まず仲良し3人組のAJR。彼らはTikTokにおける“World’s Smallest Violin”から火が点いたバンドで、その耳馴染みの良いポップサウンドはもちろん、上手くいかない現状を俯瞰したメッセージ性の強い歌詞にも要注目だ。サウンド的にも壮大なもの、ロック色の強いもの、バラードものなどさまざまで、多方向から魅力を感じられるはず。 AJR – World's Smallest Violin (Official Video) AJR – World’s Smallest Violin (Official Video) PinkPantheress(ピンクパンサレス) 続いては世界のポップ中心部たるピンクパンサレス。彼女が“Boy’s a Liar Pt. 2“で一大ムーブメントを巻き起こしたのは少し前のことだけれど、2023年には全米チャート週間最高3位、年間20位を記録。名実共に『その年で最も注目されたアーティスト』の座に君臨するに至った。彼女が立つステージ規模は現状不明にしろ、このライブを目撃することは大きな意味を持つに違いない。 PinkPantheress – Nice to meet you (feat. Central Cee) [Official Video] PinkPantheress – Nice to meet you (feat. Central Cee) [Official Video] その他にも…… 他にも、ここでは書き切れないレベルで素晴らしいアーティストが揃い踏みだ。日本でもサブスクで大躍進を遂げたタイラ(TYLA)をはじめ、ニューアルバムでガレージロックの先へと進んだグレタ・ヴァン・フリート(Greta an Fleet)、サマソニとは切っても切れない関係性となっているオーロラ(AURORA)、俳優業やブランド会社設立などマルチな活動でフォロワーを獲得しているブライト(BRIGHT)ことワチラウィット・チワアリーなどなどど……。まだアーティスト解禁は第1弾のみだが、これだけでもチケットの元が取れる圧巻のラインナップには脱帽だ。 Tyla – Truth or Dare (Official Music Video) Tyla – Truth or Dare (Official Music Video) Greta Van Fleet – The Falling Sky (Official Music Video) Greta Van Fleet – The Falling Sky (Official Music Video) AURORA – Runaway AURORA – Runaway TRY – BRIGHT ft. MATCHA [ OFFICIAL MV] BRIGHT – มาดูแมวดำน้ำทำกับข้าวบ้านเรามั้ย (Saturday Night) [ OFFICIAL MV ] 最後に 繰り返すが、2024年のサマソニ第1弾発表はこれまでで最も遅かった。ゆえにその期待値の高さは相当なものだったと推察するが、今回の情報は結果としては歴代イチでインパクトがあったかもしれない。話題は凄まじい速さでSNSを駆け巡り、大勢のファンがサマソニにを楽しみにしていることをあらためて感じた。 現状、今年の海外フェスの中には参加予定者から「主力不足」と揶揄されるものもあるという。そうした点で見ても今回のサマソニは全方位に抜かりなしの、素晴らしいラインナップになっていると思う。……まだここから数ヶ月の間は発表が続き、気になる邦楽アーティストも多数発表されるはず。そのことにワクワクしながら、サマソニまでの期間を大いに楽しんでいきたい。 関連リンク SUMMER SONIC 公式サイト SUPERSONIC 公式サイト SUMMER SONIC 公式Twitterアカウント @summer_sonic SUMMER SONIC 公式Instagramアカウント @summersonic_official SUMMER SONIC 公式YouTubeチャンネル SUMMER SONIC 公式Facebookページ SUMMER SONIC 2023 AFTER MOVIE SUMMER SONIC 2023 AFTER MOVIE