『FL STUDIO 12』徹底解説!その1 基礎編:ボタン、パネルの名称と機能について Eazy-T 公開:2018年2月15日(7年前) / 更新:2020年8月11日 コメント 0件 ソフトウェアDTM作曲音楽 SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 おはこんばんにちは。UZUERAの Eazy-Tです。 突然ですが、3大DAWソフトの1つ『FL STUDIO』を解説していきたいと思います。 筆者はトラックメイクに関しては『FL STUDIO』一筋なのですが、WEB上での日本語ドキュメントがかなり少なく、始めの頃とても苦労しました。そこで少しでもFL STUDIOのユーザーが増えてくれる事を願って、初歩的なところから少しずつ解説していきます。 まず、今回は各ボタンやパネルの名称と使い方を徹底解説。 各スクリーンショットはクリック(タップ)で拡大表示されますので、文章とあわせてご確認ください。 記事の索引1 プロジェクト画面2 ツールバー2.1 メインパネル2.2 トランスポートパネル2.3 レコーディングパネル2.4 タイムパネル2.5 パターンパネル2.6 アウトプットモニターパネル2.7 CPU&メモリパネル2.8 ショートカットパネル2.9 オンラインパネル3 ブラウザ3.1 ブラウザのフォルダ4 チャンネルラック5 チャンネルセッティング5.1 オーディオ5.2 ジェネレーター6 ピアノロール6.1 メニュー/ツールバーアイコン7 プレイリスト7.1 メニュー/ツールバーアイコン8 ミキサー8.1 インサートトラッック8.2 トラックインスペクタ9 まとめ プロジェクト画面 プロジェクト画面 1: ツールバーメニュー、各種パネルなど2:ブラウザ音源などをここで管理3:チャンネルラック音源などをと見込み、ステップシーケンサー/ピアノロールでパターンを作成4:チャンネルセッティング音源の各種設定5:ピアノロール鍵盤状の画面でフレーズを入力6:プレイリストパターン、オーディオクリップ、オートメーションクリップなどを配置7:ミキサーマスタートラック、インサートトラック(最大103) ツールバー メインパネル メインパネル 1:最小化2:最大化/復元3:閉じる4:タイトルバー5:メニューバー6:ヒントパネル7:シンクインジゲーター8:マスターボリューム9:マスターピッチ 5:メニューバー 『FILE』新規作成、保存、読み込み、書き出しなど 『EDIT』元に戻す、コピー、ペーストなど『ADD』チャンネルラックへの音源、プラグイン、新規パターン追加など『PATTERNS』パターンに関する操作。色・名称変更、新規パターン追加、削除、複製など『VIEW』チャンネルラックやミキサーなどの表示物に関する操作『OPTIONS』MIDI、AUDIO、ジェネラル、ファイル設定など各種設定『TOOLS』色んなツール。(筆者は)使わない『?』(筆者は)使わない トランスポートパネル トランスポートパネル 1:メトロノーム文字通り、メトロノーム機能2:ウェイトフォーインプット信号が入力されるまで録音を待機3:カウントイン録音直前にガイド音を鳴らす4:ブレンドレコーディングON時はすでにあるフレーズに重ねて録音OFF時は上書き5:ループレコーディング指定範囲をループして録音6:パターン、ソングモードパターン、ソングモードの切り替えパターン時はパターンを再生、ソング時はプレイリスト全体を再生7:再生・一時停止パターン、プレイリストの再生・一時停止録音時は録音開始と一時停止8:停止停止9:録音録音モードに移行10:テンポテンポを数値で表示11:ソングポジションスライダー現在の再生開始箇所を示すスライダー 9:録音 レコーディングの起動 『Audio,into the Edison audio editor/recorder』Edison(プラグイン)を使用し録音『Audio,into the playlist as an audio clip』オーディオクリップとしてプレイリストに録音『Automation & Score』オートメーション、MIDIフレーズを録音『Evrything』すべてを録音『Show me some more help』ヘルプ表示 レコーディングパネル 1: タイピングキーボード トゥピアノキーボードPCキーボードをMIDIキーボードとして認識させる2:オートスクール再生時、再生ポジションが追従する3:ステップエンディングステップレコーディングが可能になる4:ノート/クリップグルーピンググループ編集機能5:マルチリンクコントローラーズMIDIコントローラーにツマミなどを割り振る際に使用ONにしてからFLで操作し、次にMIDIコントローラーで操作するとアサイン6:クイックトゥイークフェーダー、ツマミを大きく表示7:グローバルスナップセレクター 7:グローバルスナップセレクター プレイリストのオーディオクリップを配置・切り分けなど行うときにスナップする位置の設定[Bar]~[1/6 step]の順に細かい ※altを押しながらドラッグすると一時的にグローバルスナップセレクターの設定を無効 タイムパネル タイムパネル 再生ポジションの位置を表示。時間単位と小節単位に切り替えができる パターンパネル パターンパネル 1:パターンオプション パターンの複製、削除、名称変更などの操作 2:パターンセレクター 使用するパターンを選択(最大999) 3:ニューパターン パターン新規作成 アウトプットモニターパネル アウトプットモニターパネル 1:オシロスコープ/スペクトログラムオーディオ出力をオシロスコープ/スペクトログラムで表示 2:ピークメーターオーディオ出力の音量メーター。出力レベル過多時に赤色に CPU&メモリパネル CPU&メモリパネル 1:CPUメーター/CPUグラフ CPU使用率を表示 2:メモリメーター 使用メモリー容量を表示 3:ポリフォニー 同時発音の音数を表示 ショートカットパネル ショートカットパネル 1:ビュープレイリストプレイリスト表示非表示2:ビューチャンネルラックチャンネルラック表示非表示3:ビューピアノロールピアノロール表示非表示4:ビューブラウザブラウザ表示非表示5:ビューミキサーミッキサー表示非表示6:オープンプロジェクト/プラグインピッカープロジェクト、プラグインピッカー表示非表示7:オープンプラグインプラグイン表示非表示8:ビューテンポラッパーテンポタッパー表示非表示9:アンドゥ/ヒストリ元に戻す10:オーディオエディタを開くEdisonを起動11:ワンクリックオーディオレコーディングオーディオインターフェイスを介して録音12:ヘルプヘルプ表示 オンラインパネル FL STUDIO オンラインパネル 1:コンテンツライブラリコンテンツライブラリ 2:オンラインニュースイメージラインのニュースを表示 ブラウザ ブラウザ 1:ブラウザオプションブラウザの表示幅、並び順などの操作 2:折り畳み展開しているフォルダを一括で閉じる 3:検索ファイルの追加などの際に最新の状態を確認するときに使用 4:スナップショットブラウザの表示状態を記録 ブラウザのフォルダ Current Project:開いているプロジェクトに関する情報Recent files:最近使用したファイルPlugin databace:プラグインPlugin presets:プラグインのプリセットChannel presets:チャンネルラックのプリセットMixer presets:ミキサーのプリセットScores:MIDIデータBackup:自動バックアップデータClipboad files:クリップボードから保存したデータCollected:プロジェクトごとのサンプルEnvelopes:MIDI設定のベロシティカーブImpulses:プラグイン『Fruity Concolver』のデータMisc:その他ファイルPacks:拡張サンプルデータProject bones:Project bonesの保存先Projects:プロジェクトに関するデータRecordered:『Edison』での録音データRendered:レンダリング結果の保存先Sliced beats:『Edison』『Slicex』でスライスされたデータSoundfonts:『Soundfonts』のデータSpeech:Speech SynthesizerのテキストデータUser:ユーザーのフォルダ チャンネルラック チャンネルラック 1:チャンネルオプション チャンネルの追加・複製・削除・グループ化・移動などの操作2:チャンネルディスプレイフィルタチャンネルに表示するグループを指定3:パターンの再生/停止4:メインスウィング右にすればするほどスウィングする(3連符のタイミングに近づく)5:ステップ/ピアノロールオーバービューステップ/ピアノロールオーバービューステップシーケンサーとピアノロールオーバービューの切り替え 6:ミュート/ソロクリックでミュート。Ctrlクリックでその他チャンネルをミュート7:チャンネルパンチャンネルのパン8:チャンネルボリュームチャンネルの音量9:チャンネルボタンチャンネル設定ウィンドウを表示 ※選択時alt + zでチャンネルボタンを折りたたむ 10:チャンネルセレクター選択自周りが点灯(音が鳴っている間内側が点灯)11:ステップシーケンサーリズムパターンを作成(16分音符形式)12:ピアノロールプレビューピアノロールで打ち込んだノート13:チャンネルプラグインの追加音源を追加14:ミキサーのどのチャンネルに送信するか選択 チャンネルセッティング チャンネルボタンをクリックすると表示される。さまざまな設定が可能。 オーディオ サンプル設定エンベロープ/インストゥルメント設定その他設定 ジェネレーター プラグインエディターサンプル設定エンベロープ/インストゥルメント設定その他設定 ピアノロール ピアノロール 1:メニュー/ツールバーアイコン2:ターゲットチャンネル現在のパターンのチャンネルを表示。クリックで選択可能。3:ターゲットコントロールピアノロール内のイベントエディタで表示するデータ4:最小化5:最大化/復元6:閉じる7:ノートカラー/ポルタメント/スライド色変更/ポルタメントの有無/スライドの有無8:水平ズーム/スクロールバーの端をドラッグで水平方向に拡大縮小9:垂直ズーム上下にドラッグで鍵盤の高さを拡大縮小10:プレビューキーボード鍵盤をクリックで音を視聴11:ノート(スライド)ノートのピッチを徐々に変える『スライド』が設定されたノート12:ノート(ポルタメント)滑らかに他の音程へと移動する『ポルタメント』が設定されたノート13:ノート音符データ14:ゴーストノート同じパターンの別チャンネルのノート15:サイズ変更16:垂直スクロール上下にドラッグで高さ変更17:イベントエディタノートのパン、ベロシティなどを表示18:エディタズーム上下にドラッグでイベントエディタの拡大縮小 メニュー/ツールバーアイコン ツールバーアイコン 1:ピアノロールオプションMIDIファイルの読み込み・書き出しなど2:ツールリフ作成、クオンタイズの設定など3:スナップメニューノートの入力/移動時のスナップ単位4:スタンプ指定コード・スケールなどを入力5:ドローノートの入力・長さ変更など6:モノペイントノートの入力・長さ変更などドラッグで連続入力7:ポリペイントノートの入力・長さ変更などドラッグで連続入力。音程は一定8:消去ノートを削除9:ミュートノートをミュート10:スライスノートを分割11:選択ノートを選択12:ズームノートを拡大表示13:再生(スクラブ)ノートをスクラブ再生14:再生/一時停止 プレイリスト プレイリスト 1:メニュー/ツールバーアイコン2:クリップ選択メニュー使用可能クリップの選択3:最小化4:最大化/復元5:閉じる6:クリップタイプのフォーカス同じトラック上でクリップが重なった場合のオーディオ/オートメーション/パターンの重なり順7:水平ズーム/スクロールバーの端をドラッグで水平方向に拡大縮小8:タイムマーカー曲構成の目印。プレイリストオプションの『Time makers』『Ass one』で追加9:プレイポジションマーカー再生位置10:垂直方向の選択ループ再生、書き出し時の選択範囲。左右にドラッグで選択。11:トラックエリアの垂直ズーム上下にドラッグでトラックの高さ拡大縮小12:トラックオプション/ラベルトラック名。右クリックで各種設定変更。13:トラックミュート/ソロクリックでミュート Ctrl + クリックでその他トラックをミュート 14:クリップトラックオーディオクリップ、オートメーションクリップ、パターンクリップ15:垂直スクロールプレイリストの上下のスクロール メニュー/ツールバーアイコン メニュー/ツールバーアイコン 1:プレイリストオプションクリックでオプション表示2:スナップメニュークリックでプレイリスト内のスナップ設定3:ドローパターンの入力/長さ変更4:ペイントパターンの入力/長さ変更 ドラッグで連続入力 5:消去パターンの削除6:ミュートパターンのミュート7:スリップパターン位置固定で中身のノートデータを移動8:スライスパターンの分割9:選択パターンの選択10:ズームパターンの拡大縮小11:再生(スクラブ)パターンをスクラブ再生12:再生/一時停止パターンの再生・一時停止 ミキサー ミキサー 1:ミキサーアイコン/レイアウト(詳しくは下記に記載)2:最小化3:最大化/復元4:閉じる5:ビッグパワーメーター選択しているミキサートラックの音量レベル6:マスタートラック最終出力レベル調整用ミキサートラック7:インサートトラックチャンネル用ミキサートラック8:センドトラックセンドエフェクト用ミキサートラック9:トラックインスペクタ選択サートラックのルーティング、エフェクト、EQなどの設定 1:ミキサーアイコン/レイアウト(左から順) 『ミキサーメニュー』トラック名、グルーピングなどの設定『マルチタッチコントロール』タップ操作のON/OFF『メーターウェーブビュー』メータービューに波形を表示『エクストラボリューム/ステレオプロパティ』ステレオフリップ、フェーズ、ステレオセパレーションを表示『トラックインスペクタ』トラックインスペクタの表示『ミキサーレイアウト』レイアウト設定最小化 インサートトラッック インサートトラック 1:ミュート/ソロクリックでミュートON/OFF、右クリックでソロ2:パンニング左右の音の配置(パン)3:レベルフェーダーレベルを調整4:トラック遅延補正プラグインの処理による遅れを調整5:トラックレコーディングスイッチオンにすると録音待機6:フェーズ位相を反転7:ステレオフリップステレオの左右反転8:ステレオセパレーション右に回すとモノ、左に回すとステレオに(左右の信号強調/減少)9:FX有効/無効スイッチFXスロットのプラグイン効果のON/OFF10:トラックセンド選択中のミキサートラックの出力状況を表示 トラックインスペクタ トラックインスペクタ 1:外部ミキサー入力オーディオ録音の入力先2:FXスロットプラグインのスロット(最大10)3:ミックスレベルエフェクトのかかり具合4:ミュート/ソロクリックでエフェクトON/OFF、右クリックでソロ5:パラメトリックEQイコライザ6:トラック遅延補正プラグイン処理による遅れを調整7:外部ミキサー出力オーディオの出力先 まとめ とりあえず各種ボタン、パネル名と個別の機能については網羅してみました。 他の参考サイトなどで、用語がわからない場合などにご活用ください。これらをいかに組み合わせて音作りをしていくか、といった方法については次回以降解説していこうと思います! ※編集部注:当人の執筆モチベーション低下により、当記事の次回掲載は未定です……。こころよりお詫びいたします(2019年8月現在)