数ステップで無料ロゴ出来る『LOGASTER(ロガスター)』 webサービスの使い方【PR記事】 評価:3.5 中島 功二 公開:2018年4月18日(7年前) / 更新:2022年10月28日 コメント 0件 クリエイティブPR記事webサービスデザインロゴ SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 昨今、プログラム技術の進化により、さまざまな作業をインターネット上で、『簡単』に作れてしまうサービスが増えてきました。特にデザインやクリエイティブに関連するものでも『名刺』や『業務用書類』、さらには『Webサイト』などが作る事ができるサービスが多数存在します。 そんな中、今回はさまざまなジャンルのロゴを、オンラインで簡単に作る事ができるサービス『LOGASTER(ロガスター)』についてご紹介していきたいと思います。 記事の索引1 LOGASTER のサービス概要2 ロゴ制作の手順を紹介2.1 LOGASTERにアクセス2.2 ステップ1 ビジネスタイプの選択2.3 ステップ2 ロゴデザインの選択2.4 ステップ3 ロゴデザインの編集2.5 ステップ4 ロゴの保存2.6 ロゴデータの保存3 高解像度 有料版の購入について3.1 レターヘッド、名刺、封筒デザインまで含まれたキットも4 全体を通しての使い易さや将来性5 サービスに関しての疑問点など5.1 無料の小さいサイズのロゴをトレースして使っていいか5.2 商標登録はできるか5.3 デザイナーにロゴ制作を依頼するのとどっちが得か LOGASTER のサービス概要 LOGASTER公式サイト LOGASTER(ロガスター)は2013年にウクライナ発祥でサービスを開始。2014年には日本語にも対応しています。 私たち利用者は、ビジネスでもつかえるような高品質のロゴを、サービス名や業務のジャンルなどいくつかの必要な項目設定をするだけで、ストレス無く簡単に制作する事ができます。 制作したロゴの高解像度版をダウンロードするのには$9.99(1,000円超ほど)の費用が必用ですが、小さいサイズのロゴであれば完全に無料で使うことができます。海外での評価も高く、作成実績も2018年4月現在で780万以上と、LOGASTERがいかに人気で多くのユーザーに利用されてきたかがわかります。 ロゴ制作の手順を紹介 それでは早速、スクリーンショットを交えながら実際にロゴの制作を進めてみたいと思います。 LOGASTERにアクセス まずはともかく、https://www.777logos.com/ にアクセスします。 LOGASTER Webサイト そうするとロゴ作成ウィザードという画面に移動します。 ステップ1 ビジネスタイプの選択 ステップ1はビジネスタイプの選択を行います。 ステップ1 ビジネスタイプの選択 ここで会社名(もし会社を持っていなかったとしても、自分が参加しているグループや活動の名前、もしくは自分自身の名前でも良いでしょう)を入力。※ちなみにこの欄は日本語を入力できないので、アルファベットで入力しましょう。 さらにその下の欄で、ビジネスタイプを選択します。 『すべてのタイプ』という選択も可能ですが、より具体的にどんなビジネスや活動のためにロゴが必要になるのか?といった点を踏まえて選択する事で、この後のステップでよりイメージに近いデザインを作るのが容易になるでしょう。 選択が完了したら『次へ』を操作し、ステップ2へ進みます。 ステップ2 ロゴデザインの選択 ステップ2 ロゴデザインの選択 『ロゴデザインの選択』へと推移すると、早速10点のロゴデザインが表示されますが、もし「この中に気にいる物が無いな」と感じたら10点のロゴの左下にあるページ送りの数字を選択していく事でさらに多数のロゴ提案を確認する事ができます。 物凄い量のロゴが提示されて悩みますが、この後のステップでアイコンの形状や配置、文字やカラーなど自由に編集ができるので、この時点では『想像している雰囲気と似ているかも?』程度の軽い気持ちで選ぶのが良いかもしれません。 ちなみにこの時、10点提示されたロゴの右上にある『アイコンを検索する』欄にタグを入力する事でアイコン部分のデザインを絞り込む事も可能です。 『アイコンを検索する』欄でアイコンを絞り込む事も可能 単語をアルファベットで入力すると候補が表示されるので、何れかを選択するという形で利用すると良いでしょう。 ※2018年4月現時点ではアルファベットの単語にしか対応していません。 ステップ3 ロゴデザインの編集 ステップ3 ……の前にステップ4へ? STEP2でロゴデザインを選択した後、STEP4 『ロゴの保存』へと画面は進みます。前ステップで気に入ったものが出来た場合は、このままスムーズに『保存』を選択しても良いでしょう。 ……が、今回一旦画面左下の『ロゴの編集』を選択する事で、さらにSTEP3 『ロゴの編集』へと進み(戻り?)ましょう。 STEP3 ロゴデザインの編集 画面右の「レイアウト」ではロゴのレイアウトをテンプレートから簡単に変更することができます。 『スローガン』へチェック入れるとサブタイトルを追加することができます。この欄も現在日本語には対応していないので当サイト(uzurea.net)のキャッチフレーズを機械翻訳した『Subculture lifestyle media』と入力してみました。 画面中心~左側のロゴが表示されている領域ではアイコンとテキストをドラッグ&ドロップで自由自在に移動させたり、サイズを変更させることができます。文字のフォントや色も変更できますよ。 アイコンを『egg』で検索。この段階でさらに悩んでみたりするのも楽しいですね 色々試して、納得のものが出来たら『次へ』を選択して最終ステップへと進みましょう。 ステップ4 ロゴの保存 再度登場のステップ4画面です。 ステップ4 ロゴの保存 このステップでは左側にロゴの最終稿。右側に名刺や封筒、レターヘッド、webサイト用のfaviconなど、さまざまな利用シーンにあわせたサンプルが表示されますので、利用例をイメージしやすくなっています。 このステップでのロゴの下には、黒い背景やモノクロでの利用例なども提示されますが、この欄はあくまで表示例なので、最終ロゴの色校正が変わる訳ではありませんのでご安心ください。(編集したい場合は、改めて『ロゴデザインの編集』ボタンを操作して、ステップ3へ戻りましょう) 内容が気に入ったらその『保存』を選択してデータの取得へと進みましょう。 ロゴデータの保存 ここでLOGASTERにアカウントを所持していない場合、作成が必用となります。 GoogleやFacebook、Yahoo JAPAN!のアカウントなどでソーシャルログインする事も可能ですので、お好みの方法で登録すると良いでしょう。 登録とロゴデータの保存 サインアップ(登録)後は、ダウンロード画面へと推移します。 ファイルダウンロード 無料で利用が可能なファイルは『ロゴファイルをダウンロード』ボタンからすぐにダウンロードが可能です。 記載の通り 透かし無しのロゴ高解像度のファイル背景透過のファイル といったものが同梱された、zipアーカイブファイルと ロゴの変更権限商標の登録権 といった権限(データではなく無形の権利)を得る事ができます。 高解像度 有料版の購入について ここまでの手順は完全に無料ですが、『logaster.com』のクレジット入りなので利用する場合には画像編集ソフトで除去する必要があるかもしれません。(編集はOKなのですがひと手間、必要。という事ですね) 無料でダウンロード可能なファイル一式 また、横幅200px前後のPNGファイルと非常に小さいので、印刷物などに使う場合は決済を行い、高解像度のファイルを入手する必要があるでしょう。 その場合は『ロゴファイルをダウンロード』ボタンを再度選択し、任意のプランを選択します。 特に印刷物などの場合はベクターデータである、svgが含まれる『$24.99プリントおよびスクリーン用』を購入しておいた方が良いでしょう。日本円で2,700~2,800円前後(2018年4月現在)でロゴデータが購入できるというのは、本気でビジネスやサービスを展開する心意気がある方にとっては十分にリーズナブルではないでしょうか。 レターヘッド、名刺、封筒デザインまで含まれたキットも 最終画面の中ほどには、ランダムで生成された、 名刺のデザイン封筒のデザインレターヘッドのデザインファビコン が含まれたブランドアイデンティティのデザインが表示されています。 ビジネスツール ブランドセットも。……費用テキストが白くて読めなくなっているので、スクリーンショットでは反転して表示させています。 CI(コーポレート・アイデンティティ)VI(ビジュアル・アイデンティティ)の策定と統一、といった考え方は、未だ国内の中小企業には浸透しきっていないのを感じる昨今ですが、実際にはとても重要な物ですので、これを期に検討してみては如何でしょうか。 費用は『$24.99プリントおよびスクリーン用 』に$5だけ加算した$29.99。名刺などもスピーディに作成したい場合にはこちらの利用も検討してみましょう。 ただし、問い合わせて見たところ、名刺や封筒などは日本国内で利用される主要サイズと一部異なりますますのでその点はご注意ください。 LOGASTERの封筒 サイズ 220×110mm(トリムマーク含めたサイズは 224×114mm)A4が三つ折りで入るサイズで、日本国内の洋形長6号/長形6号 相当のサイズです。LOGASTERの名刺/ビジネスカード サイズ 90×50mm(トリムマーク含めたサイズは 94×54mm)国内の一般的な名刺サイズは 55×91mmです。また、欧米で一般的とされているサイズは51×89mmなので、やや特殊なサイズかもしれません。LOGASTERのレターヘッド サイズ A4 210×297mmこれはA4という事で国内のサイズも同様210×297mmです。 なお、これらブランドセットのデザインは、同ページをリロードする度に変わりますので、気に入らない場合はページをリロードしてみましょう。 ブランドセットのデザインはリロードで変わります また、一度作成したブランドセットの各ツールは『マイページ』からさらに編集も可能です。 全体を通しての使い易さや将来性 率直に言って、非常にシンプルで直感的に素早くロゴが制作できる優れたロゴ制作サービスだと感じました。 ただ、文中でも記載したように、ロゴのテキストに日本語を使おうとした場合表示できませんでしたので、日本のユーザーとしてはその点が惜しい所だと感じます。他国の2バイト文字もまだ未対応かもしれません。 とはいえ、最速で1分もかからないうちに高品質なロゴが出来てしまう手軽さは素晴らしいと言わざるを得ません。スピード感が問われるスタートアップサービスなどでは、この手軽さは大いに有用でしょう。 例えばですが、配色や位置関係といったロゴアイデアをブラッシュアップして、デザイナーに伝えるのに利用する……といった用途にも利用できるのではないでしょうか。 サービスに関しての疑問点など 最後に、個人的に感じた疑問点などについて調べてみましたので記載しておきます。 無料の小さいサイズのロゴをトレースして使っていいか 無料の小サイズロゴだけをダウンロードし、自分でデータをトレース加工して大きいサイズとして利用する事は可能か。これはIllustratorやPhotoshopでトレース処理ができる人に限られますが、OKであればさらにサービスの利用頻度は上がりそうです。 この辺りはサポートページ の記述…… 『支払い後に無料でデザインの編集ができますか?』もちろんです!追加料金なしでデザインの編集ならびにファイルをダウンロードできます。 辺りを見るとOKなような気がしますが、念のため現在サポートに問い合わせをしてみています。 商標登録はできるか こちらは明快です。サポートページ の記述…… 『商標登録はできますか?』はい、できます。作成したロゴの派生著作権を取得できます。しかし他者が類似のアイコンを所有していないという保証は致しかねます。 とありますので、問題無さそうです。ただ、記載の通りサービスの性質上似たロゴが既に使われている可能性がありますね。 デザイナーにロゴ制作を依頼するのとどっちが得か この辺りは根本的な話になるのですが、こんなにリーズナブルで簡単にロゴが作れるのに、世の中にはLOGOをデザインするデザイナーの方たちが沢山います。そういった人達に直接ロゴ制作を頼む場合は、LOAGSTERと同様の費用感(2,700~2,800円前後)でお願いするのは難しいでしょう。 ※用途、ジャンル、バリエーションの有無といった要望と、デザイナーそれぞれの経験などによって価格は大きくことなりますが……クラウドソーシング系のサービスでコンペを実施するとしても安くて30,000円~50,000円位から設定しないと、提案は少ないと思います。 では、LOGASTERはデザイナーに依頼するより優れたサービスなのでしょうか? 逆に、デザイナーの人たちは何故こういったサービスより高い費用でLOGOを制作するのだろうか……そんな疑問が浮かんできました。 所がこの点についても、LOGASTERでは下記のように解説されています。 オリジナルのロゴにはどのくらい費用がかかるか?デザインスタジオ、デザイナーそしてフリーランスのデザイナーはオリジナルのフォントで完全にオリジナルのデザインを提供することができます(他の方法でのロゴ作成についてはこの文書にあります)。これには多くの時間ともちろん費用が必要です。非常に高価であり、しかも盗作を防ぐことはできません。もし手軽にロゴを作成することを選択するなら、もっと安価で済みます(費用ならびに時間もです)。しかしロゴのオリジナル性は低下することになります。法律によると、オリジナルのロゴは、企業名のシンボルと、色そしてそれらの空間的関係のコンビネーションで構成されています。従って、すでにこれまで述べたように、既に作成されている要素からロゴを作成することは、オリジナルのロゴを作成することなのです。あなたのビジネスが成長すれば、簡単に再ブランド化のロゴと登録商標をいつでも行うことができます。いずれにせよ、それはあなたの決断です。LOGASTER ロゴの著作権について より 原文の直訳でやや難解な箇所もありますが、オリジナルのロゴを作るにあたって、デザイナーやデザインスタジオはフォントや色、配置、シンボル……その他さまざまな要素を鑑みてデザインを行うので、相応の経験と労力が必用になるという事について述べています。 そしてLOGOSTARではその経験と労力の部分を多大なストックデータの組み合わせで代替し、オリジナル性をもったロゴの制作にかかるコスト(時間、労力)を利用者自身で担保する事でリーズナブルに提供できる、という事なのではないでしょうか。 あなたのビジネスが成長すれば、簡単に再ブランド化のロゴと登録商標をいつでも行うことができます。いずれにせよ、それはあなたの決断です。 とあるように、まずはLOGASTERを利用し、低コストにロゴを作成。ビジネスが成長した時には改めて実力のあるデザイナーやデザインスタジオによりハイクオリティな制作を依頼する、というのが賢い使い方にも思えました。 LOGASTER (ロガスター)webサイト: https://www.777logos.com/ ロゴデザインのロジック 同業者に語りたくなるグラフィックとブランドイメージの関係性とひみつ ¥400 (2024/12/03 10:20:12時点 Amazon調べ-詳細) Amazonでのレビューを見る Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す デザインノート No.77: 最新デザインの表現と思考のプロセスを追う (SEIBUNDO Mook) ¥1,760 (2024/12/04 02:09:58時点 Amazon調べ-詳細) Amazonでのレビューを見る Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す