Adobe Acrobat DCが『エラーコード:136』でインストールエラーになる場合の対処法
Adobe Acrobat DCが『エラーコード:136』でインストールエラーになる場合の対処法

Adobe Acrobat DCが『エラーコード:136』でインストールエラーになる場合の対処法

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先日、Adobe Creative CloudアプリケーションからAcrobat DCをインストールしようとした際に、『エラーコード:136』という表示とともにインストールが失敗し、何度ためしてもこれが改善しない事がありました。

インターネットでこのエラーコードについて検索してみても決め手となる解決策は提示されておらず、数日PDFファイルの取り扱いに困ってしまいましたが、結果としてはサポートから問い合わせをし、改善=無事インストールを完了する事ができたので、この手順について備忘録を兼ねて記載しておきます。

Adobe『Acrobat DC』がインストールエラーになる場合の対処法

筆者の環境は、『Adobe Creative Cloud コンプリートプラン』のサブスクリプションを契約しており、全てのAdobeソフトウェアが使える状況でした。

この状態で定期的なAdobe製品のアップデートやインストールを『Creatiev Cloud』アプリケーションから実行していたのですが、ある日Acrobat DCのアップデートが失敗し、その際画面には『エラーコード:136』と表示されていました。

Acrobat DCのインストール中に問題が発生しました
エラーコード:136
『Acrobat DCのインストール中に問題が発生しました』画面
エラーコード:136

ダイアログにあるとおりエラーログを見てみると下記のような記載が。

Exit Code: 7
Please see specific errors below for troubleshooting. For example,  ERROR: DW003, DW071 ...


-------------------------------------- Summary --------------------------------------

 - 0 fatal error(s), 2 error(s) 



----------- Payload: Adobe Acrobat DC 21.7.20099.0 Adobe Acrobat\Setup.exe_21.007.20099 -----------

ERROR: DW071: 

ERROR: DW003: Third party payload installer Adobe Acrobat\Setup.exe failed with exit code: 1603

-------------------------------------------------------------------------------------

サードパーティのインストーラーがどうのこうの……と記載されていますが、まあ素人にはなんのことだか分かりませんよね。このエラー内容ログの記載内容を、ネットで検索してみても、やはり解決策は見つかりませんでした。

その後……

  • Adobe AcrobatDCが起動しない→当然PDFファイルを開けなくなる
  • 一旦、Creative Clpudアプリから、Acrobat DC(アップデート前のバージョン)をアンインストール
  • 再度Creative Clpudアプリから、Acrobat DCをインストール試みる
  • インストール失敗
  • 以後、OSの再起動や、インストールを再度実行しても失敗が続く

というドツボにはまってしまいました。

その都度、インターネットで解決策を探ってみましたが明確な対応策はみあたらず。年末年始の間にこの状態になった事もあり、Adobeのサポートは年明けに再開するまで数日何も出来ない……という事に。

結局数日待って、Adobeのカスタマーサポートが再開し、チャットで問い合わせをしたところ提示された方法を試してみる事で無事インストールができるようになりました。以下に、その手順を掲載しておきます。

エラーコード:136でインストールできない場合の対処法

結論としては、

  • Acrobat DCを一旦アンインストールした状態で
  • Creative Cloudアプリからではなく
  • Acrobat DCのインストーラーを単体でダウンロード
  • インストールウィザードから、Acrobat DCをインストールする

という手順で無事改善しました。

という事で、もしおなじく『Adobe Creative Cloud』アプリケーションからソフトウェアのアップデートやインストールを失敗し『エラーコード:136』と表示される場合には上記の手順を試していただくと改善する……かもしれません。

Acrobat DC(Acrobat Pro DC)のOS別インストーラーは下記ページから入手できます。

上記ページから、OSにあわせたインストーラーをダウンロードすればOKです。(筆者の場合はWindowsですが、MacOSの場合はOSバージョンに注意)

OS別にダウンロードできるAcrobat DCのインストーラー
2022年1月現在、Adobe公式サイトより
OS別にダウンロードできるAcrobat DCのインストーラー
2022年1月現在、Adobe公式サイトより

※Windows版であればダウンロードしたzipファイルを解凍し、『setup.exe』を起動しましょう。

まとめ

この記事を執筆いしている今は気持ちもだいぶ落ち着きましたが、年末年始のドタバタ時にAcrobatが編集できなくなったのには非常に困りました。

Adobe Creative Cloudアプリはなんだか処理も重いし、いつのまにか過去バージョンがインストールできなくなっていたりと、個人的にはここ5~6年のAdobeの方針にはかなり不信感を持っているのが正直な所。

アップデートしてどんどん重く、要らない機能が増えていく各ソフト。 使い込めば混むほど、その未熟さにびっくりするXDなど、正直Adobe離れができるなら早くしたいという想いすらあります。

とはいえ、PhotoShop、Illustrator、Aftereffects、Premiere、そしてAcrobatなど、使い慣れ、業界的にも標準化されているという弱みもあって、このまままだしばらくは苦労しつつ使っていくしかないのかなあという諦観もあります。

競争原理が働いくように、それぞれに競合・対抗馬的ソフトが出てくるといいのにな、と思うのでした。

Adobe Acrobat DCが『エラーコード:136』でインストールエラーになる場合の対処法

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