HAYLOU『S40』360度空間オーディオ、ノイキャン、Hi-Res認証・LDAC対応の超コスパヘッドホン レビュー 【PR記事】
HAYLOU『S40』360度空間オーディオ、ノイキャン、Hi-Res認証・LDAC対応の超コスパヘッドホン レビュー 【PR記事】

HAYLOU『S40』360度空間オーディオ、ノイキャン、Hi-Res認証・LDAC対応の超コスパヘッドホン レビュー 【PR記事】

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ワイヤレスオーディオなどを販売するブランドHAYLOU(ハイロー)より、参考価格7,989円という低価格ながら、ノイズキャンセル機能搭載・LDAC対応、さらに通話やゲームプレイに活躍しそうなつけ外し可能なブームマイクを搭載……という意欲的なワイヤレスヘッドホン『S40』のレビュー依頼をいただきました。

当記事では、同製品を実際に利用した上で、製品の特長や機能などを紹介いたします。

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HAYLOU S40ワイヤレスヘッドホン 製品紹介

今回レビューするのは、HAYLOUが販売中の新製品『40』。Bluetooth搭載端末とワイヤレスで接続することができるリーズナブルな価格帯のヘッドホンです。

HAYLOU S40 ワイヤレスヘッドホン ブラック 製品写真
HAYLOU S40 ワイヤレスヘッドホン ブラック

Amazonでの販売価格は6,391円~7,989円で推移していますが、7,989円での販売時にも20%OFFクーポンが提供されているようなので、実売価格6,391と考えてよいでしょう。

HAYLOUはスマート&スポーツウェアラブルエレクトロニクス分野に注力する中国のテクノロジー企業Liesheng Electronicの自社ブランド。2015年に中国の大手総合テクノロジー企業であるXIAOMI(シャオミ)やベンチャーキャピタルらからの出資を受け会社が設立されており、2017年にこのブランドが立ち上がりました。

当記事でレビューをする『S40』は同ブランドの中では3製品目となるワイヤレスヘッドホン。前身の『S30』『S35』の流れを汲み製品としてのレベルアップを図りながら、低価格化を目指したとのこと。Bluetooth対応ヘッドホンのエントリーモデルとしては1万円前後の製品がボリュームゾーンとなりますが、そんな中でこの価格を実現しつつノイズキャンセルやブームマイク搭載、さらにハイレゾ対応など中々意欲的なスペックとなっています。

HAYLOU S40 ワイヤレスヘッドホン ホワイト 製品写真
カラーバリエーションにはホワイトもラインナップされている

HAYLOU S40 主な特徴を4行で

  • 高いコストパフォーマンス:高性能と手頃な価格
  • 360°空間オーディオ + ヘッドトラッキング技術が新鮮
  • 50dBハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(Hybrid ANC)搭載
  • 最長90時間再生 + 10分充電で最大5時間使用可能

HAYLOU S40の特徴をまとめると上記の通り。以下にそれぞれ詳細レビューを掲載していきます!

パッケージ内容

それではまず、HAYLOU S40の製品パッケージの内容をみていきましょう。

HAYLOU S40のパッケージ

箱の中にはヘッドホン本体と、下記の同梱品が含まれます。

  • HAYLOU S40ヘッドホン本体
  • オーディオケーブル/充電ケーブル(USB Type-C
  • 着脱式 ブームマイク(ステレオミニプラグ)
  • 取扱説明書(多言語:日本語含む)
HAYLOU S40同梱品

マニュアルは中国語と英語に加え、日本語、ポルトガル語、ロシア語と5か国語が表記されています。

HAYLOU S40マニュアルは日本語を含む5か国語表記

ヘッドホンの外観、各部チェック

S40外観は、ワイヤレスヘッドホン形状としては実にシンプル。ハウジングにあたる部分にはHAYLOUの頭文字であろう『H』があしらわれていますが、それ以外にはスタンダードなデザイン。

イヤーパッドの内側には大きくRとLが記載 HAYLOU S40
イヤーパッドの内側には大きくRとLが記載

右(R)側にボリュームコントロール、電源ボタン、ノイズ・キャンセルといった各種のボタンと、USBコネクタ(Type-C)コネクタが備わっています。

操作はこのボタン部分の他、ヘッドホン外側=ハウジング部分の中心もタッチセンサーになっています。ボタンの操作性は良好ですが、タッチセンサーの方の感度はまずまずといったところでしょうか。

ブームマイクも右側、USBコネクタ横に取り付ける形。マイクのアーム部分はなめらかに曲げられるようになっています。

HAYLOU S40に付属のブームマイクを取り付けた状態

イヤーパッドやヘッドバンドのカバー部分にはプロテインレザーを採用……と手元の資料に記載されています。アーム部分は耳周りにうまくフィットするよう可動部が設けられています。

ある程度長さが調整できるヘッドバンド
ある程度長さが調整できるヘッドバンド

装着感

まずは装着して1時間くらい視聴。特に不快感、痛みなどは特に感じず少々のことで脱落しない安定感はあります。バッテリーを搭載したヘッドホンならではの重さもありますが、慣れれば違和感なく装着し使い続けられるでしょう。

また構造的に、イヤーパッド部分とアーム部分の接続角度が大きくなっているので、装着時にアームが頭頂部より若干前に位置します。とうやらこれにより、装着時に多少頭を動かしてもズレにくくなっているようです。着脱式マイクも、柔軟に曲げられるようになっているのでマイクを付けたままジュースを飲んだり……なんて時にも邪魔になりません。

操作方法一覧表

本製品は、アプリなど使用しなくても、ヘッドホンの物理ボタンとタッチセンサーだけで、ある程度の再生操作が可能です。各操作方法は下記のとおり。

電源オン電源ボタンを2秒押し続ける
電源オフ電源ボタンを2秒押し続ける
音量ダウン音量 +/ーボタン -側を1回押す
音量アップ音量 +/ーボタン +側を1回押す
曲戻し音量 +/ーボタン -側を長押し
曲送り音量 +/ーボタン +側を長押し
再生/一時停止タッチセンサをダブルクリック
着信受話/通話終了タッチセンサをダブルクリック
着信拒否タッチセンサを1秒押し続ける
手動でペアリング電源オフ状態で電源ボタンを5秒押し続ける
多地点ペアリング
(マルチポイント接続)
コントロールなし
(HAYLOU Sound アプリで有効設定)
ノイズキャンセリングANCボタンを1回押す
(ANCオン/ANCオフ/外音取り込み)
※「アダプティブANCオン」はHAYLOU Sound アプリで有効設定
音声アシスタントなし
ゲームモードコントロールなし
(HAYLOU Sound アプリで有効設定)

ボタンとタッチセンサーを組み合わせた操作体系は少々複雑。特に音楽プレーヤーと電話の操作切り替えなどについては覚えるまで混乱するかもしれません。ヘッドホンの操作は最小限として、電話はスマホで操作するなどの割り切りったほうが良いかも。

難点として、各操作に対し音声アナウンスは無く、効果音のみとなっているため、電源のオン/オフやANC機能の切り替え時などわかりにくいかもしれません。

音質レビュー

さて、一番気になる音質について。S40の特徴として『ハイレゾ対応』と『40mm+20mm径同軸デュアルドライバー』が挙げられます。

HAYLOU S40 搭載ドライバーイメージ画像
ふたつのサウンドドライバーを搭載
※HAYLOU提供画像

ハイレゾ対応については、CD音源よりも高音質を保証する『Hi-Res AUDIO』を掲げている=品質検査をクリアーしている証拠なので疑う余地はありません。さらに本製品では『Hi-Res AUDIO WIRELESS』にも対応と、高音質対応に抜かりない姿勢を見せています。

なお、本機では音源との接続に関しBluetooth無線接続のほかに、USBケーブルによるオーディオ伝送もサポートしています。ドライバーは40mmと20mmというふたつのドライバーを搭載することで、それぞれの特徴をうまく組み合わせた豊かな音質表現が可能になっているとの事。

※ただしAUX入力は非対応となっているのでご注意を

Bluetooth接続で試聴してみてのファーストインプレッションは、音のクリアー感。音の分離性、位相感も良好で、奥行き感のレンジも広いと感じました。

低音がブーミーにならずサウンドの輪郭はかなりハッキリ聴き取れ、かつ硬い音になりすぎないイメージ。アコースティック寄りなサウンドでは、低音楽器のディテールもしっかり聴き分けることがことができそう。

またヘビーメタル系など激しいサウンドでは、低価格ヘッドホンに有りがちなギターの音にすべてが埋もれてしまうようなことはなく、楽器それぞれの位置感が明確に認識できライブ感が十分に楽しめる印象。全般にタイトな音質であるように感じました。

BluetoothコーデックはAAC/SBC/LDACに対応

Hi-Res・LDAC認証取得 力強い低音と繊細な高音を両立 HAYLOU S40
Hi-Res・LDAC認証取得 力強い低音と繊細な高音を両立

HAYLOU S40は汎用的なBluetoothコーデックであるAAC/SBCに加え、LDACの対応となっており、低価格ながら高音質志向のユーザーに対応する近年発売のイヤホン/ヘッドホンとしては標準的な仕様になっているといえるでしょう。

ノイズキャンセル機能、外音取り込み機能について

 HAYLOU S40は-50dbのアクティブノイズキャンセルを搭載
-50dbのアクティブノイズキャンセルを搭載

本製品搭載されているANC(アクティブノイズキャンセル)は、本体のANCボタンを押すことで……

  • ANCオン(ノイズキャンセル)
  • アダプティブANC(アプリからのみ設定可)
  • ANCオフ(ノイズキャンセル無し)
  • 外音取り込み

と変更できますANCは最大50dBのノイズ低減効果というだけあって、設定時は強力なノイキャン効果を発揮します。

ANCオンとアダプティブANCの差は、ANCの効果量を手動で設定するか、あるいは自動設定するかの差のようです(アプリ上で『ANCオン』に設定すると、ノイズキャンセリングの効果量を設定する項目が表示され、手動でキャンセリング度合いを設定することができるようになっています)

一方で『外音取り込み』モードはヘッドホンをしていない状態と同じ……という程ではないにせよ、それでもかなり外音が取り込めるようになっています。ヘッドホンを装着したまま、自転車や徒歩で公道を移動するとき、また電車に乗るときなどにも活躍しそうです。

マイルス・デイビス 『カインド・オブ・ブルー』でベンチマーク

私のレビューでは毎回定番となったベンチマーク方法として、Jazzトランぺッター、マイルス・デイビスの歴史的名盤『カインド・オブ・ブルー』をこのイヤホンで試聴してみました。

M I L E S D A V I S – Kind Of Blue – Full Album

『S40』でこの曲を聴いた印象としては、各楽器の音の存在感がかなり際立って聴こえるという点。全般的にタイトな音質のためこの音源特有のノイズが若干目立つ傾向もありますが、それがかえってローファイな雰囲気を生み、この音源の楽しさを引き立たせてくれます。

そしてトランペットなどのフロントもさることながら、ドラムやベースのリズム、ピアノのコードと、それぞれの存在感を明確に表現しながらも、きれいなハーモニーを自然に流してくれる印象。高音の伸びはかなりありますが、キンキンするような印象もなくアコースティックなサウンドを気持ちよく感じることができました。

専用アプリ『Haylou Sound』について

『S40』は単体でも動作するものの、専用のスマートフォン用アプリ『Haylou Sound』と連動させることで、いくつかの追加機能、サウンドを体験することができます。たとえばイコライザーで好みの音質にカスタマイズしたりといったことが可能です。

専用スマートフォンアプリ Haylou Sound
専用スマートフォンアプリ 
Haylou Sound

さらに「多地点ペアリング(マルチポイント接続)」「ゲームモード」「風切り音対策」といった設定もおこなえるようになっています。

アプリ機能『サウンド』と『空間オーディオ』について

アプリではイコライジングのコントロールとして、『サウンド』という項目で設定をおこないます。ここでは手動のイコライジングに加え『Bass』『ロックンロール』『ソフト』『クラシック』というジャンル別で4つのプリセットが設けられています。

Haylou Sound イコライザーカスタマイズ画面
Haylou Sound イコライザーカスタマイズ画面

さらにサ『ウンドマーケット』なるカスタムプリセットもあり、ここでは『低音の強化』『アコースティック強化』『ソフトで没入感のある』『ピュアボーカル』というシーン別で4つのプリセットも。個性的なネーミングでどんな音が出るのか期待できるところですが、結構繊細な設定のようで、それぞれの設定の差はかなり聞き込まないと分からないかもしれません。

Haylou Sound サウンドマーケット画面
Haylou Sound サウンドマーケット画面

一方、手動イコライジングは割に可変域を広く取っているようで、音質が劇的に変化する印象です。ただ個人的には、デフォルトの音が本製品は一番しっくりくるような気もしました。

空間オーディオについて

さらにこのモデルには『空間オーディオ』という機能も搭載されています。アプリでは360°空間オーディオと銘打たれたこの機能により”映画のサラウンド音場やライブ音源の臨場感を高め、電車通勤中や自室でも『まるでコンサートホールにいる』ような没入感を提供”してくれるとの事。

360(度)立体音響技術を搭載
360(度)立体音響技術を搭載
いわば疑似的なサラウンド感を再現する『3Dオーディオ』的なもの

設定項目としては『ダイナミック』『スタティック』『OFF』、さらに『空間シーン』という小設定で『音楽』『運動』『映画』という項目も用意されています。

『空間オーディオ』設定画面

ここで『ダイナミック』に設定するとその時点で音の定位がヘッドホンの正面に定められ、左右を向いたり首を振ってみてもその位置感が維持されます(ただし「正面」の位置を変更し少し置いておくと、時間の経過とともに定位が変更されます)。これに対し『スタティック』は、音の定位が常にイヤホンの正面の状態となります。

『ダイナミック』設定はまさしく360°空間オーディオのそれを体験できるもので、映画の視聴をおこなう際には特に臨場感のある音空間を実現してくれるでしょう。

特に、プロジェクターでの視聴時にはファンの音が耳障りな場合が多いですが、本製品のノイズキャンセリング機能と併用すれば、集合住宅などの音漏れが気になるような家でもダイナミックな視聴を心置きなく楽しむことができるでしょう。

※なお、『空間オーディオ』を設定している際は、LDACの設定は使用できません

iOS版アプリをダウンロード
『Haylou Sound』iOS版
Android版アプリをダウンロード
『Haylou Sound』Android版

HAYLOU S40 製品スペック

製品名HAYLOU S40
対応Bluetooth
バージョン
6.0
ドライバー構成40mm+20mm ダブルダイナミックドライバー
対応コーデックAAC
SBC
LDAC
サイズ
(※実測値)
高さ:約19.6cm
横幅:約17.0cm
奥行:約8.0cm
重量約287g
※実測値
マルチポイント
対応
対応
ゲームモード対応
ハイレゾ認証Hi-Res AUDIO
Hi-Res AUDIO WIRELESS
通話マイク着脱式マイク一基
再生可能時間90時間 (ANC OFF:90時間/ON:60時間)
充電時間急速充電対応、10分の充電で5時間使用可能
ANCテクノロジー最大50dBノイズ低減ノイズキャンセル機能
2色(ブラック、ホワイト)
付属品取扱説明書オーディオケーブル
充電ケーブル(USB Type-C)
着脱式マイク(ステレオミニプラグ)
取扱説明書(多言語:日本語含む)
参考価格7,989円
Amazon 販売ページHAYLOU S40 ブラック
HAYLOU S40 ホワイト

まとめ 総合評価

HAYLOUの最新ヘッドホン『S40』は、実売価格実売6,391円ながら、デュアルドライバーやANC機能など、ワンランク上、1万円を超える製品に実装されている機能を搭載した、非常にコストパフォーマンスの高い製品。

USB接続での有線でも利用でき、音質も上々。また、『360°空間オーディオ』は、同価格帯のヘッドホンで実現されているサラウンド的機能を超える体験ができます。

ANC搭載で低価格なワイヤレスヘッドホンを探しているという人であれば文句なくおすすめできるアイテムだと感じました。

デザイン★★★★(4)
シンプルながらパーツは堅牢でしっかりしたデザイン。かつイヤーパッド部の取り付け角度や外部デザインは目を引く。
使いやすさ★★★(3.5)
取説に若干難あり。タッチボタンの操作性は十分だが、タッチセンサーとの併用操作は若干複雑。装着性は高く、安定感がある。外付けマイクの使用感も良い。
音質★★☆(4.5)
音質・臨場感ともに、この価格帯のヘッドホンとして十分なレベル。360°空間オーディオ機能は映像作品の視聴時で活躍
コスト
パフォーマンス
★★★(4.0)
実売価格6,391円でこの性能なら……文句なし。
総合評価★★★(4.0)
この価格帯としては十分な質を確保した印象。良好の装着性で優れたワイヤレスヘッドホン
HAYLOU S40のレビュー (最大星5つ/0.5刻み/9段階評価)

関連リンク

Amazon Smile SALE 特売情報:10/27(月)~11/4(火)

Amazonの2025年スマイルセール開催に伴い、10/27(月)~11/4(火)の間HAYLOU S40が『25%OFFの5,992円』で販売されています。5000円台でノイキャン搭載ヘッドホンが買えるチャンスは貴重かもしれません。

Amazonの2025年スマイルセール中は、25%OFFの5,992円で販売中
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黒野でみを

40歳で会社員からライターに転身、50歳で東京より実家の広島に戻ってきた、マルチジャンルに挑戦し続ける「戦う」執筆家。音楽、映画からスポーツ、釣り、イベント、そしてガジェットや雑学と、やれることにはなんでもチャレンジします!

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