手塚治虫 ミッシング・ピーシズ
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立東舎『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』が11月14日発売 新発見ネーム含む未発表原稿を収録!

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“漫画の神様”手塚治虫の未公開画稿を多数収録した豪華書籍『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』が、立東舎より2025年11月14日に発売されます。価格は7,700円(税込)。本書は手塚治虫の創作過程に迫るシリーズの最新作で、1972年に『週刊少年ジャンプ』で連載された『マンションOBA』の生原稿を中心に、これまで未発表だったネームやスケッチを初収録しています。

『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』 未発表ネーム原稿も収録

立東舎から刊行される『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』は、1970年代の貴重な生原稿や未発表ネームを収めた決定版。創作の舞台裏を追体験できる注目の作品集です。

手塚治虫 ミッシング・ピーシズ
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『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』は、これまで『ブラック・ジャック』や『三つ目がとおる』『火の鳥《望郷編》』『リボンの騎士』などを刊行してきた『ミッシング・ピーシズ』シリーズの最新巻であり、シリーズ最大級の発掘原稿を収録した豪華版です。

中心となるのは、1972年に『週刊少年ジャンプ』で連載された『マンションOBA』シリーズ。単行本版と雑誌連載版の“差分”を読み比べられる構成になっており、手塚治虫がどのように作品を編集・再構築していたのかが一目でわかります。

2025年11月14日に発売予定で、価格は7,700円(税込)です。

手塚の苦闘期を物語る未発表ネームが初公開

本書の目玉は、2025年6月に手塚プロダクションの原画保管庫から新たに発見された未発表ネーム原稿です。そのうち2本は存在自体が知られていなかった幻の作品で、1973年ごろ、アニメ制作会社『虫プロダクション』倒産直後の時期に描かれたとされています。

この時期の手塚は、編集者への持ち込み作品を多数描いていたと見られ、原稿には生き残りを懸けた創作への執念が刻まれています。“漫画の神様”と称されながらも葛藤を抱えていた人間・手塚治虫の姿が浮かび上がる資料として、話題となりました。

名作群を彩るスケッチや未使用原稿も多数

収録作品は下記の通り。単なるアーカイブではなく、“創造の現場”を追体験できる一冊となっています。

単行本版の原稿と雑誌連載の初出版の差分を併載

  • 『マンションOBA(ライオンブックス・シリーズ)』
    • 『マンションOBA』(週刊少年ジャンプ1972年3月20日号)
    • 『春らんまんの花の色』(週刊少年ジャンプ1972年4月17日号)
    • 『耳鴉』(週刊少年ジャンプ1972年5月15日号)
    • 『でんでこでん』(週刊少年ジャンプ1972年6月19日号)

単行本版の原稿とネームまたは未使用原稿(一部)併載

  • 『低俗天使』(週刊少年ジャンプ1975年5月12日号)
  • 『ぐっちゃんとパイコさん』
  • 『あんてな一家』
  • 『ひょうたん駒子』
  • 『アラバスター』
  • 『きりひと讃歌』
  • 『ミクロイドS』
  • 『どろんこ先生(プロトタイプ)』
  • 『MW』
  • 『未来人カオス』
  • 『どついたれ』
  • 『陽だまりの樹』
  • 『七色いんこ』
  • 『プライム・ローズ』
  • 『ゴブリン侯爵』
  • 『火の鳥(太陽編)』
  • ほか

書籍情報

著者 手塚治虫
出版社 立東舎
判型 B5
頁数 456 頁
ジャンル コミック・漫画
ISBNコード 9784845643547
発売日 2025年11月14日
価格 7,700円(税込)

立東舎『ミッシング・ピーシズ』シリーズ既刊

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