Adobe CreativeCloud Desktopで『アップデート失敗』。ソフトは起動しない、 削除すらできない……を解決した顛末メモ

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先日、しばらく使っていなかったラップトップPCを久しぶりに起動し、Adobe製品のいくつかのソフトウェアと共にAdobe CreativeCloud Desktopアプリをアップデートしようとしたところ、『アップデート失敗』というメッセージが表示され、しかも該当ソフトが起動しないという事態が発生しました。

色々と調べ試したところ、最終的にはCreativeCloudデスクトップアプリと、関連ソフトを全部アンインストールし、再インストールするまで行ったのですが……それすらも一筋縄ではありませんでした。

そこで、当記事ではこの手順を覚書がわりに記載しておきます。正直、あまりまとまっていない記事ですがご容赦を。

Adobe CreativeCloud Desktop
『アップデート失敗』&『アプリが起動しない』
現象の解消手順

メイン端末でも時々発生するAdobe CCの『アップデート失敗』。ただ失敗するだけならまだしも、失敗したソフトはそのままだと使えなくなってしまう事すらあるのが、非常に苛立たしいですね。(毎月税金を払っているのに……Adobeめ)

結局これだ!という原因はつかめなかったのですが、色々試行錯誤し、Adobe関連ソフトウェアを全部削除し、再インストールした事で改善(?)したので、自身の覚書と万が一似た症状の方が居た場合の参考に執筆しています。

Adobe CCの不具合はよくある事とはいえ、筆者の環境(Windows 10環境で、長らく起動していなかった端末)によるところが大きいとは思いますので、あくまで一例としてお読みください。

現象

まず、Adobe Creative Cloud Desktopを起動し、いくつかのインストール済みソフトウェアの『アップデートが利用できます』となっている状態で、それぞれをアップデート実行してみました。

ところがしばらくして状況を見てみると……

アップデート失敗している……失敗したのはPhotoshop、Illustrator、XD
アップデート失敗している……
失敗したのはPhotoshop、Illustrator、XD

Adobe CC Desktopから削除できないAdobeソフトウェアをWindowsからアンインストール

『Adobe Creative Cloud インストール失敗』とgoogleで検索してみても、無限に思える程のドキュメントがあり、その大半は新旧さまざまな環境の違いがあり、しかもこれと言った解決策は明示されていないという地獄のような状況。Adobe製品の不具合はこんなのばっかりです。

なぜかタスクトレイに新旧のAdobe CC Desktopアイコンがあるという謎の状況。

とりあえず、状況を整理するために不要なソフトはアンインストールしてみようという事で、使っていないAdobeソフトウェアを削除していきました。

すでにサポートが終了した『Ectension Mnager』は、Adobe CC Desktopから削除できないようなので、これをWindows10のアプリと機能からアンインストールを実行しました。

Ectension Mnager CCなど、サポート終了ソフトウェアや、個人的に使わないソフトウェアを削除
Ectension Mnager CCなど、サポート終了ソフトウェアや、個人的に使わないソフトウェアを削除

※この行為に意味があったかはわからないですが、Google検索結果のいくつかに、不要なソフトウェア削除すると良いかも的な記述があったように記憶しています。

しかし、その過程でアンインストーラーすらも停止(応答なし)となりました。……うーん。

Adobe Player for Embedding 3.4のアンインストール中……という所でアンインストーラーは沈黙した
Adobe Player for Embedding 3.4のアンインストール中……という所でアンインストーラーは沈黙した

Creative Cloud Desktopアンインストール実行

どうにもならないので、Adobe CCデスクトップアプリ自体を一旦削除します。

Adobeの公式ドキュメント……

……には、いきなり『Adobe Creative Cloud デスクトップアプリはアンインストールしないことをお勧めします。』などと書いてあるが、おススメするのは勝手だけど、ならばもっと安定したソフトとサービスを提供してほしいと思います。切に。

冒頭の文章を無視して読み進めると

例えば、Creative Cloud デスクトップアプリの更新中に次のようなエラーメッセージが表示される場合があります。

Creative Cloud デスクトップアプリを更新できませんでした。(エラーコード:2)

このエラーが表示された場合は、以下の手順に従って Creative Cloud デスクトップアプリをアンインストールしてから再インストールします。

Creative Cloud デスクトップアプリのアンインストール より引用

と記載のあるので、これに従ってアンインストールします。ところが……

Creative Cloud Desktopをアンインストールすると……
Creative Cloud Desktopをアンインストールすると……

ででん!(実際には効果音はない)

Creative Cloudデスクトップのアンインストールが完了しましたがエラーが発生しました
Creative Cloudデスクトップのアンインストールが完了しましたがエラーが発生しました

なんじゃそら。

その後、また無限のGoogle検索地獄に陥り、Creative Cloudのアンインストールツールというものが存在する事を知ります。

Creative Cloud Cleaner Tool は、次のような場合に使用します。(中略)

Creative Cloud デスクトップアプリケーションの修復またはアンインストールを試みたが、Creative Cloud アプリケーションのアップデートまたはインストールができない。
古いアドビソフトウェアを完全に削除したい。
Creative Cloud アプリケーションのアンインストールと再インストールを試みたが、アプリを起動できない。

Creative Cloud Cleaner Tool が必要になる状況とその使い方 | 上級者向けの手順 より引用

なるほど、まさに今の状況ですね。と、このツールを使う前に、もう少し調べました。

Acrobatの削除ツールも必要?

さらに、どこかのドキュメントで

『Acrobat9~DCを使用されていた場合、Creative Cloud Cleaner Toolに加えて、Acrobat Cleaner ToolでAcrobatに関する内部情報の削除をお願いします。』(元情報URLメモ紛失、テキストのみメモしていた)

という記述を見かけたので、これも実行しましょう

ひとまずAcrobatとCreativeCloudアンインストールツールを全部ダウンロードし……

まとめ(顛末)

ダウンロードしたクリーナー・ツールを使って、削除できない古いAdobe関連ソフトウェアを全部アンインストールを実行していきました。

なお、AdobeCreativeCloudCleanerTool.exe は、ファイルを右クリックし、『管理者として実行』で起動させましょう。以後、コマンドプロンプトで削除するソフトを選んでいって全部削除!削除!

Acrobatも削除!

……という事で、綺麗な状態にして、あとは一旦OSを再起動。

その後、Cleative Cloudを最初からインストールして、必要なソフトを個別にインストールしていくことで問題なく作業ができるようになりました。

今回の件で私が得た教訓は……特に無く。

貴重な週末の時間を丸1日消費した上に、達成感もほぼなく。不毛な疲れとAdobeへの不信感だけが募った、というお話でした。

冒頭にも書きましたが、あまりまとまっていない記事ですね。

もし近い経験をした、もっといい解決がある……など関連情報があれば、コメント欄などでご共有いただけると嬉しいです。

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