WebサーバーをCPIからmixhostへ移転 AOSSL対応 uzurea.net運営記

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当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。

2019年10月、当サイト……uzurea.netを運営するwebサーバーを移転しましたので、当記事で選定から導入までの流れを記録しておきます

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uzurea.net Webサーバーを移転

これまでuzurea.netを運用してきたのはKDDI ウェブコミュニケーションズのレンタルサーバーCPIのACEプランでした。

KDDI ウェブコミュニケーションズのレンタルサーバー CPI
CPI ホスティング webサイト スクリーンショット

(※2019年10月現在 CPIのACEプラン提供は終了し、新しく、SV-Basicというプランが提供されています)。

スペック面や各種機能に不足がある訳ではなかったのですが、無料SSL(Let’s Encrypt )が使えない事もあり、サーバーの移転を検討していました。

WordPressをベースに構築している当サイトですが、2019年8月、9月の月間PVは30万PV程度。 当初はLet’s Encryptで無料SSL利用が可能で、MySQL、PhpなどWorpressが動作するのであれば、まだそれほどスペックについては重視しなくても大丈夫だろう……といった認識でした。

さくらインターネットでの運用を断念、mixhostを選定

そこで、手はじめに、これまた別のサービスを運用中のさくらインターネットのプレミアムプランのサーバーにマルチドメインを設定し、テスト運用作してみました。

結果としては平日の午前5時から9時という比較的アクセスの少ない時間帯でも503エラー(過負荷による影響)を頻発。 一時的にリソースを強化してくれる同社の独自機能『リソースブースト』を使ってみるも、ほとんど改善されませんでした。

そこで、以後は『サーバースペックの高さ』も重視して、いくつかのサービスを比較・検討し、最終的に、mixhost(ミックスホスト)のクラウドレンタルサーバーv2を新規契約し、運用していく事になりました。

mixhost ウェブサイト スクリーンショット
mixhost ウェブサイト スクリーンショット

『表示速度満足度NO.1のレンタルサーバー』というキャッチコピーに頼もしさを感じます。

mixhostサーバーへデータ移行、SSL化に際して行った作業

一般的なWordPressサイトの移転作業で、特殊な事は行っていませんが備忘録として記載しておきます。 なお、移転作業用のWordPressプラグインは使用していません。

  1. mixhost スタンダードプラン12か月を契約(月額980円)
  2. 旧サーバーのWordPressデータ、html関連データなど一式をローカルにバックアップ
  3. データベース(MySQL)をphpMyAdminからローカルにバックアップ(エクスポート)
  4. mixhostサーバーでuzurea.netのドメインを設定
  5. mixhostでWordPress用のDBを新規追加
  6. ローカルのWordPressデータ、wp-config.phpをmixhostのDB設定に書き換える
  7. mixhost サーバーにWordPressデータ、html関連データ一式をアップロード
  8. mixhostサーバーのphpMyAdminから、旧サーバーからバックアップしたDBをインポート
  9. mixhostではドメインを設定するとSSLも自動的設定される
  10. 作業端末のhostsファイルを書き換え、uzurea.netへのアクセスをmixhostサーバーに一時的に変更
  11. mixhostサーバーのWordPressの管理画面へログインし一般設定画面から『WordPress アドレス (URL)』 と『サイトアドレス (URL) 』をhttp→https へ変更
  12. .htaccessファイルの最上部にhttpsへの301リダイレクトを記述
  13. テスト運用をしてみたところ、本運用中のサーバー(CPI)と遜色なさそう
  14. 動作に問題が無いので、ドメインのDNSをmixhostのものに変更
  15. 作業端末のhostsファイルを元に戻す
  16. 2~3日ほどでDNSの浸透もほぼ完了(と判断)

各作業の詳細は省略しますが、ドメイン名の変更の無いサーバー移転なので難しい作業は殆どありませんでした。 利用

特にmixhostのphpMyAdminは、インポートサイズ制限が512MiB(※)と余裕がある点がたすかりました。

※参考:さくらインターネットやロリポップなどは16MiB。 CPI ACEプランはデフォルト102kKiBですが、php.iniで設定変更可能

mixhost現状のリソース使用状況

記事執筆時のサーバーリソース利用状況を掲載しておきます。

mixhostサーバー管理画面 cPanel リソース状況
mixhostサーバー管理画面 cPanel リソース状況
mixhostサーバー管理画面 cPanel 帯域幅グラフ
mixhostサーバー管理画面 cPanel 帯域幅グラフ

帯域幅グラフの一時的なFTP高負荷は、ファイルの初回転送時のものですので、全体としてしばらくは余裕のある運用ができそうです。

まとめ

他業務でmixhostを利用した際に、その使いやすさとサーバースペックの高さなどを知っていたので、選定~移転完了まで1週間ほどで決定、実行完了しました。

ストレージがSSDという点、マルチドメイン運用が無制限、無料SSL利用可能、再版可能、アダルトサイトなども運用OKと、現時点では殆ど隙のないwebホスティングサービスではないかと思います。

12ヶ月契約で980円/月(×12=11760円)。 24カ月、35カ月と長期契約するとさらにディスカウントになるので、費用面でもリーズナブルです。

管理画面として採用されているcPanelは一部の日本語翻訳に違和感があったり、未翻訳な箇所もあったりしますので、サーバー運用初心者の方に手放しでオススメはできませんが、web制作を生業としている方や、他のwebホスティングを利用してきたユーザーなら、すぐになれて使いこなせると思います。

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