EaseUS Data Recovery Wizard 公式サイト https://jp.easeus.com/data-recovery-software/drw-free.html

データ復元ソフト『EaseUS Data Recovery Wizard』レビュー【製品提供記事】

評価:3.5 

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/ 更新:

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PCやスマホを日常頻繁に使用している方なら、誤操作や予期しない事故などで、大切なデータやファイルが消えてしまい悲鳴をあげてしまったこと……1度や2度はあるのではないでしょうか?

そして『どんな手を使ってでもファイルを回復・復元したい!』……となった時、

  1. データ復旧業者に依頼する
  2. データ復元ソフトで自力でなんとかする

の何れかの方法でのデータ復旧を試みるしかありません。

もちろんお金に糸目はつけず、最大の可能性を求める場合は

『1.データ復旧業者に依頼する』

を選択することを強く推奨します。間違いなく、この手の事を専門に業務を行っているプロフェッショナルに任るのが確実です。

※話は脱線しますが、業者さんにお願いする場合は、初めから最も信頼できそうな業者を選択することが肝要です。なぜなら、1度復旧を試みて失敗した場合、更なる復旧作業はより困難になるからです。
例えば、安さをウリにする業者さんにお願いして『復旧が出来なかった』と言われた時には、もういよいよ取返しがつかなくなっているモノです……経験者談(涙

軽微なデータ削除や程度であれば3万~10万円、さらに保証内容や実施技術レベルや重度な破損、高度なオペレーションが必用な場合だと数十万、さらにそれ以上……といったケースもある様です。

しかし、誰もが溢れるほどの財を持っているわけではありませんし、とにかくスピード優先!という事もあるでしょう。もちろん業者さんに頼むほどではないけど惜しいデータという事もあります。

そんな時は

『2.データ復元ソフトで自力でなんとかする。』

という選択をする事になります。

今回はそんな時に最適なデータ復元ソフトウェア EaseUS『Data Recovery Wizard Professional(データ · リカバリ · ウィザード · プロフェショナル)』を、EaseUS(イーザスソフトウェア)からのご提供いただきましたので、ここにご紹介してみたいと思います。

EaseUS『Data Recovery Wizard』レビュー

ライセンスと主な機能について

同ソフトウェアはWindows/Macで利用できるデータリカバリーソフトウェアで、復元データ利用のデータ要領が500MBに制限されているFREEのお試し版の他、1台PC用用ライセンスで無制限な利用可能なPro版が8,900円で提供されています。

FREE版、Pro、Technician、各エディションでの機能と費用の比較

公式サイト(https://jp.easeus.com/data-recovery-software/drw-pro.html)には、『あらゆるケースに対応可能』と記載があります。

……もう少し詳しく見てみると

  1. 誤って削除してしまったケース
    右クリックして【削除】、【Shift+Del】でファイルを削除、ゴミ箱を空にしたなど
  2. フォーマットの誤操作
    ディスク、パーティション、ストレージデバイスをフォーマット、デバイスの初期化、ウイルスなどによるアクセスが拒否、読み込み不可能とのエラーメッセージが表示。工場出荷状態に戻してしまった時。
  3. パーティションの紛失
    ブートマネージャーの表示など)、不適切な複製、システムの復元、ディスクの故障
  4. その他
    SDカードの引き抜き、書き込み処理中の電源オフなどによってデータが消失。ハードドライブの損壊やシステム障害などの物理的要因。ハードウェアの損壊やウイルス感染によって、データが消失。

とあります。

一見、何でも復元できて万能そうですが、今まで色々なソフトを利用し裏切られてきた私としては、過度に期待せず慎重にレビューしてみたいと思います。

インストール

それでは早速、アプリケーションをインストールしましょう。

通常はライセンスを購入してからインストール……となりますが、同ソフトは機能に制限のある無料試用版も試す事ができます。
試用版のダウンロードは下記から行えます。
https://jp.easeus.com/data-recovery-software/drw-pro.html

インストールは特に難しい事はありません。

ただしデータ復元ソフトで共通する大切な注意点があります。これを忘れて間違ったインストールをおこなってしまうとさらに取り返しがつかなくなりますので、ご注意を。

データ復元対象のドライブにインストールしないこと

つまり、Cドライブ自体や、Cドライブに保存していたファイルを復元したい場合は、『Cドライブ以外』に必ずデータ復元ソフトをインストールする必要があります。

『なにを言っているかわかんない』という方は同社の別ソフトウェア『Bootable Mediaによる復元をおすすめします。

アプリケーションの起動とUSBの削除データ復旧テスト

無事にインストールが完了したら起動してみます。

起動してすぐの画面

誰が見ても次にする事が解る、シンプルなUI。

試しに画像ファイルを1つ、USBメモリに保存した後、Shift + Deleteで削除してから、スキャンを試してみました。

左がWindowsエクスプローラー、右がEaseUS Data Recovery Wizardの画面

スキャン実行後のEaseUS Data Recovery Wizardの画面には、削除をおこなったはずの画像ファイルが表示されています。

さらに、同ソフトで自動的起動中に実行される『ディープスキャン』によって、見知らぬフォルダ『Camera』も検出されています。

『特殊な失われたファイル』が表示されています

おそらくですが、フォルダとフォルダ内の画像ファイルは、先程保存した画像ファイルの元データ(撮影時のフォルダ構成)でしょうか。想定していないファイルまで見つけてくれて、なんだかちょっと不思議な気持ちになりますね。

検出したファイルを復元するには、対象のファイルを選択し右下の『リカバリー』ボタンを押下し、保存先を指定すればOK。

以上でデータの復旧(リカバリ)が完了です!

リカバリーが完了!

フォーマットしたUSBメディアの復旧テスト

続いて、少し前にフォーマットを行ったUSBメモリ復旧を試してみることにします。

フォーマットしてしまったUSBメモリ

このUSBメモリにはとあるデータを保存しておいたのですが、先日PCに挿入したときに『未フォーマットのデバイスです』といったメッセージが表示され、正しく認識されなくなくなり、仕方がなくフォーマットを実行した……という状態です。

さて、ではこのUSBメモリをPCに接続し、スキャンを実行してみましょう……

ディスク(E:)として認識されたUSBメモリを選択して『スキャン』ボタンを押下

……と、スキャン結果はが何も表示されず。

つまり、データの復旧はできないという事ですね(汗

この後、試しに最初のテストで『画像の削除』をテストしたUSBメモリをフォーマットし、同じように復元ができるかを試してみましたが、結果は残念ながら復元不可能でした。

公式サイトによると『『今すぐフォーマットしますか?』といったエラーが表示されて、フォーマットが不明な状態になってしまった。』と記載があるのですが、この時に実際にフォーマットを実行せず、スキャンを行うと復元可能なのかもしれません。

まとめ

今回の検証では、削除してしまったファイルを復元する事はできたので、軽度なデータ削除の場合は復元可能と言う認識です。

データ復元ソフトといえば『ファイナルデータ』シリーズが有名ですが、操作や文言が少しわかりにく面もあります。

データの復元は非常にデリケートな作業の為、わかりやすい操作や表示で有る事が望ましいでしょう。今回紹介した『Data Recovery Wizard(データ · リカバリ · ウィザード )』はそういった面では『軽快で判りやすいインターフェイス』『シンプルな操作』という強みがあると言えるでしょう。

『リーズナブル(8,900円)』に、かつ『難しい操作はできそうにない!』といった方へのデータ復旧ソフトとしてはお勧めできるアプリケーションです。

その他詳細は下記リンクも確認ください。

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コメント

  1. 匿名 より:

    保証とかないから騙されないように

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