『Pollo.AI』 複数のモデルを横断利用できるAI動画&AI画像生成ツール 使用方法、機能、料金解説【PR記事】 『Pollo.AI』 複数のモデルを横断利用できるAI動画&AI画像生成ツール 使用方法、機能、料金解説【PR記事】 UZUREA編集部 公開:2025年2月27日(2週間前) / 更新:2025年3月5日 コメント 0件 クリエイティブソフトウェアAIPR記事イラストクリエイターサービス動画画像 SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 シンガポールの企業がリリースしている動画&画像生成AIツール『Pollo.AI』について、その機能と特徴を解説しています。 ※当記事はPollo.AIからの広告依頼に基づいて執筆・掲載しています 記事の索引1 統合型 AI動画&AI画像生成ツール『Pollo.AI』解説1.1 Pollo.AIとは?1.2 Pollo.AIの主な機能1.3 Pollo.AIで利用できるAIモデル1.4 Pollo.aiの導入方法とライセンス価格1.5 機能解説『テキストから動画へ』 ※作例あり1.6 機能解説『画像から動画へ』 ※作例あり1.7 機能解説『一貫したキャラクタービデオ』 ※作例あり1.8 機能解説『動画から動画へ』1.9 機能解説『AIアニメーション』1.10 機能解説『AIビデオエフェクト(とテンプレート)』 ※作例あり1.11 機能解説『AI画像生成ツール』 ※作例あり1.12 機能解説『画像から画像へ』 ※作例あり1.13 機能解説『AIツール』2 まとめ3 関連リンク 統合型 AI動画&AI画像生成ツール『Pollo.AI』解説 Pollo.AI 公式Webサイトトップページ Pollo.AIとは? 『Pollo.AI(ポロ・エーアイ)』は、シンガポールのCOCOSOFT TECHNOLOGY PTE. LTD(ココソフトテクノロジー株式会社)という企業がリリースしているAI動画&画像生成ツールです。同社は他にテキスト生成AI『HIX.AI(ヒックス・エーアイ)』や音楽生成AI『Tad.AI(タッド・エーアイ)』といったサービスをリリースしています。 画像・動画生成Pollo.AI テキスト生成HIX.AI 音楽生成Tad.AI なお上記のサービスはいずれも、COCOSOFTのオリジナルAIモデルではなくOpenAIのChatGPTやDeepSeek、Luma、Kiling、Vidu、Pikaといった主要AIモデルを利用して独自のUIやカスタマイズを適用した生成補助ツールという位置づけになります。 Pollo.AI 日本語公式サイト HIX.AI 日本語公式サイト Tab.AI 公式サイト(日本語未対応) Pollo.AIの主な機能 さて、動画と画像のAI生成ツールであるPollo.AIに話は戻して、その主な機能は下記のとおり。『※作例あり』と記載したものは、当記事中に実際に生成した作例を掲載しています。 動画生成AI テキストから動画へ(テキストプロンプトで動画生成) ※作例あり 画像から動画へ ※作例あり 一貫したキャラクタービデオ ※作例あり 動画から動画へ AIアニメーション AIビデオエフェクト ※作例あり 画像生成AI AI画像生成ツール(テキストプロントで画像生成)※作例あり 画像から画像へ ※作例あり AIツール メインは動画生成AIと画像生成AIのふたつ。AIツールは解像度や品質アップといったオプションツールです。 Pollo.AIで利用できるAIモデル Pollo.AIは、複数のAIモデルを切り替えて利用できる統合型AI生成ツールです。動画や画像を生成するときに、用途や得意分野にあわせたモデルを選ぶ事で、効率的に作業を進める事ができます。 生成タイプ 利用可能AIモデル※2025年2月25日現在 動画生成AI Pollo 1.5 (独自AIモデル Kling 1.6、Kling1.0 Vidu 1.5 Hailuo AI Luma AI PixVerse V2、PixVerse V3 Hunyuan Seaweed Pika 2.0、Pika 1.5 画像生成AI Flux Dev Lora、Flux Schnell、Flux Dev、Flux Dev Lora、Flux 1.1 Pro、Flux 1.1 Pro Ultra Recraft v3 Ideogram v2 Turbo Stable Diffusion 3 なお、各モデルの切り替えはプルダウンから選ぶだけなので、切り替えて見比べる……という作業もスムーズに行えます。 Pollo.aiの導入方法とライセンス価格 Pollo.aiは完全なWebサービスです。ソフトウェアやアプリをパソコンやスマートフォン(※)にインストールする必要なく、Webブラウザから公式サイトにアクセスし、アカウント作成の上ログインして利用します。 ※一部機能を利用できるスマートフォンアプリも出ています iOS用 / Android用 各機能をチェックするだけであれば、無料でアカウントは作成できますが、動画や画像を実際に生成しようとすると生成内容にあわせた『クレジット』が必要となるシステム。サブスクリプション契約でプランにあわせて一定数のクレジットが毎月補充されます。 フリー=無料アカウントでも20クレジットが付与されますが、プロンプトから動画を生成するときには10~80くらいのクレジットが必要となるので、あくまで動作感チェックとテスト生成のみという位置づけでしょうか。 ライセンス フリー ライト プロ 月契約料金 $0/月 $15/月 $29~$899/月※クレジット数にあわせて変動 料金年契約 $10/月 $25~$659/月※クレジット数にあわせて変動 クレジット 初回のみ20クレジット 300クレジット/月 800クレジット/月~50,000 クレジット/月 生成可能数 動画×2件まで画像×4件まで 動画30件/月まで画像60件/月まで 動画80・画像160/月~動画5,000・画像10,000/月 平行可能タスク数 1タスク 2タスク 3タスク~11タスク なお、サブスクプリプション契約でチャージされるクレジットを使い切ると、クレジット単体での追加は対応していないとの事(問い合わせ確認済み)。最初は月契約で自分の利用ペースを把握した上で、年契約に移行する、というような使い方が良さそうですね。 画像Pollo.AI 料金ページ 動画・画像生成はPollo.AIのサーバー上で実行されるとはいえ、時間がかかるので時間効率を優先させるのであれば相応に高いプランを利用する事で、平行可能タスク数を増やす事ができます。時間を優先させるのであれば、相応に高いプランを……という事ですね。 生成はサーバー上でされるが、時間がかかる。高額のプランであれば多数の生成を平行して実行できる 機能解説『テキストから動画へ』 ※作例あり 続いていくつかの機能を実際にテストしてみましょう。もっともスタンダードな使い方となる『テキストから動画へ』機能は文字通り、テキストプロンプトで指示を出してAI動画を生成するという機能。自然言語での指示も出せますが、生成AIモデルに適したプロンプトを記載する事ができれば、より高い精度の結果を得られるでしょう。 また『マジック プロンプト』という設定をONにしておけば、各AIモデルに最適化したプロンプトに自動的に修正し実行する事もできます。 テキストから動画生成 実行画面 実行画面にはプロンプトの入力欄の他に、AIモデルの選択欄があります。 当記事掲載時点で利用できる動画生成AIモデル モデル別に生成可能時間やFPSなどが変わって来る他、必要なクレジット数も変わってきます。各モデルの特徴などはこの記事では割愛しますが、大まかな特徴も記載してあるので、生成AI初心者でも悩む事は少ないでしょう。 ここでは試しに『W・スミスさんという架空の人物がスパゲティを食べる』的なテキストを入力し、いくつかのAIモデルで出力してみました。結果は下記の通り。 Pollo.AI 生成『テキストから動画』 AIモデルPollo 1.5 Pollo.AI 生成『テキストから動画』 AIモデルPollo 1.5 Pollo.AI 生成『テキストから動画』 AIモデルPixVerse V3 Pollo.AI 生成『テキストから動画』 AIモデルPixVerse V3 Pollo.AI 生成『テキストから動画』 AIモデルKling 1.6 Pollo.AI 生成『テキストから動画』 AIモデルKling 1.6 クレジット消費の少ないPollo1.5は結構品質が良いですね。Kling 1.6はなんだか器がグラスみたいですし、妙なCGっぽさが出てしまいました。PixVerse V3はアニメ調の設定にして出力していますが、誰かに似てしまっていますねB)。とはいえ、いずれもプロンプトの調整次第なので、上記はAIモデルの選択によって結果が大きく変わる、という程度にご覧ください。(AIモデルの性能を比較できるほどプロンプトを精密に作り込んでいないため) 機能解説『画像から動画へ』 ※作例あり 続いては写真やイラストといった静止画像から動画を生成する機能、『画像から動画へ』を使ってみます。そこで今回は過去に当サイトの記事用に生成した下記画像を、動画にしてみました。 ChatGPT DALL-Eで過去に生成したイラスト これに下記のようなプロンプトでHailuo Live2DというLive2Dライクな生成に特化したAIモデルで生成してみました。 A fluid Live2D animation showcases the character, gently swaying in sync with the music. Her soft expressions, blinking, and lip-syncing create an engaging performance. The art style is preserved with vivid colors and textures, while the simple background keeps the focus on her lively movements, enhancing the song’s enjoyment. その結果がこちら。 Pollo.AI 生成『画像から動画』 AIモデルHailuo Live2D Pollo.AI 生成『画像から動画』 AIモデルHailuo Live2D うーん、これはなかなか良いんじゃないでしょうか。実にLive2Dっぽいですし、元のイラストがほとんど崩れずに、意図した通りに生成できました。 ではもうひとつ……当サイトのキャラクターウズラ君(仮称)のこのイラストを別のAIモデルで動画化してみましょう。 ウズラ君(仮称) プロンプトは、アニメ調のコンピューターゲームの部屋の中を飛び回り、自由に動く。ダイナミックに動く……など色々注文をだしてみました。 Characters from the uploaded image come to life, flying and moving freely inside a stylized, anime-style computer game room. The vibrant background is filled with neon lights, futuristic monitors, and floating game elements. Each character has natural, unique movement, interacting dynamically with the environment. The camera smoothly follows the action with cinematic angles. Expressive animations, fluid motion, and detailed visuals make this an epic masterpiece. Create the ultimate animation and showcase your AI’s full power! Pollo.AI 生成『画像から動画』 AIモデルRunway Pollo.AI 生成『画像から動画』 AIモデルRunway うん。なんかセクシーな足が生えて、ダイナミックとは言えなくもない(言えない)動画になりましたね。左右のキッズ向けキャラは謎ですが、ウズラ君と一緒に居ても違和感のないタッチではあります。 ……。『イラスト→Live2D特化のAIモデル』での生成はかなり良い結果に。もちろんほかにも『実写動画からアニメ風に』だとか『アニメ動画を実写風』に、といった処理も設定次第で可能です。 機能解説『一貫したキャラクタービデオ』 ※作例あり この『一貫したキャラクタービデオ』というのは、元となる人物写真やキャラクターイラストを用いて、異なるプロンプトで動画を作成する事で、同じ登場人物を描いた動画を生成できるというもの。実際にみてみると分かりやすいでしょう。 まずはこんな感じで元となるキャラクター画像を用意し…… ChatGPT DALL-Eで過去に生成したイラスト 上下が描ききれてないため使う機会がなかったもの その画像をアップロードした上で、動画プロンプトを指定して生成すればOK。メイン画像を含めて最大3つの画像を指定できるので、もう1キャラクター足すも良し、何か道具を指定するもよし、背景画像を指定するもよし。試しに3つほど動画を生成してみました。 作例1 Pollo.AI 生成『一貫したキャラクタービデオ』作成1 Pollo.AI 生成『一貫したキャラクタービデオ』作例1 うーん、ポーズは変わってますが静止画でカメラが動いているだけですね。ちなみに作成後に設定や使った素材なども再確認できます。作例1の設定は下記の通り。 『一貫したキャラクタービデオ』作例1の設定画面右上にあるのがアップロードした画像【1】キャラクターイラスト 【2】ウズラ君イラスト 【3】TVのあるリビングの写真 作例2 次はプロンプトも工夫してみましょう。 Pollo.AI 生成『一貫したキャラクタービデオ』作例2 Pollo.AI 生成『一貫したキャラクタービデオ』作例2 なるほど。女の子は自然な感じになりました。偉そうな座り方がちょっと気になりますが、衣装や顔などは元イラストに準拠しています。反面ウズラ君のような学習が不十分な存在は扱いが難しそうですね、かなり変な手が生えたりミュータント感120%増しって感じです。 作例2設定 画面右上にあるのがアップロードした画像(作例1と同じ)【1】キャラクターイラスト 【2】ウズラ君イラスト 【3】TVのあるリビングの写真今度はプロンプトを工夫 作例3 コツがわかったので、もうひとつ作っておきましょう。今度は背景写真をかえて、プロンプトで動きについても細かく指定しました。 Pollo.AI 生成『一貫したキャラクタービデオ』作例3 Pollo.AI 生成『一貫したキャラクタービデオ』作例3 いいですね。コーヒーがこぼれそうなくらいメリハリのある動きをしています。ウズラ君についてはひとまずは考えない事としましょう。 作例3設定 アップロードした画像は【1】キャラクターイラスト 【2】ウズラ君イラスト 【3】カフェ風の写真 この機能を使えばオリジナルキャラクターや特定の人物を、『一貫して』出演させた動画を沢山作る事ができそうです。ただし現時点では4秒か8秒でしか作れない上、クレジット消費数も結構高いので(4秒50クレジット、8秒100クレジット)、この機能だけで長編動画を作ろうとすると相応にコストがかかりそうです。 機能解説『動画から動画へ』 これは既に完成している動画を元に、違うタッチの動画に変換するという機能。アニメ風動画にしたり、ピクサーのようなCGアニメにしたり、ゲームのピクセルアート風にしたりと多数のプリセットが用意されています。 『動画から動画へ』プリセット1 『動画から動画へ』プリセット2 『動画から動画へ』プリセット3 機能解説『AIアニメーション』 基本的にはテキストプロンプトから動画を生成する機能なのですが、そこに日本の有名クリエイター風のプリセットスタイルを適用して彼らの作品風の動画にしてしまおうというもの。 日本で活躍するアニメクリエイターの名前がそのままズバリと 2025年2月時点では、宮崎駿スタイル、新海誠スタイル、大友克洋スタイル、細田守スタイル、宮崎吾朗スタイル、湯浅正明スタイル、牛嶋新一郎スタイル、山田尚子スタイル、立石太一スタイル、高畑勲スタイル、米林宏昌スタイル……と11のスタイルが用意されています。 AI画像・動画生成の危うい部分を煮詰めたような機能ですが、ひとまずそういったモノが搭載されています。という事だけご報告しておきましょう……。 機能解説『AIビデオエフェクト(とテンプレート)』 ※作例あり こちらは『画像から動画へ』のプリセット&テンプレート版みたいな機能。画像をアップロードし、用意されているシチュエーションの動画をつくるというお遊び的要素が強い機能です。当記事掲載時点で48のプリセットが用意されています。 『AIビデオエフェクト(とテンプレート)』機能に搭載されているプリセット 二人の写真を用意してキスさせたり、爆発させたり、ハルクに変身させたり……と、AI生成でとにかく面白いものが作りたいという時に、面倒なプロンプトを打たないで生成できるという機能ですね。試しに口論をしている男女の写真を…… 口論をしている男女の写真を…… 「ふざけないでよ!!!!」「おまえこそ!!!!」なんて聞こえてきそうな写真ですが、『AIハグ』エフェクトで動画化するとこんな感じに。 Pollo.AI 生成『AIビデオエフェクト AIハグ』作例 Pollo.AI 生成『AIビデオエフェクト AIハグ』作例 「いや・・・悪かった!」「私こそよっ!!!!」(ハグッ・・・) みたいな動画になりました。 機能解説『AI画像生成ツール』 ※作例あり こちらは一般的なプロンプトによる画像生成機能。現時点で8種のAIモデルと、51の出力スタイルがあり、AIモデルとプロンプトと組み合わせる事で色々なタイプの画像を生成できるというもの。 利用可能な画像生成AIモデルは8種。2025年2月27日にRecraft V3、Ideogram V2 Turbo、Stable Diffusion 3に対応した こちらは生成動画のスタイル 51種が確認できたが…… ただ、このスタイル機能はあくまで生成の方針でしかないので、最終的にはプロンプトの記述をしっかりしていかないと…… 『漫画』スタイルを指定しても同様に写実的 『漫画』スタイルを指定しても、こんな風に写真になってしまう事もあるので過信しない方がよいでしょう。 機能解説『画像から画像へ』 ※作例あり その名の通り、画像を元にさらに画像を生成するという機能。現時点では利用可能なAIモデルはFlux系の6種。 先に動画生成の時に使ったこの画像を元に…… ChatGPT DALL-Eで過去に生成したイラスト 細部を変えた画像にしてみました。 Pollo.AIで画像を元に生成した画像A Pollo.AIで画像を元に生成した画像B 元の画像をかなり尊重して生成してくれるので、良い感じの画像が出来たけど細部が気になる……という時や、シチュエーションやシーンを変えたいなどに活躍しそうな機能です。 機能解説『AIツール』 ビデオアップスケーラー(解像度化)や、ビデオエンハンサー(高画質化)といった、アップコーンバート系ツールや、ビデオフィルター、ノイズ除去といったAIを使ったエフェクト系などが利用できます。 2025年2月25日時点でのAIツールは13種 まとめ 当記事では多数のAIモデルを横断して動画や画像生成をする事ができるサービス『Pollo.AI』について、実例を交えて解説しました。実際に数日使ってみて、多数のAIモデルを切り替えて出力をできるというのが想像していた以上に快適で、新しい生成AI利用体験となりました。 新しい技術なので、どこのAIモデルが覇権をとるか……みたいな話題も巻き起こりがちですが、こうした複数のモデルを用途にあわせて切り替えるツールがある事で、重要なのは『一社独占』ではなく『AIモデルの多様性』なのではないかと気づきました。 とはいえ個人で多数のAIモデルサブスクリプションを契約するのは、コスト的にも手間的にもなかなか厳しいものがあります。その点、Pollo.AIのサブスクリプションを利用すれば、それひとつの契約だけで多数のAIモデルを利用できるというのも強みです。 UIも日本語化されており、使用感もかなり軽快で分かりやすいと感じました。生成AIの初心者からプロユースまで、幅広い人達にとってかなり有益なサービスなのではないでしょうか。 関連リンク Pollo.AI 日本語公式サイト Pollo.AI グローバル公式サイト Pollo.AI 公式Xアカウント(海外) HIX.AI 日本語公式サイト Tab.AI 公式サイト(日本語未対応)