Photoshopの文字ツールが『重い』『フォントが選べない』『エラー出る』という時の対処法

UZUREA編集部 アイコン

UZUREA編集部

/ 更新:

当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。

Adobe Photoshop(アドビ―・フォトショップ)で制作作業している時、文字ツールのフォント選択が重くなる事……ありませんか? そんな時の対処法をご紹介。

原因はフォントキャッシュ!……かもしれない

その原因は幾つか考えられますが、一番可能性が高い(筆者が発生する事の多かった)のが、フォントキャッシュの破損による、動作不良でした。

という事で、文字ツールの動作があやしくなってきたらまず、下記の方法でフォントキャッシュを削除してみてください。

フォントキャッシュの削除・再構築方法 Windows版

  1. Windowsのエクスプローラーで、system32のフォルダーを開きます。

    大抵は下記のようなディレクトリ階層で存在します。

    C:\Windows\System32
  2. 同階層にある FNTCACHE.DAT をファイルを削除します。
    (心配な方は念のためどこか別のところにコピーを保存しておいてください。)
  3. PCをリブート(再起動)する

以上でOKです。

Photoshopを起動して、おかしかった動作を再度ためしてみてください。大抵改善している筈です。

フォントキャッシュの削除・再構築方法 Mac版

Macの場合はセーフブートで一度起動し、再度通常起動を行う事で、自動的にフォントキャッシュが再構築されます。

  1. Macintosh の起動時……起動音がなったら Shift キーを押し続けます。
  2. 起動画面のアップルのロゴマークとプログレスバーが表示されたら、Shift キーを離します。※セーフブートになった場合、プログレスバーの下に「セーフブート」と表示される
  3. OSのセーフブート後、再起動で今度は通常起動する。

以上で、フォントキャッシュが削除・再構築されます。

こちらも改めて、Photoshopを起動し、動作を確認してみましょう。

まとめと、その他の原因について

以上、簡単ですが、日常的にPhotoshopを利用して作業を行っている方なら、一度は経験したことの有るであろう症状への対策でした。

ちなみに、同症状はIllustratorなど他のAdobe製品でも起こりうる様です。

Photoshop、Illustrator、InDesign、Aftereffectsなどでもフォントの選択ができない、遅い、などの症状になったら、一度試してみる事をお勧めいたします。

尚、この方法で解消しない場合は、

  • インストール済の(何れかの)フォントが破損している
  • インストールしたフォントが多すぎる

といった可能性も疑ってみましょう。

特にPCスペックに対してフォントが多すぎたりすると、アプリケーションの起動にも時間がかかったりするので、使わないフォントなどは整理してみるのも良いのではないでしょうか。

この記事をシェアする

この記事のタイトルとアドレスをコピー

この記事を気に入ったらハートマークで応援してください

この記事の執筆は……

UZUREA編集部 アイコン

UZUREA編集部

UZUREA.NET 編集部アカウント。運営会社スタッフ及び契約ライターによる匿名寄稿を含みます。

関連する記事



page top