iPhone/iPadで使えるライトニング付きUSB3.0メモリー 。Team『MoStash』レビュー【製品提供記事】

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現在は、Lightning端子とUSB端子を両方備えた、iPhone、iPadなどiOS端末のデータバックアップ&移行できるUSB OTG(※) ガジェットも数多く流通するようになり、だいぶ身近なものとなってきました。

そんな中でもTeamGroupeから発売している『MoStash』はUSB3.0規格に対応した高速データ転送が可能で、見た目もちょっと目を惹くデザインです。

発売は2016年ごろからしていたそうですが、2017年6月現在、16GBモデルがリーズナブルな価格で販売していたのでカカっと購入!早速レビューしてみましょう。

※予備知識……USB OTGとは?

USB OTG(On-The-Go)はPCを介さず、USB端子搭載のデジタルカメラやスマートフォンなどの携帯端末からデータを運用する為のUSBメモリ規格で、Android端末ではOS 2.3.4以降、又は3.1以降のバージョンから対応しています。

iOS端末は独自のLightningコネクターしか無い為、対応機器の流通は一歩遅れていた印象がありますが、昨今はApple MFi認証を取得したLigtning端子とUSB端子が両方ついたガジェットが多数発売され、身近なものになってきています。

製品ラインナップと流通状況

オフィシャルサイトの情報によるとラインナップとしてはGold / Silver / Space grey / Rose goldの4色展開で、容量も16GB, 32GB, 64GB, 128GB種。

合計で16種製造されている事になりますが、国内での流通はあまり安定していないのか、amazonなどで探してみても、容量と色を自由に選べる……という状況ではなさそうでした。

Team Mostash Lightning to mSD Reader Black(TWG04B01) 目安在庫=○

MoStash 独特の形状とデザイン

今回購入したのは16GBのSpace grey。

ご覧のとおり、とても独特な形状をしています。
それぞれ本体とキャップ部に分かれており、これをはずすとアルファベットの”J”が二つのような形状になります。

もしかすると、製品名の『MoStash』は『Mustache=口ひげ』をもじったネーミングだったりするのでしょうか。

MoStashはヒゲなのか

……さておき、本体の両端には、それぞれUSB3.0とLightning端子がそれぞれついています。外側は柔らかいゴム状のコーディングが施されています。衝撃などにもやや耐性がありそうです。

MoStash 本体側コネクタ

重量は72.6g。個別に測ると、意外な事に本体側よりキャップ側の方が重くなっています。

MoStash 重量


これは後述する、スマートスタンドとして利用する時に適した設計でしょうか。
キャップ側は亜鉛合金(オフィシャルサイトより)。内側は樹脂です。

MoStash キャップ側

スペックについて

その他各種スペックはオフィシャルサイトから引用いたします。

サイズ18.5mm × 25.1mm × 64mm
重量73.0g
容量16GB
32GB
64GB
128GB
インターフェースUSB 3.0
Lightning
USB3.0
データ転送速度
読み込み90MB/s
書き込み 20MB/s
Lightning
データ転送速度
読み込み25MB/s
書き込み 12MB/s
カラーGold
Silver
Space grey
Rose gold
 その他 MFi認証取得

使用方法:iPhoneとの接続とアプリケーションのダウンロード

LightningコネクタをiOS端末と接続すると、専用アプリケーションのダウンロードを促されます。

MoStash 専用アプリのダウンロード
MoStash 専用アプリのダウンロード

同アプリはAppStoreからいつでもダウンロード可能です。

MoStash専用アプリをダウンロード
MoStash専用アプリをダウンロード

インストールが終わって起動するとこんな画面に。きちんと日本語対応していて安心です。

MoStash 専用アプリ 起動画面
MoStash 専用アプリ 起動画面1
MoStash 専用アプリ 起動画面
MoStash 専用アプリ 起動画面2

電話帳、写真、動画のバックアップ機能の他、アプリに紐づけたデータの管理。Dropboxとの連動も可能な様です。

設定画面はこんな感じ。データの完全バックアップをするなら写真のサイズ変更昨日はOFFにしておきましょう。

MoStash 専用アプリ 設定画面
MoStash 専用アプリ 設定画面

スマートスタンドとしての利用

他のiOS対応OTGガジェットと大きく異なる、MoStashの特徴が、Lightningコネクタに取り付けた状態でキャップをこのような形で、スタンドとして利用する事ができる点です。

スマートフォンスタンドとしても機能するMoStas
スマートフォンスタンドとしても機能

こんな形で組み合わせる事で、iPhoneであれば縦でも横でも利用できるスタンドになります。特徴的な形状はこのためにデザインされたものだったようですね、プロダクトデザインとして中々秀逸だと思います。

設置状態ではかなり安定しています。
ただ、Ligthningコネクタに接続した状態で立てるタイプのスタンドですので、端末のコネクタ側に負荷がかかるような利用方法はしないように注意が必要です。

まとめ Team MoStashのお勧めポイント

PCのiTunesを介さずデータをバックアップしたいという需要は多く、そういった面でMoStashは必要十分な機能を有しています。

Lightningコネクタから直接データをMoStahsに保存しておける事はもちろん、データを他の端末にコピーする事も簡単です。端末の複数台持ちや、機種変更、PCへの迅速なデータ受け渡しにと活躍する事は間違いありません。USB3.0対応という点も中々嬉しいですね。

AppleのMFi認証取得もしているので、OSのバージョンアップなどで使えなくなる心配も無いでしょう。

128GBモデルなどを購入し、たっぷりとデータ移動をする場合は、総転送時間に差が出てくると思います。

また、オフィスや自宅、さらには出先で動画や写真を閲覧するときに活躍するスマートフォンスタンドとしての機能も備わっています。

形状が独特で、購入前には他のOTGガジェットと比べ持ち運び時に若干かさばる印象がありましたが、実際に手に取って見るとそれほど邪魔には感じませんでした。

機能面と、見た目と、総合的に考えて、とても魅力的なガジェットなので、できればiPhoneと同じ色のMoStashを手に入れたい所ですね。iPhone/iPad関連周辺機器のデザインもこだわりたいという人には文句なくお勧めのアイテムです。

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コメント

  1. 山本 より:

    MoStashをiPhoneに繋いでも何も変わらないのですが…どうしたら良いのでしょうか?
    よろしくお願いします

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