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MdNが休刊
[Amazon PR] MdN 2017年5月号(若きアニメスタジオ「トリガー」の5年半史) /MdN 2018年5月号(ポプテピピックの表現学)

『MdN』休刊。デザイン総合雑誌として29年……2019年4月号をもってwebメディアに

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株式会社エムディエヌコーポレーション発行の、デザイン総合誌MdN』が2019年の4月号(3月6日発売)をもって休刊する事が発表されました。

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MdNとは

MdN 2019年2月号(特集:ポップカルチャーはなぜ彼らの映像を必要とするのか? クリエイティブカンパニー「コエ」の仕事)
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雑誌『MdNは』1989年に創刊。以後29年の間、国内のデザイナー、アーティスト、クリエイター達の情報源として読まれてきました。

休刊について

昨今は、アニメや漫画、アイドルなどサブカルチャー系の特集が多く、特集内容によってはすぐ売り切れ、入手が困難になるような時もあったように記憶していますが、本日下記のようなお知らせがwebサイトに掲載されました。

デザイン専門総合雑誌として、創刊以来一貫してクリエイティブ業界の方々が必要とする最新情報をお届けしてまいりましたが、月刊での刊行ペース、そして2019年2月号(1月5日売り)からの隔月刊行ペースで、読者のニーズに適した情報を深度やスピード感のバランスを見ながらお届けすることが難しいと判断致しました。そこで紙媒体としてのMdNはその役割を終え、新たにWebメディアとして展開していくこととなりました。

雑誌『MdN』休刊のお知らせ より引用

同誌は昨年末に、それまでの月刊から、隔月に刊行ペースを変更する事を発表したばかりでした。

2018年5月号のポプテピピックの表紙を採用した特集号など、アニメ、サブカルチャー方面の特集でデザイン専門誌としては独自の色がでてきた様に感じていました。個人的には、2017年のブックカバーのデザインを多く手掛ける『川谷康久』氏の特集号を特に楽しく読ませてもらいました。

定期購読を契約している方は……

定期購読を契約している利用者へは、2019年1月21日からメールなどで返金・解約の手続きについて案内が始まっています。MdNのインターネット会員IDを持っていて、インターネットで定期購読を申し込んでいたユーザーは下記のアドレスから、手続きが可能な模様。

月刊MdN 雑誌定期購読 返金受付フォーム
 https://member.mdn.co.jp/m/inquiry/mdn-repayment.html

(※上記専用フォームは2019年2月末で終了となります。)

余談

筆者(アラフォー)は、Webデザイナーの道を志すようになってから、同誌を含め、MdN社発刊のWebクリエイター向け雑誌『web creators2010年休刊)』と、DTP専門誌『DTP WORLD2009年休刊)』、そして『idea アイデア(刊行中)』等を不定期ながら読み、さまざまなデザイン手法や、クリエイターたちについて情報を得てきました。

昨今の主な情報元はWeb中心となっていますが、Webでは情報を自身で取捨できる反面、それまで知らなかった物事の発見が少なくなってきてしまっている様にも感じています。

……ちなみに、当編集部でここ数年は『MdN』(と、マイナビ出版が発行するwebクリエイター向け雑誌『Web Designing』)を定期購読をしていましたが、マガジンラックに入っている雑誌をスタッフたちが手に取って読んでいる事は殆ど見かけません。

もしかしたら、彼らを含め大多数の人達にとって既に『雑誌』は情報の供給源としての優先度が低いのかもしれない……と、あらためて感じている次第です。

uzurea.net 編集長

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