動画も写真も撮影可能なUSBメモリー型 超小型カメラ『U-Disk DV』レビュー【製品提供記事】

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色々な機械が小型化・高性能化される昨今、隠しカメラや盗聴器といった機器はスパイ映画探偵小説の中だけでは無く身近な場所で簡単に購入できるような時代になってきました。

もちろん、これらの機器を盗撮・盗聴といった不法に利用する事は法令に反します。反面、不測の自体や、防犯、自衛の為など『イザ』という時の為にその存在を認識しておく事は重要かもしれません。

今回は、そんな防犯グッズを中心にお取扱をする、『bouhandoor.com』様より、USBメモリー型の超小型デジタルカメラ『U-Disk DV』のご提供をいただきましたので、そのレビューをしてみたいと思います。

超小型デジタルカメラ『U-Disk DV』 到着~開封

今回提供いただいた『U-Disk DV』はUSBメモリーの形をした超小型カメラです。写真や動画を撮影する事ができるガジェットという事で防犯などの目的で販売されているようです。

ご連絡いただいてから数日。こんな感じで中国より直送されてきましたので、早速開封してみます。

梱包状態は結構厳重です
製品のパッケージ 側面にはMiNi DV、その反対面にU-Diskと記載されています
マニュアル(中文/英語)、本体、ストラップ

写真のとおり、梱包は厳重です。パッケージの内容物は

  • 英語・中国語のマニュアル
  • 本体
  • ストラップ

となっています。

本製品の見た目は、一見まったく違和感のない普通のUSBメモリーです。キャップ付きで、カメラ操作用の丸いボタンが1つ。側面にはいくつかの穴やストラップ取り付け箇所があります。外装はなめらかな触り心地の樹脂製です。

折角なので専用機材にて高解像度で撮影
側面
重量は10.9g 軽いです

早速使用……の前にまずは充電

では早速使ってみよう……とマニュアルを見てみると英語と中国語のみでちょっとわかりにくいですが、今回製品をご提供いただいた『bouhandoor.com』さんの商品ページ解説を見てみると…

操作マニュアル

1.スタート:ON/OFFボタンを2秒長押し、指示灯が点滅してから点灯する。本製品がスタンバイ状態になります。
*メモリカードなし:指示灯が3回点滅した後、製品がシャットダウンになります。
*メモリカード不足:指示ライトが6回点滅した後、本製品がシャットダウンになります。

2.静止画撮影:スタンバイ状態のままで、ON/OFFボタンを2回押してから指示灯が赤から青に変わって1枚の写真が成功に撮られた。同時に、TFカードに保存されました。

3.動画撮影:スタンバイ状態のままで、ON/OFFボタンを1秒押してから、録画開始になります。録画中に、ランプが点滅しているのは録画が順調に進んでいることを示します。それから、またボタンを1回押して青ランプが点灯するのは録画が保存されたことを示します。

4.シャットダウン:スタンバイ状態で、ボタンを2秒押してランプが2回点滅し消灯した後、シャットダウンになります。節電のために、待機状態のままで何の操作もしなくて1分後に自動的にシャットダウンになります。

5.Uディスクモード:シャットダウンの状態で、USBケーブルを利用してPCと接続したら、Uディスクモードに入ります。保存された録画を見えます。

6.時間設置:録画後、TFカードのルートディレクトリにtime.txtというフィルムが作られ、内容は2012-05-01 23:59:59である。そのように日付と時間を修正しフィルムを保存する。改めてスタートした後、録画時間は設置した時間になる。

7.低電力:自動的に電池の電量を検査する。電力不足の場合に、製品が直接シャットダウンする。録画の途中は画像を保存してからシャットダウンする。

8.充電:5V充電器を配備する。USBケーブルでつながると充電ができる。ブルーライトが点滅すると「充電中」を示している。充電が終わるとブルーライトが点灯する。

9.充電中、電源供給しながら、録画/撮影することができます。

10.PCカメラモード:PCと接続する場合には、ボタンを1秒押して、本製はUディスクモードからPCカメラモードに転換します。この状態でビデオチャットや音声チャットをすることができます。

https://www.bouhandoor.com/-usb-udv-36.html より引用

とあります。

機械翻訳っぽさがありますが熟読してみると、起動にあたってはまず……

  • 充電されている必要がある
  • メモリーカードを挿入する必要がある
  • 上記を改善してからボタン2秒押しでスタンバイモードにする

という手順が必要のようです。
なるほど、カメラ機能を有している為バッテリー充電が必要なんですね。

充電方法は簡単

という事で充電です。充電方法は簡単でUSBメモリをPCのUSBコネクタに挿すだけでOK。

充電開始すると本体のLEDランプが青く光ります

だいたい1時間程でフル充電されるようですので充電しながら、再度商品解説の画像も見ておきます。

https://www.bouhandoor.com/-usb-udv-36.html より引用

側面にTF Cardスロット。その横にある3つの穴がマイク、底面がカメラです。

LEDランプはUSBコネクタの根元に目立たないように設置されています。利便性より隠密性を重視した設計といった所でしょうか。

充電完了。 MicroSDカード取り付け

当製品は録画型のデジタルカメラですので、撮影した写真や動画を保存する必要があります。本体はUSBメモリーの形状をしていますが、本体自体には記憶領域は無い様で、マイクロSDカードを取り付ける必要があるようです。

※マイクロSDカードは製品には同梱せず別売りなのでご注意

マニュアルなどにはTFカードと記載ありますが、マイクロSDの古い呼び名なので現在市販されているマイクロSDでOKです。

32GBのTeam製マイクロSDを取り付けてみました。

※ちなみに、このUSBカメラのデータを保存するにはマイクロSDカードがFAT32でフォーマットされている必要があるようです。当初exFATでフォーマットしたカードだったのですが認識せず、FAT32でフォーマットし直したところ無事動作しました。

『U-Disk DV』はSDXC対応の様ですが、フォーマットがFAT32(最大容量32GBの制限あり)までしか対応していないので、事実上32GBがこの製品での利用可能な最大容量となりそうです。

充電OK、メモリーカードもOK、いよいよ撮影!

本体のボタンを2秒長押しすると、LEDランプが青く点灯します。

コネクタの根元に極小の青いLEDランプ

これがすぐ点滅して消えてしまう様だと、電力不足かメモリーカードが認識していないみたいです。

前述した操作方法を見るとこの時LEDが点灯したままになると『スタンバイモード』となります。そして撮影はスタンバイモードになっている時に……

  • ボタンを素早く2度押しすると写真
  • 1秒(体感的には0.5秒くらいでした)長押しすると動画撮影開始。
  • 動画撮影中に再度ボタンを押すと撮影終了で保存完了

となります。

そんな訳で今回は編集部の観葉植物を撮影してみました。

1600×1200px日中屋内照明点灯環境で撮影(外はやや曇り)
同環境 写真にはタイムスタンプが入ります
曇りの日中、屋内の暗い場所(照明消灯)にて撮影

上記掲載写真は1600×1200pxのJPEG画像で保存されます。レタッチや加工はしていません。曇りの日の屋内撮影ですが、明るい所ではややカラーノイズなども目立ちますが、解像度は大きいですね。暗い所だとやや不鮮明かもしれません。

タイムスタンプの加工などもMicroSDカード無いに保存された『time.txt』を編集する事で変更可能な様です。

撮影後メディア内のファイル

つづいて動画はこちら……

https://www.YouTube.com/watch?v=E3RxgypefVA

写真撮影とほぼ同じ距離からの動画撮影。後半は早い動きを確認するためにカメラを振っています。 編集部内ではFMラジオが流れていますが音声はノイズが大きくあまり聞き取れていません。

当サイト埋込用に一旦YouTubeにアップロードしていますが、動画は次ような状態で保存されています。

1280×960 24Bit Motion JPEG(MJPG) 30.00fps 1004f 12389.26kb/s
PCM 22.05kHz 16Bit 1ch 352.80kb/s
[RIFF(AVI1.0)] 00:00:33.466 (33.466sec) / 53,346,304Bytes

真空波動研Lite 170226 / DLL 170226 Unicode

なお、写真撮影時も動画撮影時もシャッター音など一切鳴りませんので、使い方には十分配慮が必要かと思います。

まとめ 製品スペック 購入ページなど

今回は製品をご提供いただきまして、防犯用超小型USBデジタルビデオカメラ『U-Disk DV』のレビューを行いました。

非常にコンパクトで簡単な操作で利用可能。最大40分の稼働ができて隠密性も高い製品です。また、今回は試していませんがPCのUSBコネクタに接続した状態でボタンを1秒(感覚的に0.5秒位)、PCカメラモードとして動作可能な様です。

当製品に限らず、現在は小型カメラなどのガジェットは多数販売されていますが、その使用に当たっては防犯や自衛の為の手段として法令や倫理面など十分に配慮し慎重に扱うべき製品でしょう。

スマートフォンのカメラや、包丁、ハサミなどと同様、使用者がルールを守って正しく利用するという前提があっての便利な道具だという事を忘れないようにしましょう。

最後に製品の公称スペックと、同製品を購入できる製品提供元へのリンクをご紹介いたします。

『U-Disk DV』製品仕様

動画解像度1280*960
静止画解像度1600*1200
動画形式AVI
静止画形式JPG
フレーム数30fps
バッテリー稼働時間40分
充電電圧DV-5V
USBポートUSB 2.0
対応メモリー32Gまで対応(本製品にTFカードは付属しておりません。)

製品提供 購入可能webサイト

当記事で紹介した製品は下記のサイトで購入可能です。

マイクロカメラの他、盗聴機、盗聴や盗撮を防ぐジャマーまども販売されているようです。悪用をしない事は大前提ですが、必要に駆られた場合や興味のある方はアクセスしてみてください。

¥3,273 https://www.bouhandoor.com/ 販売ページ

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