ドキュメンタリー『手に魂を込め、歩いてみれば』2025年12月5日より国内公開 カンヌ国際映画祭2025 ACID部門正式出品作品 ドキュメンタリー『手に魂を込め、歩いてみれば』2025年12月5日より国内公開 カンヌ国際映画祭2025 ACID部門正式出品作品 @Press 公開:2025年9月5日(3日前) コメント 0件 エンターテインメントドキュメンタリー戦争映画セピデ・ファルシ(Sepideh Farsi) Post X Share Facebook B! はてブ LINE 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 映画会社ユナイテッドピープル株式会社は、カンヌ国際映画祭2025 ACID部門正式出品作で映画評論家評価第1位となった『手に魂を込め、歩いてみれば』を2025年12月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開します。 記事の索引1 ドキュメンタリー映画『手に魂を込め、歩いてみれば』2025年12月5日より国内公開1.1 作品概要1.2 セピデ・ファルシ監督プロフィール1.3 ファトマ・ハッスーナへの追憶 カンヌ国際映画祭2025 ACID 部⾨ プログラム委員会より ドキュメンタリー映画『手に魂を込め、歩いてみれば』2025年12月5日より国内公開 廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと、彼⼥を⾒守るイラン⼈監督──1年にわたるビデオ通話で紡がれた⽐類なきドキュメンタリー 『手に魂を込め、歩いてみれば』ポスターファトマ・ハッスーナが、廃墟と化した悲しみのガザの中で、わずかな光を求めて歩み続ける 本作は、ガザに暮らす人々の声を緊急に伝える必要があると考えたイラン人監督がガザに暮らす24歳のフォトジャーナリストと約1年間交わしたビデオ通話を映画化した稀有な作品。 カンヌ映画祭2025への本作の出品の知らせを受けた主人公のファトマ・ハッスーナが、その翌日イスラエル軍の空爆で殺害されてしまったことは、大きな話題となりました。 カンヌ映画祭2025の開会式でジュリエット・ビノシュ審査委員長は、ファトマの死を悼み、「ファトマは今夜、私たちと共にいるべきでした。芸術は残り続けます。」と述べました。また、カンヌ映画祭前夜、リチャード・ギア、マーク・ラファロ、ガイ・ピアース、レイフ・ファインズなど350人以上の業界関係者がファトマ殺害と業界の沈黙を非難し署名した手紙を公開しています。 作品概要 『手に魂を込め、歩いてみれば』ポスター裏面 イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024年、イラン出身の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の人々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており行くことは出来ない。そこで、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナとのビデオ通話を中心とした映画の制作を決意する。以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎日のように続けられた。そして、ファトマは監督にとってガザを知る目となり、監督はファトマが外の世界とつながる架け橋となり、絆を築いていく。 ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ファトマは空爆、饑餓や不安にさらされながらも力強く生きる市民の姿や、街の僅かな輝きを写真に収め、スマホ越しにガザの様子を伝え続けた。監督が「彼女は太陽のような存在」と形容するように、彼女はいつも明るかったが、度重なる爆撃で家族や友人が殺されていくにつれ、表情を暗くしていく。そして悲劇はファトマをも襲う。2人が交流を始めて約1年後の2025年4月15日、本作のカンヌ映画祭上映決定の知らせを、ファトマは喜んだが、その翌日、イスラエル軍の空爆でファトマを含む家族7人が殺されてしまったのだ。25歳になったばかりのファトマの死は、本人が「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」と書いたように、世界中に波紋を広げることになる。 セピデ・ファルシ監督プロフィール セピデ・ファルシ監督 イラン⼈の映画監督セピデ・ファルシは、13 歳で⾰命を経験し、16 歳で反体制派として投獄され、18 歳で故郷のイランを離れました。以来パリを拠点に、数学を学び、写真を撮影し、ドキュメンタリー、フィクション、アニメーションを含む15 本の映画を制作。その中には、『Tehran Without Permission』(ロカルノ映画祭)、『Red Rose』(トロント国際映画祭)、そしてイラン・イラク戦争を扱った⻑編アニメーション『The Siren』が含まれる。後者はベルリン国際映画祭パノラマ部⾨の開幕作品となり、数多くの賞を受賞。 現在はイラン・ウェスタン映画プロジェクトに取り組む⼀⽅、⾃⾝の⽣涯を題材にしたアニメーションプロジェクト『Memoirs of an Undutiful Girl』の開発を進めつつ、イランの⺠主化運動にも尽⼒。 手に魂を込め、歩いてみれば 作品情報 ドキュメンタリー 原題: Put Your Soul on Your Hand and Walk公開日: 2025年9月24日(水)話数: 全113話原作者: –監督: セピデ・ファルシ(Sepideh Farsi)プロデューサー: ジャヴァド・ジャヴァエリー脚本: –制作会社: Reves d‘Eau Productions, 24images Production作品概要: イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024 年、イラン出⾝の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の⼈々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており⾏くことは出来ない。そこ で、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ⼈フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナと のビデオ通話を中⼼とした映画の制作を決意する。 以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎⽇のように続けられた。そして、ファトマは監督にとってガザを知る⽬となり、監督はファトマが外の世界とつながる 架け橋となり、絆を築いていく。公式Webサイト: https://unitedpeople.jp/put/公式Webサイト(海外): https://www.24images.fr/fr/put-your-soul-on-your-hand-and-walk/公式SNS: XアカウントInstagramアカウント この作品の関連画像・動画・詳細情報をチェック ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ©Fatma Hassona ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions ©Fatma Hassona ©Fatma Hassona ©Fatma Hassona ファトマ・ハッスーナへの追憶 カンヌ国際映画祭2025 ACID 部⾨ プログラム委員会より 私たち映画製作者は、毎年開催するカンヌ映画祭のプログラム選定の過程でセピデ・ファルシ監督の映画『⼿に魂を込め、歩いてみれば』(原題:Put Your Soul on Your Hand and Walk)の主⼈公ファトマ・ハッスーナと出会いました。彼⼥の笑顔、証⾔、ガザを撮影した写真や動画は、爆撃や悲しみ、飢えの中で⾷料品を配る粘り強さと同じように、まるで奇跡のようでした。彼⼥の物語は私たちに届き、スクリーンに現れる度に、彼⼥が⽣きていることを知り、彼⼥の⾝を案じました。 2025 年4 ⽉16 ⽇、カンヌ国際映画祭ACID 部⾨で映画の選出を発表した翌⽇、イスラエルのミサイルが彼⼥の⾃宅を標的とし、ファトマと彼⼥の家族数名が死亡したとの報せに、私たちは衝撃を受けました。ガザで標的とされたジャーナリストとフォトジャーナリストのリストにまた1 つの名前が加わりました。現時点でも、爆撃、飢え、ジェノサイドによって命を落とす被害者のリストが増えており、イスラエル政府が責任を負うべき状況が続いています。 映画製作者として、映画の普及に取り組んでいる私たちにとって、ファトマが指摘したように⼀⼈ひとりの顔や体、居た場所など存在を⽰すものを意図的に抹消する⾏為の重さを無視することはできません。映像を制作し、上映することは、これらの映像と現実が存在することを主張することです。イスラエル国家がパレスチナの現実を繰り返し抹消しようとする中、私たちはセピデ・ファルシ監督の映画を上映し続けることで、ファトマと彼⼥の⽣きた現実が存在し、今も存在し続けていることを主張します。私たちは、奇跡的な⽣命⼒を持つこの若い⼥性の映画を観て選びました。彼⼥が私たちと共にいない今、私たちはカンヌを⽪切りに、あらゆる映画館にこの映画を届け、⽀援し、上映します。ファトマ・ハッスーナは抵抗、平和、⾃由を体現していました。私たちはこれらのことが破壊されることを拒みます。私たち全員、すなわち映画製作者と観客は、彼⼥の光に値する存在であるべきです。 − カンヌ国際映画祭2025 ACID 部⾨ プログラム委員会 プレスリリース提供元:@Press Sepideh Farsi talks about her film “Put Your Soul on Your Hand and Walk" following Fatma Hassona Sepideh Farsi talks about her film “Put Your Soul on Your Hand and Walk” following Fatma Hassona THE SIREN | Sepideh Farsi | 2023 | Offizieller Trailer セピデ・ファルシ監督作品 『THE SIREN』 公式トレイラー カンヌ映画祭の50年: 出品全3280作リスト集 ¥4,000 (2025/09/07 09:08:12時点 Amazon調べ-詳細) Amazonでのレビューを見る Amazonで検索 楽天市場で検索 Yahoo!ショッピングで検索 メルカリで検索