TVアニメのコンテンツ権利元横断チャンネル『AnimeLog』が2020年11月13日(金)より海外配信をスタートしました。株式会社アナライズログが運営する同チャンネルは、正式に許諾を受けた作品をYouTube上で無料配信しています。今後もさまざまな日本アニメを追加されるそうです。
今後、1年で100タイトルの海外配信を予定しているそうです。
YouTubeアニメ配信チャンネル『AnimeLog(アニメログ)』

公式チャンネル
YouTubeアニメ配信チャンネル『AnimeLog(アニメログ)』は、YouTubeにおける正式に許諾を受けた作品を配信するチャンネルです。特定の権利元が1社で運営するYouTubeチャンネルはこれまでもありましたが、AnimeLogでは
- 東映アニメーション
- 小学館集英社プロダクション
- シンエイ動画ほか
- 講談社
- 他大手アニメスタジオ
といった国内の著名な企業が出資しており、今後もファミリー向けアニメコンテンツを含めて、様々なアニメを公開していく予定だそうです。
『AnimeLog(アニメログ)』の11月13日時点のチャンネル登録者数は29万人。。
これまでは日本国内のみの配信=海外では視聴することが出来ないという状況でしたが、チャンネル登録者数29万人のうち、半数以上の登録者は海外ユーザーだそうです。このデータを元に海外配信への期待と捉え、各権利元と交渉を重ね、アニメコンテンツの海外での配信が実現したそうです。
海外配信作品リスト(2020年11月13日現在)
今回、海外で配信可能となったタイトルは『あはれ!名作くん』『こんにちはアン』『ハングリーハート』『ファンタジックチルドレン』『The World of GOLDEN EGGS』『ジャングル大帝(1989)』の6タイトル。
『あはれ!名作くん』 (英語字幕版)
『こんにちはアン』(英語字幕版)
『こんにちはアン』は日本アニメーションの『世界名作劇場』の代表作で親子で楽しめる作品です。小説『赤毛のアン』誕生100周年とアニメ『赤毛のアン』放映30周年を記念して制作されました。
『ハングリーハート』(英語字幕版・スペイン語吹替版・ポルトガル語吹替版)
『ハングリーハート』の原作はサッカーマンガの金字塔『キャプテン翼』の高橋陽一氏です。サッカーが大好きな少年が天才プレイヤーの兄へのコンプレックスや危なっかしい性格ゆえの確執など紆余曲折ありながらもサッカー部の仲間たちとNo.1を目指していく熱いストーリーです。
『ファンタジックチルドレン』(英語吹替版)
『ファンタジックチルドレン』は架空の世界を描いた物語で、時空を超えて出会った人たちとの繋がりやその必然性が壮大なストーリーの謎を解き明かしていくような内容で、観ているとあっという間に引き込まれるストーリー展開が魅力な作品です。
『The World of GOLDEN EGGS』(英語字幕版)
『The World of GOLDEN EGGS』は2005年に放送された途端に世間で話題になり、様々なコラボ商品やCM等でも使用されました。アニメ本編もその独特でシュールな世界観や魅力的なキャラクターたちが織り成す空気感が若者たちを虜にしました。
『ジャングル大帝(1989)』(英語字幕版)
マンガの神様“手塚治虫”の代表作の1つ、『ジャングル大帝(1989)』も配信致します。主人公の白ライオンの「レオ」がアフリカの壮大な大地で育っていく様をダイナミックに描いた感動作です。
- 海外配信開始日:2020年11月12日(木)【現地時間】より順次
- 配信タイトルと制作著作:
- 『あはれ!名作くん』/©MSK
- 『こんにちはアン』/©NIPPON ANIMATION CO., LTD.“Before Green Gables” ™AGGLA
- 『ハングリーハート』/©Yoichi Takahashi/Nippon Animation
- 『ファンタジックチルドレン』/©TAKASHI NAKAMURA/NIPPON ANIMATION CO.,LTD.・FC PROJECT
- 『The World of GOLDEN EGGS』/©Dai Yoshihiko 2020
- 『ジャングル大帝(1989)』/©学研/日本経済社/テレビ東京/手塚プロダクション